『JBL A120の使いこなしっ!! vol.13』の続きです。
1本1万円のスピーカーJBL A120の使いこなしです。
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今日は最終回として、スピーカーケーブルについて考えてみます。
最近では100万円を超えるスピーカーケーブルもあるようですが
常識で考えると、スピーカーケーブルで音が良くなることは絶対にありません。
もしあなたがクオリティの低いケーブルを長尺で使用していて
それを少しグレードの高いケーブルに交換したら『音が良くなる』と感じるでしょう。
しかし、それは『音が良くなった』のではなく『スピーカーケーブルによる劣化が軽減された』に過ぎません。
スピーカーケーブルは必要悪です。
そんな悪の元凶のケーブルならばモノラルパワーアンプをスピーカーのすぐそばに設置し
スピーカーケーブルを極端に短くすれば良いという人がいます。
そのためには多大なコストをかける必要があり、
それだけのコストをかけるならスピーカーを変えた方がはるかに高音質になるでしょう。
また、スピーカーケーブルは『太ければよい』『単線がよい』『銀線がよい』『6Nが良い』・・・。
これらは絶対的な指標ではなく、ケース・バイ・ケースなのです。
当社ではリアルケーブルの一番安価なCATシリーズを使用していますが、
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使い方によっては高価なケーブルにも負けない音を再生します。
また、パワーアンプはある程度の長さのスピーカーケーブルを使用する前提で設計されているということも
考慮しなければなりません。
スピーカーケーブルを極端に短くすると動作が不安定になるパワーアンプというのは意外と多いのです。
13回に渡って色々な側面からJBL A120の使いこなしを考えてきました。
これらの使いこなしはJBL A120だけではなく、小型ブックシェルフスピーカーに共通して言えることです。
オーディオの世界は電気や音が目に見えないことを良いことに
都市伝説や宗教のように摩訶不思議なことが罷り通る世界になってしまっています。
『雑誌に書いてあった』とか『評論家が言っていた』とか『ムジカのブログに書いてあった』からというだけで
盲目的に信じるのではなく、あやしいグッズは技術的な観点から見直し、自身で検証した結果を反映させて
スピーカーセッティングをしてみると意外と簡単に高音質化が達成できます。
スピーカーJBL A120とアンプのセットをアウトレットモールで販売しています。
《《 プレゼントキャンペーンのご案内 》》
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2018年11月1日~2019年1月31日までに当社直営店でお買い求めいただいた合計が8万円(税込)を
超えたお客様にロシア製軍用機械時計をプレゼント。
カタログにある5種の中から1ケお選びいただけます。
キャンペーンの適用をご希望のお客様は2019年2月15日までに
①お買い求めいただいた製品名と価格
②お名前
③プレゼント品の発送先のご住所・郵便番号・電話番号
④ご希望の時計の型名
をご記入の上eigyou@musika.jpまでお申込ください。
プレゼント品はキャンペーン締め切り後1ケ月程度でお届けします。
《《 1月のイベントは『ニューイヤー・レコード・コンサート』です 》》
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2019年1月26日(土)午前の部10:00~ 午後の部13:30~
入場無料で事前申し込みも必要ありません。
プログラム(前半)
(1)ベーム / ウィーンフィル 雷鳴と電光 1971年
(2)ベーム / ウィーンフィル 美しく青きドナウ 1971年
(3)クナッパーツブッシュ / ウィーンフィル アンネンポルカ 1957年
(4)ボスコフスキー / ウィーンフィル ウィーンの森の物語 1962年
(5)カラヤン / ウィーンフィル 春の声 1987年
(6)カラヤン / ウィーンフィル ラデツキーマーチ 1987年
プログラム(後半)
(1)オフコース 僕らの時代 1980年
(2)オフコース Yes-No 1980年
(3)松任谷由実 SWEET DREAMS 1987年
(4)松任谷由実 SATURDAY NIGHT ZOMBIES 1987年
(5)松田聖子 ピンクのモーツァルト 1984年
(6)松田聖子 ハートのイヤリング 1984年
(7)中森明菜 北ウイング 1984年
(8)沢田研二 危険なふたり 1973年
(9)沢田研二 時の過ぎゆくままに 1975年
いずれもアナログディスクで再生します。午前の部、午後の部とも同じ内容です。
再生システム
アナログプレーヤー:英rega P2&MUSICAオプションパーツ
プリアンプ、パワーアンプ:雷鳥4βシリーズ
スピーカー:独クアドラル AURUM RODAN 9(¥1,000,000・税別)
ご参加いただいた方には抽選でプレゼントをご用意しています。
腕時計と一緒につけるのにぴったりなブレスレット(2名様)
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イギリス・CELESTION社のフルレンジスピーカーユニット ペア(1名様)
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