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説明

古事成句

2021-02-05 05:04:47 | 翻訳
目次
1 あ行
1.1 圧巻
1.2 井の中の蛙
1.3 烏合の衆
1.4 塩車の憾み
2 か行
2.1 偕老同穴
2.2 臥薪嘗胆
2.3 画竜点睛
2.4 完璧
2.5 管鮑の交わり
2.6 疑心暗鬼を生ず
2.7 杞憂
2.8 玉石混淆
2.9 漁夫の利
2.10 愚公山を移す
2.11 蛍雪の功
2.12 鶏肋
2.13 逆鱗
2.14 五十歩百歩
2.15 鼓腹撃壌
3 さ行
3.1 塞翁が馬
3.2 宰相殿の空弁当
3.3 先んずれば将ち人を制す
3.4 三顧の礼
3.5 死屍に鞭打つ
3.6 四面楚歌
3.7 守株
3.8 酒池肉林
3.9 少年老いやすく学なりがたし
3.10 食指が動く
3.11 助長
3.12 水魚の交わり
3.13 推敲
3.14 折檻
3.15 糟糠の妻
3.16 宋襄の仁
3.17 漱石枕流
4 た行
4.1 他山の石
4.2 蛇足
4.3 断腸の思い
4.4 朝三暮四
4.5 天衣無縫
4.6 登龍門
4.7 虎の威を借る狐
5 な行
5.1 泣いて馬謖を斬る
5.2 嚢中の錐
6 は行
6.1 背水の陣
6.2 白眼視
6.3 白眉
6.4 破竹の勢い
6.5 髀肉の嘆
6.6 刎頸の交わり
7 ま行
7.1 矛盾
7.2 明鏡止水
7.3 孟母三遷
8 や行
8.1 病膏肓に入る
8.2 羊頭狗肉
9 ら行
9.1 梁上の君子
9.2 洛陽の紙価を高からしむ
9.3 李下に冠を正さず
10 わ行
10.1 災い転じて福となす
11 出典・補注
12 関連項目

書誌

2021-02-05 04:08:22 | 小説
書誌:渡部直己書誌《著作リスト》 ─ 山本 均

【著作】

『幻影の杼機-泉鏡花論』
 序章 幻想文学論序説-正岡子規「叙事文」から 第一章 幻影の杼機 第二章 夢の符牒・符牒の夢-『春昼』『春昼後刻』論 第三章 時のまぼろし 第四章 杼機と傀儡-百間・鏡花作中人物論 第五章 余白の描跡-散文の「詩」性について 第六章 視れることば-鏡花のルビについて あとがき 国文社(1983年4月15日刊)

『HELLO GOOD-BYE 筒井康隆』
 がきデカ・筒井康隆・ロブ=グリエ HELLO (リベラルな〈文〉の使途 エクリチュールの侵犯-『脱走と追跡のサンバ』を主軸に 傀儡たちの遁走曲-『虚人たち』論) GOOD-BYE (充実した綺想の終焉-『虚航船団』論 『虚航船団』をめぐって(鼎談) 作 品は誰 のものか?-「『虚航船団』の逆襲」について) EXERCISES (露出狂の反逆- マンガテクスト考 チャート式「見栄小説」作法 ノートルダムのリゾーム男 クラインの壷娘 勝利が来た) ぼく自身による私(略年譜+初出+あとがき) 彌生書房(1984年12月20日刊)

『ロラン・バルト風味 現代口語狂室-爆発するポップ・ヒーローたち』
 1. 古舘伊知郎=実況するナルチシズム 付録/レスラー「仕事」をしない 2. 矢沢 永吉=硬直する不良のドラマ 3. 田中角栄=挑発する権力の裸体 4. 戸塚宏=海洋教祖の挑戦 by矢沢永吉 5. 中畑清=バットをふる「即自」存在 by丸谷才一 6. 西川のりお=男根の表層欲情宣言 付録/『プレジデント』あるいは勝者の愚鈍なる陽根  7. 三浦和義=権利としての嘘と倒錯 8. NHK=換言詐欺の魔窟 付録/NHK「言 い換え放送用語」講座 9. 『相対幻論』=誉め合いのシーソー・バランス avec草野 進 愛、そして中司/まぼろしの「あの人」を求めて 10 われらこそ「制度」である avec四方田犬彦 あとがき 参考資料 初出一覧 河出書房新社(1984年12月20日刊)

『レトリックス-大衆文芸技術論』
 まえがき-「大衆文学」とは何か? 序章 読みの心理学 TRICK BREAK NO1 軽蔑しまた軽蔑されてこそ書物である 第一章 憑依する〈比喩〉の諧謔-吉行淳之介 TRICK BREAK NO2 人生相談の受賞作 第二章 〈伏線〉の誘惑-遠藤周作 TRICK BREAK NO3 知恵熱の「赤い羽根」 第三章 作者=神の自意識-司馬遼太郎 TRICK BREAK NO4 言葉たちのストリップ 第四章 わだかまる〈対置法〉-村上春樹 TRICK BREAK NO5 晴れ、ときどきヨシモト 第五章 原理的な《ポップ》テクニック-高橋源一郎 TRICK BREAK NO6 揮発性赤チン効果 第六章 「ノン・フィクション」の不可能性-沢木耕太郎 TRICK BREAK NO7 顔とともに読まれる言葉 終章 あるいは「ポルノ」の修辞学/練習問題解答・解説 あとがき 参考文献 五月書房(1985年6月8日刊)

『〈批評〉のトリアーデ』共著
 1〈蓮實的存在〉はどこに消えるか 2〈柄谷行人〉考える機械 3〈中上健次〉俺はここにはいない インタヴィアー/スガ秀実+渡部直己+江中直紀 書き下ろし 「蓮實 重彦」を克服する方法 トレヴィル(1985年10月25日)

