ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

清耽(きよたん) おしゃれで、広島で魚おいしいといえるお店

2016年04月15日 21時05分32秒 | 広島・お酒呑み系

 

清耽に。

 

ここは後輩さん(しかし施設自体や広島生活では後輩さんのほうが先輩、2:1くらいでムシマルのほうが後輩でいいじゃないかと思ったりもする)のおススメご紹介。

 

ムシマルが引っ越し準備(兼引継ぎ)で広島に前乗り移動したときに、

何も知らないムシマルにお店教えてほしいですぜと、お誘いしたときに、

「ここがいいですぜ(意訳)」と3つくらい紹介してくださった中の一つ。

 

居酒屋さんかー、ふんふん、オシャレでおいしいと。

予約も急にだと取れないかもしれないと。

 

おお!それ素敵とダメもとでお願いしてみる。

 

「予約が取れました!」

 

なんとまあ。

 

楽しみ。

できる後輩さん(以後、後輩Kと称す)はメッセージに情報urlリンクをつけてくださる。

http://r.gnavi.co.jp/sb3cb59d0000/

ほう。これを見ると・・・、

ミシュラン掲載店!!

すご・・・・・・。楽しみ。

 

 

後日。というか当日。

 

とことこと早めに歩く。17時前、散歩兼で場所だけでも

あれーどこだろう?

 

だいぶ迷う。

地の利がないからだ。

でも迷ったおかげで、だいぶこの辺をウロウロできた。

 

見つける。

お店が、ミシュラン掲載店なのになんだか控えめ。

 

見過ごした理由は大きく3つあって、

①モスバーガーとセブンイレブンとの間にあるとは思っていなかった。

②『清耽』ってのれんがあるかと思ったら思ったよりも小さな看板

③ムシマルが下見ウロウロしたときはまだ準備中で、上記写真で見る酒俵は出ていなかった

 

ということが挙げられた。

 

皆さんも気を付けられていただきたい。

 

 

閑話休題して、無事にお店探して待ち合わせ時間に到着する。

入る。

 

たかのばし 清耽
082-246-8995
〒730-0051  広島市中区大手町5-17-1 モリヤビル2
月~土 ディナー 18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:日曜日

 

なんでしょうこの雰囲気。

おとなしいけど現代風。

清粛に。

 

店内は全体的に暗め。ともしびが効果的に照らす。

 

板がなんとなくストライプ。階段状の物置場。

うまく言えないや、行ってみてくださいな。

 

定番メニューにプラスして、『本日のうまいもん』が。

 

 お刺身に牡蠣に春野菜もの。

いろいろある。

「ビールをー」×2

 

「ムシマル先輩のチョイスにお任せします」

おう、責任重大(でもない)。

 

よーし、数年ぶりのおムシにおまかせあれ。

えーと「お造り盛り合わせとー・・・・・・」

 

 

そしてビールに息を呑む。

陶器だ!有田焼だ!後輩Kさんに聞いていた通り!

 

後輩Kさんによると、ここの器はみな有田焼ですぞと。

ムシマルわりとビールを呑んできた男ですが、こんなの初めて。

泡が。

 

細かい泡がいつまでもいつまでも。

そのまま「幸せに暮らしましたとさ」って書きたいくらいのいつまでもっぷり。

 

陶器マジックで、いつもより美味しく感じる。

 

突き出し。

 

からの、お造り盛り合わせ

盛り合わせってこんなんなんだ。

イメージでは氷のいっぱい入った大皿ひとつにお魚どん、って感じでした。

 

鰆の藁炙りに、甘海老に桜鯛とのこと。

 

甘海老は味噌までおいしく。

 

うう、ビールが進む。

もう一杯。

あ、また違う陶器。器を楽しむという新しい感じ。

上流っぽいというか、こうやって海原雄山に近づいていくのだなーという思い。

多分すごい遠い先。

 

 

そして、鰆の炙りが耳目。

(炙りってことはタタキってことかー)そんなことを思いながらあるいは実際に口にしながら。

 

ぱく。

炙ったからタタキ。そう思うのが素人の浅はかさ。あるいはタタキ県高知出身の思い込み。

 

 

 

ち、ちがう。タタキと違うんです。

燻製のほうが近い。

 

香りの付き方が鼻から抜けていくような。

 

 

おおーー、美味しい。

 

タタキ県民に対しお魚をいい意味で裏切るとはやるな!

