2021年6月探訪。
到着。
「とがの藤家」さんといううどん名店(ムシマルが高知で一番好きかもしれない『藤家』さんの兄弟店的存在)が、閉業されて新しいお店ができたということであって、行ってみたのでした。
雅なただずまい。
(今は)うどん処 わらし
※来訪時は「うどん処しほ」でしたが、2021年10月末から改名されました。
お店説明文以外はは当時の名前で書いています。
〒789-1233高知県高岡郡佐川町中組1325-1
定休日:火曜日
TEL:0889-20-9901
11:00~17:00 ( ラストオーダーは 16:30 です )うどん処わらし|A.clever (kochi-a-clever.com)
すごいな。
(『とがの藤家』さん時代に入ったことなかったのですが、こんなに純和風ファンタジー感あるんだ!それとも前店から整備されたんだろうか?)
異世界転生しなくても行ける別世界。
緑深いところに汽車が通ってるので、変にコントラストある感じです。
食券機での購入。
ちょっと雰囲気よりはお手軽感あります。
うわ!迷いまくりますね、迷いの森かもしれない。
「しほスペシャル1200円」「特製カツカレーうどん1100円」「天ぷらかすうどん900円」が気になるところ・・・・・
「かすうどん」ってなんでしたっけ?あんまりうどん屋さんメニューで見ないような気が・・・・・
ええい!迷ったときは面白そうな方へ。
天ぷらかすうどん900円。その大盛り(2玉)。
頼んだ後、お店の・・・・カフェでいうならテラス席、ライブでいうなら野外席。
ちょっと外感ある席を選んだのでした。
行ったときは、新店できたち。
見回すと、ファミリー層が多い。
メダカとふれあったり、鯉のぼりを見たり、自然というやつに触れられる魅力が、いまならなんとうどんを頼めばついてくる!
食事とお気軽ネイチャー体験ができるよなメリットがあるのかもなあって思いました。
店員さんが、橋の上には車止めるとダメなんですよと移動をお願いしている。
かき氷もやっている、古民家カフェとしてもポテンシャルが重力くらいある。
冬もやってるのかな?それとも冬は餅やらぜんざいとかあったり?
夏の話だ、冬はどうなっているかわからんぞ。
来たかな?来ました。
意外と器でかし。
そして彩バランスとてもよろしい!
天ぷらが映えますなあ。
美しい、ナス天の紫がいきいきと映えます。
ムシマルはナスびいきだからそんなことを言うのです。
ファーストなイートはビートがヒートする。
麺がムニムニしている。すごい。
柔らかいけれどコシがある感じ、するると入ってほどよく滞在して、じゃあありがとう、また今度って具合に適度な距離感。
ムシマルはうどんの話をしている。
うどんの話しかしていない。
おつゆは、お出汁はちょい甘くて、あとこれがかすうどんのちから?
野蛮さが少し出ている。
野蛮さというかつまり、動物性脂やら由来の旨味。
でも基本はすっとなだらかな感じ、うどんを手繰る・・・そば以外も手繰るっていうのかな啜る手がとまんない。
かき揚げ甘い。ボリューミ―。
収穫を繰り返すみたいに限りない富。
かき揚げは、いろんな食感の詰め合わせギフトであるなーーーー。
(世界がかき揚げに気づく前に、かき揚げを一定数確保しないといけない)僕はそう考えました。
通貨単位が「かき揚げ」になるその日まで。
ああおうどんむちゃくちゃ温かいのでした。
そしてかすうどんの主軸たる「かす」これか。
もののほんによると、カリカリに揚げたホルモンが入ってるとのこと。
せんじがらに近いかも。
スープに与えていた動物的おいしさが「かす」。ホルモンの一種か。
一種の答え合わせができましたな。
普通のおうどんよりラーメンのこゆさに半歩だけ近づく感じかな。
・・・・・・・・・・・・・・目の端に、いま朱いものが。
か、カニ?
カニ、すっごく朱い。
揚げちゃいたいくらいイキイキしている。
すげえな。
・・・・・・って思ったけれどすぐが沢だから、むしろムシマルが闖入者扱いかもです。
ナスが縦長!ナス揚げが好きなのでうれしい以外の言葉がない。
天ぷらはエビナスかき揚げ、大葉もあったかもですね。
大盛りにしたからか、麺量もなかなかありました。
あとは、ぼーっとして没頭して麺を啜るだけでいい、それでいい。
最初っから好感度が高いまま啜ったのちもすぐ味方の血肉になって活躍してくれそう。
魏延くらいは信頼できるうどん。
いただいた、完食です。
ごちそうさまを言って去る振りをすると、当時あった鯉のぼりを見に行った。
こいつらは立派な龍になるぞ。
いやー、うどん以外にもアドがある。アドバンテージのアド。
byカニちゃん
カニが、もう揚げ終わったのかくらいに赤かったです。でした(笑)
ほんとに第一感想は(おいしそう!)でした(笑)