『半解釈-誤読ノススメ』
 まえがき-批評のアマチュアリズム 序章 愛への誘惑-または権利としての辞書活用法 1.章 小説の読み方(反「現代国語」ふう準備運動-内田百間『水鳥』 〈計算〉された物語-久生十蘭『黒い手帳』 落差のモザイク-K・ボネガット『ジェイル・バード』)2.章 批評の読み方(終焉の不在-蓮實重彦『物語批判序説』 言葉の肌と欠けた前歯-スガ秀実『メタクリティーク』 年寄の冷水-吉 本隆明『マス・イメージ論』 〈難問〉の誘惑-笠井潔『テロルの現象学』) 3.章 マスコミ見聞録 (「フォーカス」・暴露写真の欲望と不能 マスメディア「聖輝」 の野合 見出語の詐欺 禁語録-NHK ・換言の政治学) 4.章 スポーツ観戦法(小心なる「王」と遊ぶ「貨幣」* 真実のプロを視つめて 阪神シンドローム 「極道」ものをめぐる本音とタテマエ 宇野を責任感から解放せよ 朝潮は角界の江川である 「動物」たちの季節 江川は何故オールスターで甦るのか? 高校野球の魅力 甲子園はマゾの聖地である 錯覚の饗宴 金森の雄叫びは死中の生である 巨人の左腕は何故ノーコンか? 「六大学野球」幻想論 「男」になろうとする女は醜い プロの審判もまた演出者たれ  「オフサイド」が罰するもの ゴ ルフウェアーは恥ずべき記号である 南海=史上最 強の「草」野球 「草野進」とは何 か 「野球道」という名の嫉妬 「プロ野球 差別説 」宣言) 終章 (「現代国語」症候群 avec 尾辻克彦 付録 菫色のANUS avec ねじめ正一) 白夜書房(1985年12月10日刊)

『リアリズムの-批評の風景』
1. リアリズム批判序説-正岡子規における[明視=名詞]の構造 2. 《自由と禁忌》あるいは歌舞伎としてのリアリズム/江藤淳論 《大衆の原像》あるいは鋼鉄の定 規/ 吉本隆明論 《史誌》あるいは戦略としての不感症/磯田光一論 3. 「蓮實重彦」を克服する方法 「柄谷行人」VS「金井美恵子」 A感覚とE感覚-稲垣足穂の余白に あとがき 初出一覧 論創社(1988年9月25日刊)


『読者生成論-汎フロイディスム批評序説』
 プロローグ序章 汎フロイディスム批評のために (汎フロイディスム批評のためい-『夢十夜』の楽譜) 第一章 読者生成論 (少女切断-川端康成を読む 狂女の絲-島尾敏雄を読む) 第二章 過剰への誘い (触物誌・食物誌-吉行淳之介+α 『山躁譜』または不達の愛技-古井由吉+α 視姦のアリス-ルイス・キャロル+α) エピローグ終章 廃墟としての「現代」文学にむけて (廃墟としての「現代」文学にむけて) あとがき 初出一覧 思潮社(1989年7月10日刊)

『66の名言による世界史教程』共著
 我日ニ我身ヲ三省ス 孔子/人ノ性ハ悪ナリ ソノ善ナルハ偽ナリ 荀子/新しき酒は新しき革袋に盛れ 聖書/読書百編義自ら見わる 魏略/きれいは汚い、汚いはきれい シェークスピア/自然に還れ ジャン・ジャック・ルソー/人民の人民による人民のための政治 リンカン/馬鹿とは結論づけたがることだ フローベール/正しく見るには二度見よ。美しく見るには一度しか見るな。 アミエル/道徳的現象などというものはまったく存在しない。むしろ、ただ現象の道徳的解釈のみが存在する。 ニーチェ/天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らずと云へり 福沢諭吉/語りえぬことについては、沈黙しなくてはならない。 ウィトゲンシュタイン/ファシズムとは、何かを言わせまいするものでなく、何かを強制的に言わせるものだ。 ロラン・バルト/新聞を読んで「ああ、すごいことだったんだな」と改めて実感しました。 大渕絹子/ 朝日新聞社(1990年6月20日刊)

『〈電通〉文学にまみれて チャート式小説技術時評』
文学の〈電通〉化にまにれて-「序」にかえて 類似と反復-「心象風景」について 作者・話者・読者-〈作品〉現象の基底から 否定と不認-今日の「戦争文学」 叙述と虚構-作中人物について これは時評ではない-「小説家」加藤典洋を待ちながら 作物と獲物-「新人」多和田葉子を推す 畏怖とエクリチュール-「左手」の文学のために 物語と小説-間接性のゆくえ 衰弱の力-今日の「純文学」について 百年の愚行-「早稲田文学」記念号に寄せて 凹凸の退廃-フェミニズム批評を待ちながら ゛大雪現象゛以後の文芸時評-聞き手金井美恵子 本書の使用法-「あとがき」にかえて 人名索引 太田出版(1992年7月5日刊)

『それでも作家になりたい人のためのブックガイド』共著
本書の使用法 第1講義〈心構え編〉(対談) 第2講義〈ブックガイド編〉1タイトル 2書き出し 3主人公の設定 4脇役の設定 5語り手の設定 6文体・語り口 7対象描写 8内面描写 9会話 10細部 11結び 第3講義〈実践編〉(対談) 第4講義〈必読小説50選〉 あとがき 太田出版(1993年11月27日刊)

『日本近代文学と〈差別〉』
序文 「俗情との結託」 第一章 「破壊」への道 *付表1『破壊』への明治作品年譜 第二章 「ロマンチックと自然主義」 第三章 運動前後 第四章 戦後党員作家の「」 第五章 秋幸と「路地」 註 主要引用文献一覧 *付表2「NHK放送用語集」抜粋 あとがき 初出一覧 太田出版(1994年7月2日刊)

『中上健次論 愛しさについて』
序文 不実なる「一」について 第一章 真近さについて-夏ふよう/夏芙蓉 第二章  愛しさについて-秋幸の皮膚呼吸 第三章 核心について-〈移火〉の炸裂 第四章 叛意について-中上健次と非差別 第五章 痛ましさについて-〈海〉の奇蹟 註 あとがき 初出一覧 河出書房新社(1996年4月22日刊)

『泉鏡花論 幻影の杼機』増補新版
序章 幻想文学論序説-正岡子規「叙事文」から 第一章 幻影の杼機 第二章 夢の符牒・符牒の夢-『春昼』『春昼後刻』論 第三章 時のまぼろし 第四章 杼機と傀儡-百間・鏡花作中人物論 第五章 余白の描跡-散文の「詩」性について 第六章 視れることば-鏡花のルビについて 補論 連接機械-「風流線」にむけて あとがき 河出書房新社(1996年7月22日刊)

