ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

安芸高田市で神楽と温泉をシリーズその1『神楽門前湯治村(かぐらもんぜんとうじむら)』に予約して行く

2017年02月04日 00時26分04秒 | 広島・安芸高田市の宿と食

安芸高田市に自転車で行ったことがある。

 

その時、産直市場で何気なくパンフレットを取っていた。

自転車移動の休憩時間に、暇つぶしに読むもの、といった意味合いだった。

 

その行動が1か月半後のムシマルを動かす。

 

金曜日と土曜日休みのムシマル、金曜日のAM11時に電話をかけてみる。

パンフレットのところだ。


http://www.toujimura.com/kaguramonzentoujimura.html

 

prrrrr。

「お電話ありがとうございます。『神楽門前湯治村』です」と応答。

 

そうなのだ。

安芸高田市にある神楽門前湯治村というところに興味を持ったのだ。

 

「えーっと、〇〇と言います。湯治宿泊スタイルで今日一泊したいです。

 予約は2名からお願いしますってありますが、一人でも大丈夫ですか?」

 

湯治宿泊スタイルとは、ここの施設の宿泊設定のなかの一番お安い泊まり方。

旅館泊の半分くらいでいける。

 

不安材料。HPに2人からってあるのでぼっちお断りされるのではないかと危惧していた。

「部屋に余裕があるので、大丈夫です」

 


神楽門前湯治村
〒731-0612
広島県安芸高田市美土里町本郷4627
TEL/0826-54-0888(代)
FAX/0826-54-0288



お1人様 1泊料金 (サ込・税別)
特定日①/神楽大会、他 指定日 ≫神楽大会スケジュール  ※特定日②/年末・年始、盆、ゴールデンウィーク ※特定日①②のご利用はできません。

※湯治宿泊スタイルのご利用につきましては、お部屋の指定はご容赦ください。(山や ・ 里や ・ やまや別館 ・ 洋室ツインルーム のいずれか)
※夕食はついておりませんので、自炊または村内の店舗をご利用ください。

宿泊スタイル 1室ご利用人数 平日・休日 土曜・休前日
1泊素泊 おとな
(中学生以上)
2名 5,000円 6,000円
3名以上 3,500円 4,500円
こども 4才~小学生 おとな料金の80% おとな料金の80%
1泊朝食付 おとな
(中学生以上)
2名 6,000円 7,000円
3名以上 4,500円 5,500円
こども 4才~小学生 おとな料金の80% おとな料金の80%

※大人2名様以上でお申し込みくださいませ。
※湯治宿泊スタイルのご利用につきましては、お部屋の指定はご容赦ください。
※夕食は付いておりませんので、自炊または村内の店舗をご利用ください。

■客室装備/冷暖房、TV、電話、冷蔵庫、電気ポット、トイレ、金庫、洗面、ドライヤー、お茶セット
■アメニティ/ゆかた、はんてん、タオル、バスタオル、歯ブラシ、シャワーキャップ、ヒゲそり、くし

 

神楽門前湯治村HPより


 

 

 

 

大丈夫でした。

名前と住所などを伝えて、何時ぐらいにチェックインできそうかを伝えた。

これでだいじょうぶだ。そう安堵した時。

 

「お車の雪対策は大丈夫ですか?」みたいな言葉。

え?なにそれなに?

「こちらは広島でも北のほうなので雪が残っておりまして」

「もし雪で登れない場合には安芸高田市役所美土里支所までおいでいただければ、そこからお迎えに行くこともできます」

 

そ、そんなことが。

予約は確定してしまったから、今やっぱりやめたというとキャンセル料が発生しうる。

 

がんばっていこう。

 

がんばって行く。

 

寄り道と道に迷ったので正確な時間はわからないけれど、2時間ちょっと。

迷いもせず、寄り道もしなければ1時間半ちょっとくらい?