 

こちらは『清耽サラダ』。屋号が入ってあるのです。

 

ズッキーニやプチトマトで彩られてさらに中央のサラダの上にオムレツっぽいものがでーーん!

 

お店のお姉さんが「よくかき混ぜた方がおいしいです」

ということで混ぜ混ぜ。

 

あ、野菜の歯応えにオムの半熟感でトロリ。

これにはムシマルも思わずニコリ。

 


『牡蠣の昆布焼き』1,300円。

 

身が重い。

シシャモだったら子持ちシシャモくらいの身の乗り具合。

 

あるいは子持ち牡蠣かもしれない。

子持ち牡蠣ってどういうことかなんて聞かないでほしい。ムシマルにもわからないのだから。

 

 

香りもよい。

そうなのだ薫りがよいですよう。

薫風が遠く太平洋まで届く。言い過ぎた届かない。

でもムシマルには届く。

 

昆布の香り移しが、牡蠣の風味をエキゾチックジャパンに変えていっている。

ちゅるんとした牡蠣もいいけれど、昆布の安心感を受け取った牡蠣もいいなあ。

 

こうしている間にもムシマルは後輩さんから牡蠣のお店情報を得ている。

牡蠣が20種類以上食べ放題の店があるのか!!メモメモ。

 

この後輩Kさん、『高知の胃袋』と仲間内から表現されたことがあるっちゃあるムシマルよりもさらに上の胃袋と、さらに肝臓も持ち合わせているすごい方。

聞いていると、どんどん情報が増える。やったぜ。

 

よいお店・食べ物情報を占有せずにシェアしようという同盟を結ぶ。

三・二六同盟とのちに言われることがきっとないであろう。

 

あ、そういえば広島に引っ越して、初の牡蠣だ!

記念すべき牡蠣は、よい牡蠣であった。

 

「お待たせいたしました」

来たのは「チーズいぶりがっこ」

いぶりがっこ自体をよく知らないで頼んだ ムシマルの目を回す一品。

 

何かのお漬物の中にチーズを入れ込んだ

「(愛媛の)一六タルトみたいですね」

有能な例えをありがとう後輩Kさん!

 

ムシマルは目玉の親父をちょっと煮込んだみたいだとかそんな失礼なことを考えていた。

 

あ、いまネットで検索したら『いぶりがっこ』は秋田の郷土漬物。秋田でしたか!

 

カリッ。
これはおいしい。

高知で食べた酒盗クリームチーズといい、漬物×チーズ組み合せは最終問題で倍率がさらに倍になるクイズダービーのごとし。

優秀回答者の代名詞はらたいらさんは高知出身であることをここに付け加えよう!(本筋に不要な情報)

 

 

さらにお肉。

三種のたれで食べる感じでした。

和風のおろしポン酢っぽいやつとガーリックなやつと、あと一つなにか。

忘れてしまいました。

 

ワサビなんてちょっとつけて食べてしまって、

この肉は噛み締められるのを待っているかのようなじんわり美味しさ。

ソースが映える系。

 

ああ、もう。

事ここにいたり、ムシマルは日本酒をチョイスしてしまう。

ああ、こちらは有田焼でなくグラスなんですね。

香りを楽しむためとかなんとかそんなことを言ってくださっていたような。

 

お酒の名は「天寶一とか。

真ん中の字はなんて読むのかなーと思っていたら「ほう」らしい。

 