『本気で作家になりたければ漱石に学べ! 小説テクニック特訓講座中級者編』
本書の使用法 第一章 心構え編 (対談 奥泉光×渡部直己「小説の教師」夏目漱石に学ぶこと) 第二章 テクニック編 中級者のためにすぐに役に立つ十五講 (第1講 書き出し 第2講 人物造形法1 第3講 人物造形法2 第4講 衝突の技法 第5講 場面転換の心得 第6講 「小説」のなかの時間 第7講 伏線の張り方 第8講 書かざる言葉の効果 第9講 反復的細部の活用 第10講 比喩の活用1 第11講 比喩の活用2 第12講 読者との共謀技法1 第13講 読者との共謀技法2 第14講 焦点化の離れ業 第15講 〈叙述/虚構〉の二重螺旋構造) 第三章 作家志望者としての実力が分かる復習・応用テスト あとがき 参考文献 太田出版(1996年12月23日刊)

『現代文学の読み方・書かれ方 まともに小説を書きたい/読みたいあなたに』
【序文】チャリティー文学に唾せよ一九八九年前後の村上春樹 「帝国」のエクリチュール-ゲスト・島田雅彦 「猫」の愉楽と戸惑い-ゲスト・奥泉光 「面白さ」にさからって-ゲスト・保坂和志 「物語」を置き去りにして-ゲスト・山本昌代 線香花火としての皮膚-ゲスト・多和田葉子 あえて大文字を導入する-ゲスト・阿部和重 「ナイスなもの」の行方-ゲスト・高橋源一郎 記憶とエクリチュール-ゲスト・金井美恵子 幽霊化した悲嘆-ゲスト・笙野頼子 資料 あとがき 河出書房新社(1998年3月25日刊)

『日本プロ野球革命宣言 読売ジャイアンツ再建のための建白書』
まえがき 1. 読売ジャイアンツ再建のための建白書 (九七年追加条々) 2. 原理編(1反=テレビ論-真の観客に向けて 2球場論-ドームはベースボールの墓場である 3投手論-投手は嫉妬の頂点に屹立せねばならない 4走塁論-走ることに華麗な凶々しさを回復せよ 5送球論-野手はその一瞬の非凡さに賭けよ 6反=引分け論-八八年近鉄の受難劇を銘記せよ 7錯覚論-八五年タイガースをたえず想起せよ 8退屈論-財形貯蓄としてのカープの黄金期 9脱=ID野球論-監督・野村は自軍ナインに感謝しつづけよ 10審判論-審判は果敢なミス・ジャッジを通して試合を挑発せよ 11死球論-西武・金森の雄叫びは死中の生であった 12コンバート論-「改心」はつねに善である 13愛語論-長嶋語の朗らかな秘密 14倒語論-落合博満の教育性 15球宴論-オールスターで甦る者のみが真の一流である 16オーナー論-オーナーは自軍へのアンチ・ファンたるべし 17高校野球論-八六年夏・甲子園観戦記 18監督論 1長嶋茂雄あるいは勝手にタイガース 2王貞治あるいはユニフォームを着た神経症 3プレーイング・マネージャーは『資本論』的必須課題である 4主要監督採点表) 3読売ジャイアンツ再建のための建白書(八九年五十条(草野進とともに) 4.対談「スポーツの二十一世紀にむけて」蓮實重彦×渡部直己 あとがき メタローグ(1997年12月18日刊)

『不敬文学論序説』
序文 明治一五年=昭和三五年 第一章 不敬罪と小説 第二章 大逆事件と小説 第三章 民本主義とプロレタリア文学 第四章 戦後天皇小説の群れ 第五章 現代文学のなかの天皇 終章 黙読法の政治学 註 主要引用出典一覧 あとがき 初出一覧 太田出版(1999年7月22日刊)ちくま学芸文庫(2006年2月10日刊)

『中上健次と熊野』共編著
第三部 シンポジウム〈中上健次の世界〉熊野大学セミナーから(「千年」の文学 中上健次と熊野 柄谷行人/イヴ・ジマーマン/スガ秀実/四方田犬彦/渡部直己/ 差異/差別、そして物語の生成 繁茂する「路地」のテクストをめぐって 浅田彰/奥 泉光/柄谷行人/渡部直己  固有名と「路地」の場をめぐって 浅田彰/いとうせいこう/奥泉光/柄谷行 人/ニール・コルニエッツ/法水綸太郎/渡部直己) 解題 終わりに 太田出版(2000年 6月25日刊)

『必読書150』共著
 discussion 反時代的「教養」宣言(柄谷行人 浅田彰 岡崎乾二郎 奥泉光 島田雅 彦 スガ秀実 渡部直己) must book 必読書150(人文社会科学50 海外文学50 日本文 学50)アリストテレス『詩学』 パスカル『パンセ』 ソシュール『一般言語学講座』  レヴィ=ストロース『野生の思考』 フーコー『言葉と物 人文科学の考古学』 上田秋成『胆大小心録』 九鬼周造『「いき」の構造』 柳田國男『木綿以前の事』 ハイヤーム『ルバイヤート』 サド『悪徳の栄え』 スタンダール『パルムの僧院』 フローベール『ボヴァリー夫人』 キャロル『不思議の国のアリス』 カフカ『審判』 セリーヌ『夜の果ての旅』 サルトル『嘔吐』 ジュネ『泥棒日記』 ロブ=グリエ『嫉妬』 デュラス『モデラート・カンタービレ』 ガルシア=マルケス『百年の孤独』 ボードレール『悪の華』 ブランショ『文学空間』 樋口一葉『にごりえ』 泉鏡花『高野聖』 島崎藤村『破壊』 有島武郎『或る女』 内田百間『冥途・旅順入城式』 谷崎潤一郎『春琴抄』 折口信夫『死者の書』 深沢七郎『楢山節考』 野坂昭如『エロ事師たち』 島尾敏雄『死の刺』 斉藤茂吉『赤光』 萩原朔太郎『月に吠える』 正岡子規『歌よみに与える書』 太田出版(2002年4月21日刊)

