境港駅こと鬼太郎駅こと現在地。
JR駅兼隠岐島への船券売所待合所なのか。
17時までのコンビニと観光案内所っぽいところ、回転ずし屋さん、2階にもなにかあったのです。
そこを出て、ぶらり向かう。
鬼太郎交番ー。
ネットで見ると市民からの意見で、「鬼太郎交番という愛称にしてはどうか」とありそれを採ったようである。
夜になると目玉のおやじ照明が光るとか。
なかなかこの町は鬼太郎に馴染んでいる。染まっているってほうが近いかも。
あ、このデザインかわいい!
トイレの案内デザインが鬼太郎猫娘目玉おやじのデフォルメ。
なかなか現代にも通用する感じ。現代社会以外に他はどこに通用するんだと言われればそれは妖怪社会である。
えーと。
せっかく来たしどっかでなんか食べたいかな。
(駅弁食べてなかったか?というご意見はありますが、
あれはオヤツもしくはうっかり八兵衛が道中の茶屋でいただく団子《やっぱりオヤツじゃん》な位置づけなのです)
でも、不思議にそんなにお腹は減ってないのではある。
(うーん、港だしやはり海の幸かー。鬼太郎なんとかみたいなキャラグルメとかないかなー)
ムシマルはまーまー妖怪好き。
高校生時代くらいから京極夏彦にはまりそこから逆流でゲゲゲの鬼太郎も親しんだ感じ。
(こう、鬼太郎の髪をラーメンか焼きそばで表現して目玉の親父さんを鶏卵で表現する、みたいなのありそうだなないのかな)
今ネットで調べると、鳥取駅には「ゲゲゲの鬼太郎丼」があるそう。
時刻は14:30。
何かを、特にランチを食べるにはちょっと微妙かもしれない時間。
やっているとこーっと思ったら発見。15時までやっているようす。
入店。
あ、ホンジャマカ石塚さん来店経歴ありの店。
それは安心だ。
女性スタッフさんが多めに感じた。
奥のほうで子供がなんか鬼太郎についてつぶやいている声が聞こえる。
最初はテープかと思ったら、リアルタイム生音声っぽい。なんだなんだとちょっとびっくりする。
えーとメニュー。
ランチは丼系中心か。
(本気で行くか、少し留めるか)
特盛みたいな表現の2,400円海鮮丼なんてのがあり気になる。
鳥取といえばカニですねー。でも。
初手で全部いくっていうのもなーという微妙な感情。これが二日目とかなら豪勢に行ったんでしょうがまだ旅の初手。
水木しげるロードにも入ったか入ってないかってとこ。
ここで全力で行った後で、もっとすごい興味のやつが出たら困る。
ということで「金アジ丼」1,300円。
なんで金アジにしたのかはよくわからない。
隠れグルメでないかという期待と不安に基づいたのだと思う。
店内は食堂感が大きい。夜もやっている。
ちょっと待つ。
来る。あ、あかい。
アジの姿は?と思ったらプチプチ卵の下にちりばめられている。
アジだけで1,300円お値段は少し高級かなーと思ったらとびこ入りなんですねー。
どんぶり、みそ汁、お漬物、薬味ショウガという品揃え。
錦糸玉子もネギも刻み海苔もあり、なるほどちらし寿司系のどんぶりなんだ。
よーし見分からの実食。
やっぱりアジ部分を食べるのがベターだよね。
ヘイ、ベターを尽くすよベターベターベスト。
ぱくり。ぷちぷち。
多彩さのある食感。
適当につまんだのにネギやら卵やらのいろいろが混じってきて面白い。
そしてアジについて思うことの最初の一つが肉厚。
アジ丼を食べるの自体初めてだけど、だからこれはエマージェンシーといっても過言でないことだけど、
比較できる普通の海鮮丼の切り身と比べてがっ!としたサイズ感。
何を言っているんだみたいな感じですが
頑張って例えると
棒じゃなくてハンマー、みたいな。
しかし切れ目も入っており、感触はざっくりとした食べやすさ。
おいしい。金アジというがむしろ銀箔を貼られたようにきれいなアジをとめどなくいただいていく。
箸が進む。
味噌汁とお魚どんぶり。妖怪の国。台風。
なんだか日本的な危ういものがみんなムシマルに群がっているような気がする。
言ったらなんだが、とても魅惑的なことだ。
あれれ、これ完食したけれどまだ全然食べられそうだぞ。
お会計をする。
お会計直前にトイレを借りに来た人が来る。こころよく貸していた。
健康食品みたいな看板があって、向かいにはよくわからない建物があった。別館?
(謎が多い感じがするぜ)
店を出る。
あ、「手の目」!
最初に見た妖怪銅像は(駅の鬼太郎たちを除けば)手の目でした。
ここからムシマルは水木しげるロード本線に行く。
ではネクスト。
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