眠り猫さん記事やらツイッターを見て、おしゃれなラーメン屋さんがはりまや町にできている情報はキャッチしていた、
だがムシマルは、その情報をリサーチすることなく放置。
キャッチアンドリサーチ。
ある日見つける、巡り会わせは運命。
いわゆるラーメン屋さん的でない店構え、
つまり
・『~~亭』『〇〇軒』という店名でない。
・屋号を書いた看板や暖簾といった小道具がない。
・店内に「なんか熱い情熱を綴ったお言葉」もない。
という既存の常識に囚われないおしゃれ店。
入店へ。
『NOODLE muma』
高知市はりまや町1丁目12−5
11:00~14:30
日月休み
ムマ?夢魔?でも絵というかシルエットはムササビ(もしくはモモンガ)が。
(mumaとはオシャレな外国語なんだろうか?)
カウンターに促され、座る。
麺種類は7種類と、そこまで多くないですが、
「肉つけ蕎麦」とか「淡麗クラシック(ビールにあらず麺類)」等、個性がだだ漏れ。
ああ!!
トムヤムラーメンがある。
正確には『シビ辛トムヤム麺』900円。
実はムシマルはトムヤムラーメンにドはまりしていた時期があって、今も続いている。
そんな風にムシマルをトムヤム麺沼に落とした店(高知の名店『スルラクセ』)は、
「土佐食材にこだわるためトムヤムクンラーメンは休止させていただきます」となり(意訳)、
トムヤム麺難民でした、ムシマルは。
5年くらい。
それが、ここにきて無想転生・・・・!!
ジーーン・・・。
もちろんそれを頼み、「大盛り」にまでした。
待ったさ!何年も!
カウンターは、青・・・いやむしろ蒼!
で、お花も飾られている。
すごい、バチェラーだ(バチェラーをなんか華やかななんかぐらいの浅いところで書いております)!
お酒も置いてある・・・飲める店か?
出てくるのがパスタとアヒージョとかアデージョじゃないのが本当に不思議な内装。
あ、パクチーOKか言われてOKしたよ。
ドン!
海老エビ海老パクチー&レモン!
糸唐辛子もある。
全身から漲るタイ王国っぽい香りと自信。
ツンと刺激する酸っぱさの予感。
どちらかというと・・・・・、というか比較がルラクセさんのトムヤム麺しかないからアレだ。
ムシマルの偶像と比較するような感じです。
準備はできたか?
心の用意はできたか?
さあ行くぞ。
ここは--決別の舞台だ。
するるる。
ああ!すっぱみ。
懐かしい方向性のおいしさ。
こういうのは、こういうのだ!
数年前だからルラクセさんトムヤムの記憶がおぼろげですが、
ちょっと違うような。
記憶の中のルラクセさんトムヤムは、
よりもっとエスニック料理!という感じでしたが
ムマさんのトムヤムはよりラーメンに落とし込んでいる感じがします。
ラーメンスープとタイナンプラー等を足して2で割っておられるイメージ
。
麺は素直で、スープの影響を強く受けています。
太平洋の風にあおられる帆船のように。
色は結構クリーミィなのですね。辛さはどんなものかな?
口当たりがマイルドに見えて、喉を通ってからひりひりする辛さ!
丁度いちばん好きな辛さですね。
具材はたっぷり。
(これは・・・デトックスできそう、汗をかきそうだぜ)
ずるるるる。
最大限に香辛料が効いている。
リミッターの外れる音がする。
エビを語ろう。
丸い。
スペアタイヤくらい円い。
出汁がスープに出てるのか、スープから海感を受け取る。
空と海と大地を貫いた時のオーラ的な味がする。
ああ、ムシマルの求める風景。
汗はもうとどまるところを知らない。
ひとっ風呂浴びたい。
麺が啜りやすく噛みやすくて、助かる。
辛いけれど、止まらない。
ノンストッピング!
レモンの酸味が涎を促進させるのか!そうに違いない!
スープめちゃんこ美味しい。
麺も気のせいか多いんですよこれ。
ああ、すごいよこれ!
さすがタイ料理のおにいさん!!
パクチー少なめでもよかったかな海老の、海の味わいを賞味し尽くすには。
レモンとナンプラーがけっこうガシガシ来ているのでアジアン感は十二分でした。
完食。
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