『かくも繊細なる横暴』
序文 隠喩に唾をかけろ! 日本「六八年」小説論にむけて 第一章 古井由吉の「狂気」の一撃・転用・延命 第二章 後藤明生による「健康」の企て 第三章 大江健三郎の(無)頓着をよぎるもの 第四章 中上健次の過激な「交錯線」 第五章 金井美恵子の境界線 註 あとがき 初出一覧 講談社(2003年3月31日刊)

『綿谷りさのしくみ』共著
徹底吟味 『蹴りたい背中』の技術水準 太田出版(2004年9月17日刊)

『新・それでも作家になりたい人のためのブックガイド』共著
本書の利用法 第1講義〈心構え篇〉(対談) 第2講義〈ブックガイド篇〉2書き出し綿谷りさ『蹴りたい背中』太宰治『斜陽』 3主人公の設定 筒井康隆『虚人たち』多和田葉子『犬嫁入り』 3脇役の設定 深沢七郎『風流夢譚』谷崎潤一郎『鍵』5語り手の設定 石原慎太郎『太陽の季節』宮部みゆき『模倣犯』 6文体・語り口 村上龍『トパーズ』町田康『くっすん大黒』阿部和重『シンセミア』田中小実昌『ポロポロ』 7対象描写 柳美里『石に泳ぐ魚』金城一紀『GO』山田詠美「ベットタイムアイズ」 8内面描写 浅田次郎『鉄道員』島田雅彦『ロココ町』松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』古井由吉『楽天記』 9会話 金原ひとみ『蛇にピアス』中原昌也「貧乏だから、人間の死肉を喰らう」司馬遼太郎『新史太閣記』後藤明生「パンのみに非ず」 10細部 平野啓一郎『日蝕』村上春樹『海辺のカフカ』 11結び 矢玉史郎『はれときどきぶた』中上健次「岬」 第3講義〈実践篇〉(対談) 第4講義〈必読書一〇〇選篇〉 太田出版(2004年10月28日刊)

『文芸漫談-笑うブンガク入門』共著
脚注 集英社(2005年7月日刊)

『メルトダウンする文学への九通の手紙』
1. for the Critique 第一信 丹生谷貴志へ 第二信 福田和也へ 第三信 スガ秀実 へ 第四信 加藤典洋へ 第五信 斉藤環へ 2. for the Novel 第六信 井上ひさし ・ 丸谷才一へ 第七信 中原昌也へ 第八信 高橋源一郎へ 第九信 島田雅彦・星野 智幸へ 後記 あるいは、宛名のない十通目の手紙 早美出版社(2005年11月10日刊)


【編集】
『中上健次全集』全15巻
編集委員 柄谷行人 浅田彰 四方田犬彦 渡部直己
(1995年5月24日〜1996年8月25日刊)

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■ 批評:甦る頭脳演劇 第9回「頭脳演劇の黄昏1」 ─ 作=可能涼介 ( 2006-06-15 11:48:00 )

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将棋 文筆

2021-02-05 04:02:20 | DSM
将棋ペンクラブ大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
将棋ペンクラブ大賞(しょうぎぺんくらぶたいしょう)は、将棋ペンクラブ(将棋と文章を愛する、観戦記者、作家、棋士などの親睦団体)が主催する、優れた将棋観戦記、将棋関係の著作等に授与する賞。

歴代受賞作品

第1回(1989年)

新聞観戦記部門:大賞 井口昭夫「A級順位戦」米長邦雄-加藤一二三(毎日新聞、88.1.20~)
新聞観戦記部門:佳作 島朗「新人王戦」佐藤康光-富岡英作(赤旗、88.4.5~)
雑誌部門:大賞 高柳敏夫「愛弟子・芹沢博文の死」(文藝春秋、88.3月号)
特別賞:団鬼六「将棋三昧」、「鬼六面白巷談」(近代将棋連載)をはじめ、将棋普及の功績に対して
最終選考委員・山口瞳、色川武大、中原誠

第2回(1990年)

新聞観戦記部門:大賞 池崎和記「第14期棋王戦5番勝負第1局」南芳一-谷川浩司(共同通信、89.3.24~)
雑誌部門:大賞 弦巻勝「棋士たちの大晦日」(月刊PLAYBOY、89.5月号)
特別賞:バトルロイヤル風間「オレたち将棋ん族」(週刊将棋、連載)
最終選考委員・山口瞳 三浦哲郎 中原誠

第3回(1991年)

新聞観戦記部門:大賞 九路人(表谷泰彦)「王座戦第3局」中原誠-谷川浩司(日経新聞、90.10.16~)
新聞観戦記部門:佳作 斎藤哲男「A級順位戦」米長邦雄-塚田泰明(毎日新聞、90.9.6~)
雑誌部門:大賞 先崎学「ことしの名場面、珍場面」(近代将棋、90.12月号)
雑誌部門:佳作 青野照市「将棋 今月の投了図」(ザ・ゴールド)
雑誌部門:話題賞 四方山坂「ハブ」(オール読物、90.6月号)
特別賞:沢実 NHK将棋番組担当チーフディレクター
最終選考委員・山口瞳 三浦哲郎 中原誠

第4回(1992年)

新聞観戦記部門:大賞 該当作なし
新聞観戦記部門:佳作 木屋太二「天王戦四段戦1回戦」佐藤秀司-丸山忠久(91.1.28~)
雑誌部門:大賞 内藤國雄「我が師 藤内先生の想い出」(将棋世界、92.1月号)
雑誌部門:佳作 国枝久美子「小池吐血の決戦 やがて、哀しき」天野高志-小池重明(将棋ジャーナル、91.6月号)
雑誌部門:佳作 湯川博士「好きこそものの」(近代将棋、91.8、9月号)
雑誌部門:佳作 池田弘志「将棋で、お金が儲かるか-第12回中戸俊洋氏」(将棋世界、91.12月号)
特別賞:加藤治郎 三象子のペンネームで戦後、朝日新聞の将棋観戦記を担当
特別賞:春原千秋 本誌に「将棋を愛した文豪たち」を連載
最終選考委員・山口瞳 三浦哲郎 中原誠