のちのネット検索情報では『天地唯一の宝』という意味らしい。

ひゃあーそんな特別な宝物をいただけるなんてそんなそんな。

『こんなに素晴らしいお酒を飲める私はきっと特別な存在なのだと感じました。
今では、私がおじいちゃん。もちろん孫にあげるのはヴェルタース・オリジナル「天寶一」。何故なら、彼もまた、特別な存在だからです。』

お酒は二十歳になってから。

 

ああーおいしい。お酒おいしい。甘さのあるお酒。

 お肉が進んでしまう。

 

やや危険と思いながらも、日本酒もう一杯。

危険というのはこの後輩Kさんの前で潰れてはいけない、という僕自身のちっぽけな虚栄心のために。

ぎゃー「雨後の月」という銘柄お酒も良いです。

このラベルもステキ好き。満月がドアップですよ、大猿化しそう。

あと英語で斜めで『FULL MOON』っていうのも怪しさができて良いですね。

 

お酒はさわやか。

 

だいぶいい感じになる。

 

「あとちょっとだけ頼んでもいいですか?」

ムシマルが問うと、

 

「前回行ったときに、これが良かったです」と素晴らしいプロポーザル。

 ご飯系より、『耶馬渓黒豚の炙り丼』

 

耶馬渓(やばけい)?

・・・・・やばけい・・・・・ヤバ系。

「ヤバイ(すごく良いものを示す若者言葉の意味の方)系だ!」って書ける。

ダジャレができるぞとホクホク顔で二つ注文。

 

 来た。お肉が巨人の手をした骨格標本のようにどんぶりを包んでいる。

掬ってパチリ。

そしてのモグモグ。

 

う、わーこれ、海苔とタレの風味がよすぎ。

お肉なしでも十分ドンブリが空になりうる。

 

そこに、照り照りのでもしっかりしたお肉。

これはもう、むしろ足りないかも。

やばいぜこれは、もうヤバ系だ!!

 

後日というか、いま「耶馬渓」をネット検索すると大分県にある場所らしいです。

 

 ああああ、なくなっちゃいますよう。

 

完食。

 

3時間半くらい、結構がっつり行きまして。

お値段はおひとり7千円くらい。

 

ミシュランかー。

正直ミシュランマンをゴーストバスターズで見たときにはどうなるものかと思っていましたが、やるではないか見直しました。

 

 

 

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『とみや』のステーキの破壊力に敗れる

2016年04月11日 17時28分51秒 | 広島・肉系

牛だ。うし。


牛がいる。

 

エピソード0(引っ越し前の物件下見)時、その夜。








とみや

広島県広島市中区袋町2-6ユブタビル1階

問合せ:050-5828-8239
 11:30-14:00 (料理L.O. 13:30 ドリンクL.O. 13:30)
17:30-23:00 (料理L.O. 22:30 ドリンクL.O. 22:30)
定休日:木


店頭には牛だけど、建物はユブタ🐷なんですね!






ここは職場の先輩というか後輩みたいな方に広島県おススメ情報をいただいて、




ここがいいぞという情報なのだ。


お肉大好きな方なのだ。


その方おススメの鉄板焼き屋さんということで


期待。






お肉屋さんなのですね!と思わせる店頭。というか牛。


期待+1(トルネコの不思議のダンジョンみたいな表示方式)。






ウィークエンド(金曜日)ということもあって、


19時前時点でお客さんがいっぱい。




テーブルはそこそこの埋まり具合。


カウンターは空いていて、そこに着席。




見るとおとなりの席のオジサンは19時前時点で鉄板皿とワイングラスを空けてらっしゃる。


(いいなー)


若い人多めな雰囲気もあるが、オジサンもここでご飯食べている。




「お飲み物は何になさいますか?」
「生ビールでー」








メニューを見る。


「鉄板焼き」って高知県にいたときはほぼほぼ行ったことなかったかもしれない。


お好み焼き屋さんがある店で鉄板焼きもやっている、みたいなところに行ったことがあるくらいでしょうかー。

高知も「鉄板焼林」とか、新阪急ホテルの内にある店とか、それなりにあるはずなんですが。






メニューを、閲覧。

選択肢だ。

(ひろしまぎゅう? 特選牛?)


