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古今東西!真空管アンプの音が良いという説!! vol.2

2019-01-31 | オーディオ部品のうんちく
『古今東西!真空管アンプの音が良いという説!! vol.1』の続きです。

私が聴いたことがある古今東西 真空管アンプの音が良いという説をいくつかご紹介したいとおもいます。

中には???という説もありますが、

これらの説を通して真空管アンプについて考えていただく一助になればと思います。

(2)増幅するスピードが速い説

半導体の中身はシリコンやガリウム、たまにはゲルマニウムといった鉱物でできています。

判りやすく表現すれば、これらは『石』であり、

石の中を電流が通るわけです。

真空管では真空の中で電子が飛んでいくのですが、

このスピードは光速に準ずるといわれており

石の中を通る半導体とは比べ物になりません。

この『スピード』が音のスピード感に現れ、音質が良いという説です。

スピードと音質を等価のように結びつけるのは

多少強引だとは思いますが、

再生特性をワイドレンジ化しようというのは昨今の風潮ですから

間違いということでもないと思います。

真空管アンプは高域特性が悪いじゃないかという方もありますが、

増幅素子としての真空管の高域特性はけっして悪くはありません。

嘗ては無線通信やラジオに使用されていた増幅器は全て真空管製だったことを考えると

ご理解いただけるとおもいます。

ではなぜ『名機』といわれるWE300Bのアンプの高域はあのように落ちているのでしょう?

それは、当時の音源とスピーカーが5KHzあたりまでしかなかったためで

オーバースペックのアンプを作ってもしようがない・・・という理由でした。

もし、その当時100KHzまで録音された音源とスーパーツィーターがあったならば

当時のエンジニアはいとも簡単に100KHzまで増幅するアンプを作っていたことでしょう。

その当時でもラジオは1000KHzまで増幅していたのですから。

真空管はレンジが狭いというのは間違いで、

真空管アンプの音を最新の音源で比較試聴するのであれば

半導体アンプと同じような周波数特性をもつアンプを作り、

比べないと無意味なことなのかもしれません。

(3)低電流説・・・次回に続きます。





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