第5回(1993年)※この期から部門増加

観戦記部門:大賞 清水孝晏「A級順位戦」大山康晴-高橋道雄(毎日新聞、92.2.11~)
観戦記部門:佳作 落合謙(鈴木宏彦)「オールスター勝ち抜き戦」加藤一二三-長沼洋(日刊ゲンダイ、93.3.9~)
一般部門:佳作 森信雄「風景 御蔵島行」(将棋世界、92.8月号)
一般部門:佳作 角建逸「詰将棋探検隊は行く」(将棋、92.秋号)
一般部門:佳作 湯川恵子「女の直感」(近代将棋、92.10、11月号)
著作部門:大賞 大竹延『将棋歳時記』(創樹社、92.8)
技術佳作:所司和晴『急戦!振り飛車破り5 徹底腰掛け銀』(毎日コミュニケーションズ、92.9)
特別技術賞:羽生善治『羽生の頭脳5 最強矢倉・後手急戦と3七銀戦法』(日本将棋連盟、93.1)
特別賞:森田銀杏(森田正司)長年の「詰棋めいと」「詰研会報」発行などを通じて詰将棋の発展に寄与
最終選考委員・山口瞳 三浦哲郎 中原誠

第6回(1994年)

観戦記部門:大賞 谷川浩司「第63期棋聖戦5番勝負第1局」羽生善治-谷川浩司(将棋世界)
観戦記部門:佳作 奈良岡実「小学生特選譜」柳谷朔太-村上友太(陸奥新報、93.10.20~)
一般部門:大賞 奥山紅樹「アヤノの挑戦」(将棋マガジン、連載)
一般部門:佳作 畠山直毅「避けては通れない道」(NHK講座、94.3月号)
一般部門:佳作 山岸浩史「羽生善治“史上最強”のミラクル頭脳」(月刊現代、93.11月号)
著作特別技術賞:小林健二『スーパー四間飛車』(毎日コミュニケーションズ、93.7)
最終選考委員・山口瞳 高橋呉郎 中原誠

第7回(1995年)

観戦記部門:大賞 鈴木宏彦「第36期王位戦予選第4局」米長邦雄-藤井猛(三社連合)
観戦記部門:佳作 成田公哉「全県選抜将棋大会B組1回戦」成田公哉-中田博光(秋田魁新報)
観戦記部門:佳作 萩坂昭洋「最強者決定戦準々決勝」笹木敬行-斉藤良(福島民報)
一般部門:大賞 青野照市「実戦青野塾」(近代将棋、連載)
著作部門:大賞 島朗『角換わり腰掛け銀研究』(毎日コミュニケーションズ、94.10)
著作部門:佳作 炬口勝弘『王手! 将棋戦国絵巻』(毎日コミュニケーションズ、94.5)
最終選考委員・江國滋 東公平 高橋呉郎 技術アドバイザー内藤國雄

第8回(1996年)

観戦記部門:大賞 原田史郎(中平邦彦)「王位戦7番勝負第4局」羽生善治-郷田真隆(三社連合、95.8.2~)
観戦記部門:佳作 甘竹潤二「第53期名人戦7番勝負第4局」森下卓-羽生善治(毎日新聞、95.5.1~)
観戦記部門:佳作 ほんまゆみ「レディースオープントーナメント '95決勝3番勝負第1局」清水市代-長沢千和子(週刊将棋、95.11.1~)
一般部門:大賞 羽生善治・湯川博士「羽生善治“考える方法”」(月刊宝石、96.4月号)
一般部門:佳作 田辺忠幸「将棋界高みの見物」(近代将棋、連載)
著作部門:大賞 東公平『升田幸三物語』(日本将棋連盟、96.3)
著作部門:技術賞 勝又清和『消えた戦法の謎』(毎日コミュニケーションズ、95.12)
著作部門:功労賞 越智信義 『将棋の博物誌』の著作をはじめとする将棋史の研究と功績
特別賞:湯村光造 打ち歩詰めの研究と「打ち歩詰め大賞」の創設に対して
最終選考委員・江國滋 常盤新平 東公平 技術アドバイザー内藤國雄

第9回(1997年)

観戦記部門:大賞 中島一彰「王位戦紅白リーグ」深浦康市-佐藤康光(三社連合、97.3.30~)
観戦記部門:佳作 椋露地淳市「第19期佐賀名人戦挑戦手合3番勝負」星出明-才田信之(佐賀新聞、96.12.12~)
一般部門:大賞 田辺忠幸・弦巻勝・高橋和・大崎善生・土方芳枝「和とレッスン・スペシャル」企画とチームによる作品に対して(将棋世界、連載)
一般部門:佳作 鈴木輝彦「棋士それぞれの地平」(将棋世界、連載)
著作部門:大賞 岡本嗣郎『9四歩の謎-孤高の棋士坂田三吉伝』(集英社、97.3)
特別賞:駒研出版会(北田義之・増山雅人)長年に渡る駒の研究と『駒のささやき』の出版等に対して
最終選考委員・常盤新平 東公平 高橋呉郎 技術アドバイザー内藤國雄

第10回(1998年)

観戦記部門:大賞 甘竹潤二「A級順位戦」加藤一二三-中原誠(毎日新聞、97.9.22~)
観戦記部門:佳作 緑(佐々木賢介)「全日本プロ・トーナメント」谷川浩司-森下卓(朝日新聞、97.6.3~)
一般部門:大賞 真部一男「将棋論考」(将棋世界、連載)
一般部門:佳作 田丸昇「と金通信」(小説すばる、連載)
著作部門:大賞 山田修司『夢の華』(毎日コミュニケーションズ、98.3)
著作部門:企画賞 別冊宝島編集部『将棋王手飛車読本』(宝島社、98.5)
特別賞:清水孝晏 「日本棋書総覧」の編集出版、ならびに自宅において「将棋図書 資料館」を開設するなど、棋界と棋史研究、観戦記への幅広い貢献に対して
最終選考委員・常盤新平 高田宏 東公平 技術アドバイザー内藤國雄