どっちもいいですね。というかどっちがよいものかよくわからん。


『特選』って、習字やら絵画の作品コンクールなんかでウルトラ上位に良かったような気がする。




「特選牛ロースステーキを」注文成立。2,780円。

ひゅう。なかなか物件下見とかそういう勢いでないといいお肉いけない。よい機会だ。またとないかもしれない。




一品だけじゃなくて、なんか頼もう。


いろいろやろうぜ。




(サラダ、サラダ必須ですな)


べジファースト!
※去年覚えた言葉です。







うーん、『ポテトサラダ』好きだな。
居酒屋さんではポテサラ率の高いムシマルですが、今日は違う気分。



いかがいたしましょうか。


『砂ずりサラダ』¥750で。


あと『きのこソテー』¥700




よし、注文終了。




ビールとお通しをいただく。





お通しはなんと、牛スジ煮込みだ。

ムシマル心をつかむ(牛すじ注文率も高いムシマルなので、単純にうれしい)。



お味はあっさりめ。
でもニギンギンと食感が良く、お酒あて観点からでもポジティブな評価。




こうしている今も、後にムシマルを驚かせるものが鉄板でいたまっている準備されているとも知らずに。




そして、来る。





もはや海賊船のようなフォルム。


それもお宝をたくさん積み込んだような稼ぎ終わりの海賊船。


きのこソテーなんだ!
きのこソテーなんだ、これ。


なんだか思っていた料理はもっとこじんまりというか舞茸エリンギ炒めくらいの、キノコ独り舞台という感じでした。




いやもうキノコもあるけどそれ以外ももっとある。


ざっと見て、キャベツにズッキーニ、特にズッキーニは意外な存在感。


キノコはシイタケしめじ舞茸だったでしょうか。逆にキノコのことうろ覚え。




ガーリックチップが大判小判のようにあふれる感じでありました。




がじ。


(おいしい。でもこれ、お腹張っちゃう?)




ヒリヒリとした熱量が全くひかないまま、鉄板から口元にズッキーニを持っていく。


ああズッキーニだ。




こんなにズッキーニとまっすぐに向かい合ったのは初めてかもしれない。


野趣味を帯びたズッキーニの豊富に持つ水気もアツアツのはふはふで。




(冬にこんなに合うものを食べてどうしよう)


夏より秋より春よりも、冬食べることが一番いい感じの食べ物ではないか?


最初手にピークを迎えてしまったら次をどうしよう?みたいなためらいが生まれている、逆に。




キノコ。


キノコ好きのムシマルを燃え上がらせるのです。


くにくにとした食感のキノコ、それがガーリックではかばかしく華々しくなって、満ちます。何かが。




(お肉が3切れくらいあれば十分に主食で主菜)




この辺りで、牛スジ煮込みの頑張りもあって、ビール飲み干す。




次はワインにしよう。


ムシマルは別にワイン得意じゃないんですが、
こういう時はワインかなって先入観がある。


得意になりたい。







ほほう、チリワインかね。
ふんふん、かべるねそーヴぃによんね。




それを。




ワインが来た。ほかのものも来た。
つまり、ステーキが。




(ちょっと一人分にしては多いかも)


今頃気づくムシマル。


状況判断力C+なのだ。




砂ずりサラダ、初めて食べるな。


高知県にはないのではないか(適当)。




しかし、美しい。




では、ファーストサラダ(ファーストじゃない)。




ぱくり。




レタスに水菜ほかいろいろ。





そこに脂の乗った砂ずりがてかてかとデコる。


じゅるじゅりと楽しめる。




砂ずり、やわらかめだったような気がする。


歯応えがぎんぎんのやつも好きだけど、


このもゆる感じもいいですな。






あ、カボチャ!





この温かいカボチャが量は少ないけれどいい仕事しているの。






そしてお待たせしました。


記事タイトル的に考えると、ここまでのことはすべて前段。




あるいは省略可能な部分。



 


ステーキに!!!!!











