『中型トールボーイスピーカーの使いこなしvol.3』の続きです。
1月26日の『ニューイヤー・レコード・コンサート』のためにやってきた
ドイツ・クアドラル社のRODAN（ペア100万円）を使って
中型トールボーイスピーカーの使いこなしについて考えてみます。
前回はバイワイヤーリング接続の仕組みとそのメリットについて書きましたが、
バイワイヤー端子のあるスピーカーでは、ある裏技を試してみることができます。
バイワイヤー端子のあるスピーカーを使用していても
端子に付属の短いケーブルを使用してシングルワイヤーという方がほとんどではないでしょうか？
結線図では次のようになります。
これに対して前回のバイワイヤー接続は次のような結線です。
最後に裏技の接続方法ですが、次のような接続になります。
変更点はツイーターを逆相で接続しているという点です。
一般に2WAYのスピーカーシステムの場合ウーハーに対してツイーターを正相で接続した場合に
2つのスピーカーユニットの総合特性がフラットになるように設計されています。
周波数特性のグラフにはよくこのように書かれていると思います。
ところがツィーターを逆相で接続するとクロスオーバー周波数付近で
音の打ち消しがおこり、クロスオーバー周波数付近だけがが引っ込んだ特性になります。
この時の最大減衰量は-６ｄB です。
クアドラル社RODANの場合クロスオーバー周波数は250Hzですので
逆相接続では250Hzが最大6ｄB引っ込んで聴こえます。
これを逆手にとって、低域が『ボンボン』いうような部屋に設置するときに
あえて逆相にするころで『ボンボン』が６ｄB下がってバランスよく再生できることがあります。
こもったような低域に悩んでいる方はぜひ試してみてください。
次回に続きます。
《《 新カタログ 》》
時計事業部のカタログが新しくなりました
《《 プレゼントキャンペーンのご案内 》》
2018年11月1日～2019年1月31日までに当社直営店でお買い求めいただいた合計が8万円（税込）を
超えたお客様にロシア製軍用機械時計をプレゼント。
（オーディオ事業部、時計事業部両方の商品が対象です）
カタログにある5種の中から1ケお選びいただけます。
キャンペーンの適用をご希望のお客様は2019年2月15日までに
①お買い求めいただいた製品名と価格
②お名前
③プレゼント品の発送先のご住所・郵便番号・電話番号
④ご希望の時計の型名
をご記入の上eigyou@musika.jpまでお申込ください。
プレゼント品はキャンペーン締め切り後1ケ月程度でお届けします。
《《 1月のイベントは『ニューイヤー・レコード・コンサート』です 》》
2019年1月26日（土）午前の部10:00～ 午後の部13:30～
入場無料で事前申し込みも必要ありません。
プログラム（前半）
（１）ベーム / ウィーンフィル 雷鳴と電光 1971年
（２）ベーム / ウィーンフィル 美しく青きドナウ 1971年
（３）クナッパーツブッシュ / ウィーンフィル アンネンポルカ 1957年
（４）ボスコフスキー / ウィーンフィル ウィーンの森の物語 1962年
（５）カラヤン / ウィーンフィル 春の声 1987年
（６）カラヤン / ウィーンフィル ラデツキーマーチ 1987年
プログラム（後半）
（１）オフコース 僕らの時代 1980年
（２）オフコース Yes-No 1980年
（３）松任谷由実 SWEET DREAMS 1987年
（４）松任谷由実 SATURDAY NIGHT ZOMBIES 1987年
（５）松田聖子 ピンクのモーツァルト 1984年
（６）松田聖子 ハートのイヤリング 1984年
（７）中森明菜 北ウイング 1984年
（８）沢田研二 危険なふたり 1973年
（９）沢田研二 時の過ぎゆくままに 1975年
いずれもアナログディスクで再生します。午前の部、午後の部とも同じ内容です。
再生システム
アナログプレーヤー：英rega P2＆MUSICAオプションパーツ
プリアンプ、パワーアンプ：雷鳥４βシリーズ
スピーカー：独クアドラル AURUM RODAN 9（￥1,000,000・税別）
ご参加いただいた方には抽選でプレゼントをご用意しています。
腕時計と一緒につけるのにぴったりなブレスレット（2名様）
イギリス・CELESTION社のフルレンジスピーカーユニット ペア（1名様）