第11回(1999年)※この期より各部門賞から大賞1作を選出

大賞:鈴木宏彦(協力 島朗)『81桝物語』(毎日コミュニケーションズ、99.3)
観戦記部門:部門賞 原田康子「第46期王座戦5番勝負第4局」谷川浩司-羽生善治(日経新聞、98.11.12~)
観戦記部門:佳作 蛸島彰子「第9期女流王位戦5番勝負第3局」清水市代-矢内理絵子(三社連合、98.11.13~)
一般部門:佳作 山田史生「将棋界つれづれ草」(週刊将棋、連載)
著作部門:部門賞 鈴木宏彦(協力 島朗)『81桝物語』(毎日コミュニケーションズ、99.3)
著作部門:特別技術賞 島朗(講師 佐藤康光・羽生善治・森内俊之)『読みの技法』(河出書房新社、99.3)
著作部門:企画功労賞 湯川恵子・週刊ポスト編集部「トップ棋士が指導する将棋三番勝負」(週刊ポスト、連載)
最終選考委員・常盤新平 高田宏 東公平 技術アドバイザー内藤國雄

第12回(2000年)

大賞:大崎善生『聖の青春』(講談社、00.2)
観戦記部門:部門賞 青野照市「第47期王座戦本戦決勝」郷田真隆-丸山忠久(日経新聞、99.9.16~)
観戦記部門:佳作 土佐浩司「第32期早指し将棋選手権戦決勝戦」森内俊之-土佐浩司(将棋世界、99.5月号)
一般部門:部門賞 松原仁「コンピュータ将棋入門」(将棋世界、連載)
著作部門:部門賞 大崎善生『聖の青春』(講談社、00.2)
著作部門:佳作 高橋冨美子『駒袋』(編集工房ノア、00.3)
特別賞:詰将棋パラダイス編・柳田明解説『看寿賞作品集』(毎日コミュニケーションズ、99.10)
最終選考委員・常盤新平 田辺忠幸 高橋呉郎 技術アドバイザー内藤國雄

第13回(2001年)

大賞:石橋幸緒『生きてこそ光り輝く』(PHP研究所、00.10)
観戦記部門:部門賞 先崎学「一歩竜王」 藤井 猛-羽生善治(将棋世界、01.3月号)
観戦記部門:佳作 笹谷洋一「県代表対抗戦」笹谷洋一-塩津康司(日本海新聞姫路版、00.5.21~)
一般部門:佳作 松本治人「羽生善治の軌跡」(将棋世界、01.3月号)
一般部門:佳作 小室明「渡辺明物語」(週刊将棋、連載)
著作部門:部門賞 石橋幸緒『生きてこそ光り輝く』(PHP研究所、00.10)
著作部門:技術賞 森信雄『あっと驚く三手詰』(講談社、00.10)
最終選考委員・常盤新平 田辺忠幸 高橋呉郎 池内紀 技術アドバイザー内藤國雄

第14回(2002年)

大賞:該当作なし
観戦記部門:大賞 関浩「第59期名人戦7番勝負第7局」谷川浩司-丸山忠久(毎日新聞、01.6.30~)
観戦記部門:佳作 小暮克洋「第50期王座戦予選特選譜」清水市代-佐々木慎(日経新聞、01.12.18~)
一般部門:大賞 鵜飼直哉「幻の木村定跡」(将棋ペン倶楽部36、37号)と北村憲一「幻の“龍王”を求めて」(将棋ペン倶楽部37号)の連作に対して
著作部門:該当作なし
特別賞:読売新聞 「竜王戦」インターネット中継
最終選考委員・常盤新平 田辺忠幸 高橋呉郎 池内紀 技術アドバイザー内藤國雄

第15回(2003年)

大賞:河口俊彦『大山康晴の晩節』(飛鳥新社、03.3)
観戦記部門:部門賞 西條耕一「第15期竜王戦7番勝負第4局」阿部隆-羽生善治(読売新聞、02.12.19~)
観戦記部門:佳作 鈴木大介「第15期竜王戦2組2回戦」鈴木大介-深浦康市(読売新聞、02.4.22~)
一般部門:部門賞 河口俊彦『大山康晴の晩節』(飛鳥新社、03.3)
一般部門:佳作 日本将棋連盟女流棋士会編『女流棋士の本』(日本将棋連盟、03.3)
特別賞 島朗『島ノート 振り飛車編』(講談社、02.11)
最終選考委員・常盤新平 田辺忠幸 高橋呉郎 池内紀

第16回(2004年)

大賞:該当作なし
観戦記部門:佳作 若島正「第51期王座戦5番勝負第2局」渡辺明-羽生善治(日経新聞、03.10.3~)
観戦記部門:佳作 斎藤哲男「第22回オールスター勝ち抜き戦第27局」中原誠-松尾歩(日刊ゲンダイ、03.4.24~)
一般部門:部門賞 加賀さやか・安恵照剛・湯川博士『将棋のひみつ』(学習研究社、03.6)
一般部門:技術賞 深浦康市『最前線物語』(浅川書房、03.9)
最終選考委員・常盤新平 田辺忠幸 高橋呉郎 川北亮司

第17回(2005年)

大賞:中井広恵『鏡花水月』(アップフロントブックス、04.8)
観戦記部門:佳作 高野秀行「第17期竜王戦3組決勝」森二-神谷広志(読売新聞、04.6.18~)
観戦記部門:佳作 小田尚英「第53回NHK杯準決勝第1局」羽生善治-丸山忠久(NHK将棋講座、04.5月号)
一般部門:部門賞 中井広恵『鏡花水月』(アップフロントブックス、04.8)
一般部門:佳作 山岸浩史「盤上のトリビア」(将棋世界、04.4~05.5月号)
一般部門:著作技術賞 藤井猛『四間飛車の急所』シリーズ全4作(浅川書房)
特別賞 増川宏一 長年にわたる将棋史研究の著述活動に対して
最終選考委員・常盤新平 田辺忠幸 川北亮司 若島正