用意された調味料は塩と山葵。


ガーリックチップもこちらにもたっぷり。




もはや香りは足すも引くも自在、自己責任。




10ピースほどにカットされたステーキ肉からこぼれるピンク色の地肌。




興奮する。






ムシマルはいただく。肉を。


自分自身が肉である存在が肉をいただく、それは確かに同病相憐れむ感じであった。





ごぶりん。




あ、表面ザラザラ。


そしてなかぎちっぎち。




うわー、ぎっしり詰まっている、みたいな表現が合う。




こんな、この食べているムシマルの方がむしろ減っていくような力強さ暴れん坊さ。






肉で色彩感覚が磨かれるくらい映える。

のっぺりとした茶色一色では全然ない。

 

  ステーキはシンプルで野性的で、もはや旨味の暴力! ドメスティックバイオレンスでした。








これを、こんな支配されるような感覚を、ステーキ食べるっていうのか。


特選肉食べるっていうのか!

お腹いっぱいになってきました。


付け合わせのズッキーニや玉ねぎ。





ズッキーニにこんなに向き合うことは初めてかもしれない。


いや、二回目かもしれない。20分ぶり二回目。




熱したズッキーニの風味は良いし、
よーく炒めて甘く香る玉ねぎは非常に上等に、とても良いものです。









ガーリックライスやら麺やらといったメニューもあったんですが、それをすると確実にここで終わってしまう。


一軒で終わらせてしまう勿体なさに、ムシマルはお会計をした。









お会計は6,000円くらい。




満足したなー、焼きタンだっけか?なんかいろいろほかに頼みたかったものもあるんですが今回はここまで。

 

 

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関連ランキング:鉄板焼き | 本通駅立町駅袋町駅


ボナン(bonum)さんのローストビーフランチは牛的にも脅威。

2016年04月09日 11時01分40秒 | 広島・カフェなどオシャレ系

11:45分到着。
 

  しまった早く着きすぎてしまった。
 

 

  ランチ開始は12時から。
 

  ちょっと前の歩道周辺にあるベンチでちょっとひと休み。
 

 

  よし、良いようだな。
 

  本を綴じ、堰絶つように席立つ。
 

 
 

 

  入店。
 

  カウンターもありテーブルもある。
 

 

  最初の方の人だからか、二人席テーブルに案内してくれる、ひとりなのに。
 

  各テーブルにブランケットが標準装備。
 

 

  ムシマルは底冷えしていたので嬉しい。
 

  腰~膝に毛布かけかけ。
 

 

  メニュー。
 

  ここも職場の先輩兼後輩(グループ入職はムシマル側が先輩だけど所属施設には後からみたいな)方(後輩Kさんととりあえず称している)のおススメ。
 

 
 

 

  ランチメニュー、ステーキにデリにパスタにといろいろあるのですが、
 

  ぶれずにローストビーフランチ(これをおススメいただいていた)。
 

 

  ローストビーフにサラダにスープ、それから主食として雑穀米or自家製パン。
 

  お値段1,000円。
 

 

  あ、意外と安い。
 

  昨日食べたステーキが3,000円弱くらいなので美味しいところは2000円越えは必須なのかなと思っていた。
 

 

  想定金額より安いと、人は気が大きくなる。
 

 

  すいませーん、このプチデザートっぽいやつも。
 

 
   

    えーっと、ベイクドチーズケーキで。
   

   

    あ、赤ワインも。
   

    また赤ワイン頼んじゃった。
   

   

    お肉といえば赤ワイン。もはや強迫観念のように。
   

   

    来た。こちらのグラス、なんと200円
   

   
   

    ランチセットオーダーした人のファーストドリンクは300円引きになる。
   
 普通オーダーでワインドリンク1杯500円。
   割引により500円→200円というわけ。
   

   

    ちびり。
   

    ああ、真っ昼間12時12分、お酒飲んでしまった。
   

    これでもう今日は運転できない。
   

    ああーくらくらする。
   

   
   