 

美土里支所は、お宿のふもと1㎞くらいであった。

雪は・・・道の端っこに残雪の切れ端が端々にあるくらい。

遠くの山が白化粧しているくらい。

 

これなら大丈夫ではないか?車で上る。

ムシマルの車、スタッドレスタイヤ号はひたひたと上る。

到着。

たぶんここだ。

カーナビが「目的地周辺です」と言っているのがその証左である。

 

(パンフには『懐かしい街並み』みたいなことが書いてあって、そこに惹かれたのである。

 しかしこれは、そこそこ新しい和風団地みたいにも見える)

 

車を降り、階段を上る。なんか紐だ、紐じゃなくて綱だ。手摺りが。

 

なんだかぶってるな。そんな思いに囚われる。

 

登りきり、なかに。

あ、外からと雰囲気違う。提灯のせいかしら。

 

うひゃー、懐かしさっていうか知らない過去だ。

タイムスリップでもしないと遭遇しない情景ではないだろうか。

HP画像より。

 

残雪具合がいい。

寒いけど、雪。

ムシマルは南国(市)育ちだから雪に興奮するたちであるのだ。

 

 

興奮しながら、でもどうすればいいのかわからない。チェックインってどこでするんだ?

湯治スタイルの客はどこに行けばいいんだ?

 

ふらふらと神楽ドームまで出る。

そう神楽。ここ(ここって言っても山陰全体なのか北広島なのか範囲はムシマルにもよくわからない)は神楽の地らしくて、ここで神楽が舞われるみたい。

土曜日夜と日曜日昼。

3月から11月くらいは金曜日夜も。

 

・・・・・・・・今日この日は12月の金曜日。土曜日朝に帰る。

ムシマルは生神楽を見れない。

 

いや実はわかっていたんです。HPで土日が神楽とかそんなことを書いてあって。

でもなんかやってたりしないかなとか、神楽見れないよりも土日の混雑やちょっと週末料金を避けられることのほうに重きを置いてしまったのだ。

 

ここで神楽をしていたんだなー。

 

そして賑やかさがない。

ムシマル以外に通りを歩いているものがない。時刻は金曜日の16時半。

閑静なのは好きなんだけど、どうすればいいのかわからないのは怖い。

 

迷っているとお土産屋さんのおじさんが「チェックインはどのお客さんも『千両万両(旅館名)』に行ったらいいよ」的なことを言ってくれる。

 

従う。

なるほど入ったらフロント的な場所がある。ここでチェックインが無事できた。

 

「『里や』の302号です。」

里や、温泉施設の近くだったような。あ、あった。

湯治宿里や。

 

あれ、こっちはお店の人いない?

自炊が何とかって書いてあったしな。放置するスタイルなのかしら。

 

自炊場か。

実は自炊するつもりはない。食事処があるらしいので、そこで済ますつもりである。

しかし後学のためにどんなものがあるか見よう。

 

椅子。机。

電子レンジがある。

 

ガスコンロもある。

コンロ!

あとお魚焼く用のグリルもありました。

食器具とか調味料の類までは未確認。

 

 

ムシマルは2階に上がる。302号室であるけれど2階。

『栗の間』。

ムシマルは栗が好きだから、栗の間になったことはうれしく思う。

 

ちょっと重そうな木の扉をオープン。

 

あ、ちゃんとした旅館じゃなくてお安めの自炊あり宿泊施設を選択してしまったので正直お宿は合宿所みたいな仕様でも仕方ないかなと思っておりました。

なのに、十分。

 

凡百のビジネスホテルにひけを取らないか、それよりも広い。

 

そして、ワオ!こたつ。

炬燵は、ムシマルが現在住んでいる賃貸には存在しない。

幻の世界のアイテムだ。

 

雪山にコタツ。うれしいねえ。

これだけでムシマルにはドル箱御礼である。

 

はあ。しっかりと座ろう。あとで座ろう。あったまろう。

 

まずは冷えよう外を歩こう。

 

ふらふらと凍りかけた雪を踏みつぶしたり、資料館をのぞいたり。

資料館は無料!

面白い。

衣装は派手で綺麗だし、神楽面はデカい。

人面サイズかと思っていたら2倍サイズはある。

 

お店、やっていないところもあるな。

 

かみくらなところでPCで神楽検定みたいなことを行う。

神楽知識と日本史知識と日本神話知識がないまぜになったようなクイズ。

 

意外とというか、意外でもなく難しい。

2回やったけど2回とも半分(5/10)くらいしか正答できない。

高得点の「極」になったら、お食事割引きかなんかいただけるそうです。

 

 

米俵があって、びっくりする。

正確にはあったからではない、米俵売っていてびっくりする。

江戸か!

 

 

温泉に入ったりしていると、夜が来るのでした。

 

 

 

 

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