第18回(2006年)※この期から各部門ごとに大賞を選出

観戦記部門:佳作 福本和生「第76期棋聖戦5番勝負第2局」佐藤康光-羽生善治(産経新聞、05.6.26~)
観戦記部門:佳作 小暮克洋「第18期竜王戦挑戦者決定3番勝負第2局」三浦弘行-木村一基(読売新聞、05.10.19~)
著作部門:大賞 真部一男『升田将棋の世界』(日本将棋連盟、05.7)
一般部門:佳作 橋本崇載「週将アマプロ平手戦五段戦第2局」橋本崇載-天野高志(週刊将棋、05.10.19~26号)
最終選考委員・高田宏 田辺忠幸 川北亮司 青野照市

第19回(2007年)

観戦記部門:佳作 山田史生「第19期竜王戦竜王決定7番勝負第3局」佐藤康光-渡辺明(読売新聞、06.11.25~)
観戦記部門:佳作 小暮克洋「第54期王座戦本戦準決勝第2局」佐藤康光-森下卓(日経新聞、06.8.24~)
文芸部門:大賞 湯川博士『大江戸将棋所 伊藤宗印伝』(小学館、06.6)
技術部門:大賞 藤井猛・鈴木宏彦『現代に生きる大山振り飛車』(日本将棋連盟、06.12)
技術部門:話題賞 渡辺明 激動の将棋界において新鮮な話題を綴り続けたブログに対して
最終選考委員・高田宏 田辺忠幸 川北亮司 青野照市

第20回(2008年)

観戦記部門:大賞 小暮克洋「第55期王座戦2次予選決勝第11局」木村一基-丸山忠久(日経新聞、07.5.10~)
観戦記部門:優秀賞 勝又清和「第79期棋聖戦2次予選特選局第15局」谷川浩司-勝又清和(産経新聞、07.12.12~)
文芸部門:大賞 中野英伴・大崎善生『棋神』(東京新聞出版局、07.10)
技術部門:大賞 勝又清和『最新戦法の話』(浅川書房、07.4)
技術部門:優秀賞 広瀬章人・遠藤正樹『とっておきの相穴熊』(毎日コミュニケーションズ、07.10)
功労賞 団鬼六 近代将棋「鬼六面白談義」をはじめ将棋界への数々の貢献に対して
奨励賞 桂九雀 詰将棋パラダイス「九雀の詰まらん話」の長年にわたる連載と将棋の催しへの貢献に対して
最終選考委員・川北亮司 木村晋介 西上心太

第21回(2009年)

観戦記部門:大賞 後藤元気「第34期棋王戦本戦3回戦第6局」深浦康市-行方尚史(共同通信、08.12.21~)
観戦記部門:優秀賞 大川慎太郎「第66期名人戦7番勝負第6局」羽生善治-森内俊之(朝日新聞、08.6.26~)
文芸部門:優秀賞 梅田望夫「機会の窓を活かした若き竜王」(将棋世界、09.3月号)
文芸部門:優秀賞 森充弘・バトルロイヤル風間「広島の親分」(将棋ペン倶楽部、08.春号~09.春号)
技術部門:大賞 鈴木宏彦『イメージと読みの将棋観』(日本将棋連盟、08.10)
話題賞 伊奈めぐみ「妻の小言」(ブログ)渡辺明竜王の妻である筆者が家庭生活を綴ったこのブログは、センス良く、間が良く、文芸的価値も高く、幅広い読者層を得た。
最終選考委員・川北亮司 木村晋介 西上心太

第22回(2010年)

観戦記部門:大賞 原田史郎「第50期王位戦七番勝負第4局」木村一基-深浦康市(三社連合、09.9.24~)
観戦記部門:優秀賞 早水千紗「第59回NHK杯将棋トーナメント3回戦第7局」糸谷哲郎-鈴木大介(NHK将棋講座、10.3月号)
観戦記部門:優秀賞 湯川恵子「第36期アルゼ杯(現ユニバーサル杯)女流名人位戦A級」早水千紗-岩根忍(スポーツ報知、09.6.29~)
文芸部門:大賞 梅田望夫『シリコンバレーから将棋を観る』(中央公論新社、09.4)
文芸部門:文芸【特別賞】:井口昭夫『井口昭夫将棋観戦記選集(上・下)』(双峰社、09.6・09.9)
技術部門:大賞 渡辺明『永世竜王への軌跡』(日本将棋連盟、09.7)
技術部門:優秀賞 阿久津主税『必ず役立つプロの常識』(毎日コミュニケーションズ、09.12)
技術部門:技術体系賞 森内俊之『矢倉の急所2』(浅川書房、09.5)
Web中継企画賞 北海道新聞社メディア局 マスコミ人ならではの視点で描かれ、多くの“観る将棋ファン”に喜ばれた、王位戦・女流王位戦ネット中継および中継ブログに対して。
功労賞 新井田基信 『新ニーダの定跡研究』(日本アマチュア将棋連盟刊)の著作および長年の将棋普及活動の功績に対して。
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第23回(2011年)

観戦記部門:大賞 後藤元気「第59回NHK杯戦準決勝第1局 歴史は繰り返す」渡辺明-糸谷哲郎(NHK将棋講座、10.5月号)
観戦記部門:優秀賞 青(鈴木宏彦)「第68期名人戦七番勝負第4局」羽生善治-三浦弘行(朝日新聞、10.5.30~)
文芸部門:大賞 塩田武士『盤上のアルファ』(講談社、11.1)
技術部門:大賞 金子タカシ『寄せの手筋200』(浅川書房、10.4)
特別賞:貴志祐介『ダークゾーン』(祥伝社、11.2) 本作品は将棋文芸の域を超えてファンを魅了し、将棋というゲームの可能性を限りなく広めたもので、その功績に感謝の意を表して。
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第24回(2012年)

観戦記部門:優秀賞 佐藤圭司「第69期名人戦七番勝負第5局」森内俊之-羽生善治(朝日新聞、11.6.12~)
文芸部門:大賞(ノンフィクション)米長邦雄『われ敗れたり』(中央公論新社、12.2)
文芸部門:大賞(フィクション)橋本長道『サラの柔らかな香車』(集英社、12.2)
技術部門:大賞 村山慈明『ゴキゲン中飛車の急所』(浅川書房、11.12)
技術部門:優秀賞 広瀬章人『広瀬流四間飛車穴熊勝局集』(日本将棋連盟、11.4)
特別賞:谷川浩司『月下推敲 谷川浩司詰将棋作品集』(日本将棋連盟、11.7)200年ぶりの永世名人による図式集。実戦型から構想作までの傑作100題は、広く将棋ファンに詰将棋の持つ楽しさと奥深さを十分に伝えた、その偉業に対して。
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第25回(2013年)