    お店の中はこんな感じなんです。
   

   

    ウッディなところもあって、暖色系。
     

     

      そこで届く、スープ。
     

      ジャガイモのスープといわれていた。
     

      ああ、成分が抽出されている。
     

      おイモの生まれ変わったようなスープ。いや実際ジャガイモの輪廻転生と感じる。
     

     

      堪能していると、
残りも来る。
   
 すなわちメインのローストビーフ。
   
   

    遠いからわかりにくいですが、パンは3種。
     

      全部自家製なのかー、大変ですねお肉もやってパンも焼いてジャガイモも濾して。
     

      しょう(とても)大変。
     

     

      サラダにタマゴ料理に、この角度からは見えませんが、ポテトサラダが肉のに隠れる。
     

     

      お肉を見て、みてミテ診て観て診て、見て!

     
     

      ゆるふわウェーブが重なって、層をなして押し寄せてくるよう。
     

     

      まるで赤い波だぜ!
     

      瀬戸内海の海面に匹敵するような波。お肉の。
     

     

      いらかの波でも雲の波でもない、肉の波だ。

     

     

      これを今から食べるのだなー。じーん。感慨深いぜ。
     

     

      パン。バターをつけて食べる。
     

     
     

     

      アツアツではない感じですが、たべやすい。
     

     

      そういう遠回りをあえてして、自分の中での期待感を上げる。盛り上げる。

     

     

 

  フォークで刺して、ロール。
   

  もうこの筒状の穴から覗いたら、すごく遠くが見える振りができて天狗の隠れ蓑と交換できるかもしれない。
   

  それぐらいの神秘性。
   

   

    がじ。
   

   

    『いまボナンローストビーフランチいただいてます。
   

    意外とお手頃価格。
   

    そして熟成肉が静かに美味しいです。
   

    お肉界の高倉健みたいでした。おとなしいのにこのスター性の存在感!
   

    はあ素敵。』
   

    ムシマルがその先輩後輩さんに送ったメッセージ。
    この文章に大体が込められている。

   

   

    柔らかいというのとも、固いのとも違うような感触。
   

   

    ムシマルがスーパーに売ってあるやつを食べたものよりも、
   

    一切れが厚いのか?
   

    それともそれが熟成肉とやらの持つ特徴なのか?
   

    お店にあった広島紹介本に、「熟成肉は身がぎゅっと引き締まる」的なことが書いてあったのであるいはそっちの効果でぐにん
   

    としているのかもしれない。
   

   

    お肉には特別なドレッシングはかかってないような感じで、
   

    塩コショウほかだけのシンプルな、あるいは純粋な味付けの印象。
   

   

    噛むとじゅ・・・じゅ・・じゅわ・・・--と旨みが出てきています。
   

    うーむ年月を経たものだけが出せる静かさ。
   

    すぐ終わらない、油断しない。
   

   

    高倉健さんでも、若いころではなく『ぽっぽや』を演じたときくらいの感じ。

  ムシマルその高倉健さんくらいしかちゃんと知らないんですが。
   

   

   気づくと。

   
   

    ワインを空にしてしまった。
   

   

    おかわりしようかな。
   

    ぼーっとしてきたけど。
   

   

    した。
   

    2杯目は通常価格(500円)。
   

   

    2杯目。
   

   
   

   
  真昼の肉の夢という感じであるぞ。
    おいしい。
   

    お肉とムシマル、好相性。
   

    やっぱりムシマル自身も骨と肉の存在だから、なのかしら。
   

   

    今更ですがローストの厚みチェック。
   

   
   

    比較が本当にスーパーの400円クラスのローストビーフしかないので
   

    ちゃんとしたお店のローストビーフはここがデビューくらいのもんでありますので
   

    確言しづらいのですが分厚い。
   

   

    cmクラスくらいの厚さ。
   

    これがぎゅっとした旨みに繋がるんでしょかね。
   

   

    外側の耳みたいなところが好き。触感が好き。
   

   

