三原はタコのまち、ほんとだな。
自販機が侍タコ!
侍タコって言うのはムシマルが適当に言った言葉なのであって正鵠ではない。
ふらふら。よし。
大きなタコ。ここがタコのまちのタコの店だ。
「お食事処 蔵」
広島県三原市港町1-4-14 |
電話 0848-64-3200 |
営業時間 11:30~13:00 |
17:30~21:30 |
定休 毎週日曜日 |
入る、カウンターの手前っかわが空いていますと女将さん的な方に言われる。OK-。
どうする、どうする、何を頼む?
「タコ料理ミニセット」とやらをいただきましょう。
あとビール。
お通しとして枝豆が用意される。
なんとかセットっていうお得感が好きだった。
今も好きなのだ。
治らない病のように、セットを頼む。
「タコセット定食」2,600円があり、そっちはタコ釜飯+吸い物の有り無しのよう。
そっちを頼んでも良かったけれど、炭水化物でお腹を埋めるよりもタコで埋める方を選んだ、みたいなつもりだったかもしれない。
少なくとも余地を残しておけばなにか後にできそう。
あ、目の前は『おにぎりあたためますか』大泉洋さんらのサイン。
ほかにあの人とかのサインがありました。
来た。待ち時間は少なく感じた。
たしかタコセットには酢の物、お刺身、天ぷら、+1品という感じであったと思う。
小鉢ロールタコみたいなものと、タコのカルパッチョ、茶わん蒸し。
茶わん蒸しはサービスのような言い方をしてくれていた。
本当だとしたら、申し訳なく思うだろう、いいとこの品よさげな茶わん蒸しはこっちの居住まいをただしてくれる。
お刺身も来て、なかなかのお皿包囲網、四方八方がタコ。
お、さまざまな部位破壊。
この赤い小皿のは?
「あたま」っていわれていたような。
カルパッチョの酸味ドレッシングでタコをいただくと、洋弓を引き絞るようなスマートな緊張感。
あ、この小鉢のこの一品、ロールキャベツみたいに見えるあれが・・・・・・・・
(箸置きの)タコねじり鉢巻きにそっくり!
狙ってやったんだとしたら大したものだ。
恐ろしくはやいタコ突出し、ムシマルじゃなきゃ食べ逃しちゃうね。
なんだかわかんないセリフになってしまった。
茶わん蒸し、改めておいしい。
もみじだ、ムシマルじゃなきゃ見逃してしまう広島加減(しつこい)。
確かこれにもタコが入っていた、すごいなータコって思った記憶があるからわかる。
巡り巡ってお刺身に辿り着く、醬油くぐらし口に入れる。
ぐきゅぬぐきゅんする。
ああ、タコが流れ込んでくる。
僕はタコや 肌は吸盤 髪はない 足先で獲物探して這い回って 気に入った壺に丸ごとスッポリ
そういう生き物や
そう言うたやないですか
変な感じになりましたね。
酔っているからです。もっと酔う出来事がこれから起こります。
タコ酒を頼もうと思いました。
エイヒレ酒みたいなダシの利いた日本酒かなーって。
これは飲まなきゃな。
来た。
タコの絵だ器の柄が。
熱い。ダシを出すんだから熱しているのは当然っちゃ当然か。
ずずず。
うわ、タコ臭。
香ばしい、より一段階だけ食欲に塗れている一歩をいった鼻当たり。
喉が鳴りそう。
実際鳴っていたのかもしれない、モスキート音のように二十歳越えでは聞こえない音をこの居酒屋で出したかもしれない。
温まる。
初夏だから温まる必要ないんだけれど、それでも温まる才能かもしれない。
2杯め400円だからついつい2杯め呑む、熱燗をつぎ足しスタイル。
その頃、よりはもっと手前。
天ぷらだ。
タコミニセットだからタコオンリーかと思ったらナス天ぷらもある、濃紫が非常にあでやか。
このナス感はステキ。
この、モンハンのハンマーみたいな鈍器みたいなものはなんだろう。
鶏天ぷらみたいにも見える。
タコだ。
私はこのタコが一番好きかもしれない。
吸盤的な肉球的なイボイボとしたタコ独特で特有の部分。
そこが口のなかでぷにぷにとくじける。
(挫けるのか・・?くじけるんだ)
食感がもう、触手界の海ブドウ。触手じゃなかった。嘘ばっかり言っている。
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