   

   

   

    完食。
   

    じゃなかった、まだデザートと残りワインがある。
   

    プチデザートは300円。

    選べる中から当初選んだのは『ベイクドチーズケーキ』。

   
   

   

    うむう、ケーキまで。
   

    何から何まですまないねえ。
   

   

    プチといっても、デザートとしてはそんなに不足ない感じのチーズケーキ。
   

   
   

   

    こちらも身が詰まっている感があります。
   

    甘さ控えめ。
   

   

   
   

   

   

    お会計はワイン2杯+ケーキ+ランチで2,000円。
   

    贅沢をした気がしていたが、お値段的にはちょっとした呑みくらい。
   

   

    帰りに店員さんに広島駅までの方角を教えていただく。
   

    ムシマルは広島の東西南北と方角さっぱりわかっていないのだから。
   

   

    スマフォをいじってくださりながらのご教示。

 

  「ここをまっすぐ行って、この交差点を左に行っていただくと着きますよ。でも、」
 

  「歩くと30分くらいかかりますよ」
 

 

  「大丈夫ですありがとうございます」
 

  そうしてムシマルは広島を去る。
 

 

  一時的に。

 

 

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広島ブログも参加しました。

広島ブログ

 

 これがエビソード0、物件の下見に行った時の終わりのお話。


広島に行く、広島でお好み焼き食べる『徳川』 ※関西風お好み焼きのお店でした

2016年04月03日 11時15分40秒 | 広島・お好み焼き・粉もの

エピソード0の話。


 

高知を発つ。




やなせたかしイメージキャラ有り名言碑(?)有りの駅から、


やなせたかし『アンパンマン』列車で海を渡る。




そう、海を渡る。

ムシマルがヴァンパイアだったら死んでいる。


ヴァンパイアじゃないので生きている。

新幹線。




岡山~広島まで40分くらい。


高知~岡山まで2時間半くらいだったので乗り換え入れても4時間未満。


8時に出たら12時前に着く。


広島の街かー。

いつもは出張なら電車使うんですが、今回は歩いてみる。





猿猴橋なんていう、

妖怪伝説のありそうな橋が広島駅すぐ近くにあって面白い。



高知から見たら大都会って感じですが、妖怪もいたんだなあ。


で、今回は引っ越しにかかる物件の下見旅。

わりと吞気な旅であるからして、ふらふら。


何食べようかなあ、

と!


ちょっと雰囲気の良い感じの暖簾。



ランチなう。の様子。


(12時過ぎてしまったらビジネスマンとかで混みそうだし、お昼はここに決めてしまおうか)

(この時間はコーヒーサービスみたいだし、ホットコーヒーでも食後に飲んで温まってから再度ふらふら歩いて行こう)


がらがら。


カウンターとテーブル。

テーブルの方も空いているのでテーブルどうぞと案内される。


メニュー。




熟読して気づく。

ここ、どっちかというと広島風じゃなくて関西風がうりだー!

お店の屋号=徳川風がかっこして「関西風」って。


よく見たら



豚肉入りが『家康公』イカ入りが『綱吉公』、エビ・チーズ入りは『家斉公』といった具合で代々の徳川家のお歴々が並ぶ。


二代目『秀忠』が豚肉+豚とろ入りなのは、なんか理由があるのかしら?


HPを今見ると、『広島では珍しい “関西風お好み焼” をメインに営業しております』とのこと。

逆にレアなお店にぶつかってしまった。




ちなみにお好み焼き以外もあります。



鶏の唐揚げタルタル丼500円。ワンコインなんですな。


あ、カキフライ定食もあるしカレーもある。


さらっと定食充実店。

おろしハンバーグ定食にお昼はコーヒーがいただけて、500円。


良いなーと思いつつ、

それら全部とっぱらってお好み焼き(広島風)を注文。


お店の方が焼いて提供してくれる。



ボリュウムなかなか。


青のりにカツ節にマヨネーズにと振りかけて、



もう食べる姿勢を完成させる。


ジャキーンと切り裂き、ぱくつく。




がぶり。


うん、おいしい。


あんまりお好み焼きについて語る舌がまだないんですが、

ベーシックな感じです。


いっぱいあるんですが、なんだかモヤシの後味を強く感じたような。



そうモヤシをけっこう感じましたねー。


キャベツはなんというか水気、食感っていう感じで風味自体は密やか。

モヤシの粘るような感じがちょっと来て面白い。



完食。


ホットコーヒーを飲む予定だったが、

鉄板でアツアツのお好み焼きを食べると、喉には冷気がほしい。


熱した鉄板のすぐそばにいると、あったかい。

とても焼き土下座などできないムシマルは、利根川にはなれない。




税抜き690円。

けっこう穏やかな感じでいいですな。


 

 

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びっぐの~ず 大きな、鼻? でモーニング

2016年04月02日 10時37分25秒 | 広島・カフェなどオシャレ系

 

学生街の喫茶店 びっぐの~ずに行く。

 


広島県広島市中区大手町5丁目16-1

 



082-246-7378

 

 

 

「広大正門横で28年間、まんがとカレーライスと珈琲の店として頑張って来た、学生街の喫茶店」が12年の沈黙を破って鷹野橋あたりに出店!

 

ということらしいです。

 

 

 

お店を通りかかったら店頭にそんな内容の新聞記事が貼ってありました。

 

 

 

ここで、回想。

 

ムシマルのいた高知県は、無類の喫茶店王国でした。

 

モーニングにはパンがあふれ、スパゲティやらオムレツもあり、時にはうどんやおむすびを出すような店もあり、もはや老若男女の社交場・最寄りのリゾートスパでした。

 

 

 

広島県はどんな感じかなと、小腹の空いたお腹をさすり入店。

 

 

 

おお、雰囲気いい。

 

『学生街の』って銘打たれているのでヤングにバカ受けの、賑やかなエッサエッサした感じかなと思っていましたが、どうしてどうして。

 

大人空間。

 

 

 

 

ジャズっぽいものが流れていた。ジャズっぽいものをバックグラウンドミュージックにしてムシマルはマンガを取る。

 

 

 

『キャプテン』がある。翼くんじゃない方ドライブジュートしない方のジャンプマンガだ。

 

 

 

ぱらぱら。おもしろい。

 

 

 

これはいいな。ちょうど適当にとった巻が準決勝~決勝だ。いきなりクライマックスというところ。

 

 

 

じゃなくて!

 

注文をまだしていなかった。

 

 

 

500円くらいからモーニングメニューがある。

 

600円でデラックス、

 

ほかにはカレーライスなんかもモーニングである。

 

カレーライスはライスおかわり自由。

 

 

 

ムシマルは何を選んだかというと、

 

 

 

ピザトーストセット550円。

 

トースト×2、サラダに、ドリンク。

 

 

 飲み物はアイスコーヒーを選択しました。

 

 

 

これからのホットチーズトーストとの食うか食われるかの戦いに備えて、冷たい飲み物の方が優位でないかと思ったのだ。

 

言っておくと、この戦いはムシマルの一方的な食うスタンスに終わった。

 

 

 

あ、結構厚めのトースト。

 

 

 

 

はぐ。

 

 

 

あー喫茶店のただなかにいる実感。

 

 

 

間違いない安定の、美味の、風味豊かの、ピザのごときの食べごたえ。

 

 

 

サラダはあっさり目の量なので、とにかくこれがこのトーストが主役。

 

 

 

む、『キャプテン』を19巻からはじめて、21巻くらいまで行くころには完食。

 

 

 

 

お店の人も奥に引っ込まれたのか、店内にムシマル一人になるタイミングもあり、なんか広島のおまちとは思えない優雅さ。

 

ダイヤル式の公衆電話や黒電話があっても不思議でないような時間の隔絶。

 

ウラシマ効果であろうか、全体に実経過時間よりもゆっくりと時間が流れた気がする。

 

 

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