観戦記部門:大賞 勝又清和「第83期棋聖戦五番勝負第3局」羽生善治-中村太地
観戦記部門:大賞 湯川恵子「第39期女流名人位戦五番勝負第2局」上田初美-里見香奈
文芸部門:大賞 島朗『島研ノート 心の鍛え方』(講談社)
文芸部門:優秀賞 後藤元気『将棋棋士の名言100』(出版芸術社)
技術部門:大賞 上野裕和『将棋・序盤完全ガイド 振り飛車編』(マイナビ)
技術部門:優秀賞 阿部健治郎『四間飛車激減の理由』(マイナビ)
第26回(2014年)

観戦記部門:大賞 北野新太「第63回NHK杯将棋トーナメント準々決勝」丸山忠久-三浦弘行(NHK将棋講座)
観戦記部門:優秀賞 湯川恵子「第40期女流名人位戦五番勝負第2局」里見香奈-中村真梨花(報知新聞)
文芸部門:大賞 天野貴元『オール・イン 実録・奨励会三段リーグ』(宝島社)
文芸部門:優秀賞 森内俊之『覆す力』(小学館)
技術部門:大賞 森信雄『逃れ将棋』(実業之日本社)
技術部門:優秀賞 杉本昌隆『杉本流相振りのセンス』(発行:日本将棋連盟 発売:マイナビ)
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第27回(2015年)

観戦記部門:大賞 大川慎太郎「第64期王将戦七番勝負第1局 渡辺明-郷田真隆(将棋世界)」
観戦記部門:優秀賞 藤田麻衣子「第28期竜王戦1組2回戦 橋本崇載-行方尚史(読売新聞)」
文芸部門:大賞 松本博文「ルポ 電王戦 人間 vs. コンピュータの真実」(NHK出版)
文芸部門:優秀賞 今泉健司「介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました」(講談社)
技術部門:大賞 藤井猛「角交換四間飛車を指しこなす本」(浅川書房)
技術部門:優秀賞 村山慈明「矢倉5三銀右急戦」(浅川書房)
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第28回(2016年)

観戦記部門:大賞 佐藤圭司「第73期名人戦七番勝負第2局 羽生善治-行方尚史(朝日新聞)」
観戦記部門:優秀賞 先崎学「第1期叡王戦決勝三番勝負第2局 郷田真隆-山崎隆之(ドワンゴ)」
文芸部門:大賞 佐藤康光「長考力 1000手先を読む技術」(幻冬舎)
文芸部門:優秀賞 白鳥士郎「りゅうおうのおしごと!」(SBクリエイティブ)
技術部門:大賞 鈴木大介「将棋戦型別名局集 四間飛車名局集」(マイナビ)
技術部門:優秀賞 大平武洋「ネット将棋攻略! 早指しの極意」(マイナビ)
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第29回(2017年)

観戦記部門:大賞 内田晶「第41期棋王戦五番勝負第4局 渡辺明-佐藤天彦(共同通信)」
観戦記部門:優秀賞 先崎学「第65期王座戦2次予選 三浦弘行-先崎学(日本経済新聞)」
文芸部門:大賞 後藤元気『将棋観戦記コレクション』(筑摩書房)
技術部門:大賞 神谷広志『禁断のオッサン流振り飛車破り』(マイナビ出版)
技術部門:優秀賞 石川陽生『将棋戦型別名局集4 三間飛車名局集』(マイナビ出版)
特別賞:羽海野チカ『3月のライオン』
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第30回(2018年)

観戦記部門:大賞 大川慎太郎「第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦 藤井聡太-増田康宏(読売新聞)」
文芸部門:大賞 杉本昌隆『弟子・藤井聡太の学び方』(PHP研究所)
文芸部門:優秀賞 柚月裕子『盤上の向日葵』(中央公論新社)
技術部門:大賞 藤井猛『四間飛車上達法』(浅川書房)
技術部門:優秀賞 永瀬拓矢『全戦型対応版 永瀬流負けない将棋』(マイナビ出版)
特別賞:山本一成『人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?』(ダイヤモンド社)
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第31回(2019年)

観戦記部門:大賞 白鳥士郎「第3期叡王戦決勝七番勝負第1局 金井恒太―高見泰地(ニコニコニュース)」
観戦記部門:優秀賞 田中幸道「第89期棋聖戦五番勝負第5局 羽生善治ー豊島将之(産経新聞)」
文芸部門:大賞 野澤亘伸『師弟』(光文社)・「師弟 少年時代に交わした二つの約束 畠山鎮七段×斎藤慎太郎王座」(将棋世界)
文芸部門:優秀賞 北野新太「最終局」(小説野性時代)、佐川光晴『駒音高く』(実業之日本社)
技術部門:大賞 杉本昌隆『将棋・究極の勝ち方 入玉の極意』(マイナビ出版)
技術部門:優秀賞 西尾明『コンピュータは将棋をどう変えたか?』(マイナビ出版)
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴

第32回(2020年)

観戦記部門:大賞 諏訪景子「第77期名人戦七番勝負第3局」佐藤天彦-豊島将之(朝日新聞)
観戦記部門:優秀賞 椎名龍一「第77期名人戦七番勝負第3局」佐藤天彦-豊島将之(毎日新聞) 
文芸部門:大賞 北野新太『木村の二十一秒 不撓の河を渉れ』(将棋世界)
文芸部門:優秀賞 新井政彦『時空棋士』(マイナビ出版)
技術部門:大賞 若島正『盤上のフロンティア 』(河出書房新社)
技術部門:優秀賞 佐藤慎一『1手ずつ解説! 将棋の筋が良くなる棋譜並べ上達法』(マイナビ出版)
最終選考委員・木村晋介 西上心太 所司和晴


若島 正(わかしま ただし、1952年8月10日 - )は、日本の英文学者、京都大学名誉教授、翻訳家。日本ナボコフ協会運営委員。翻訳者としては、ナボコフ以外にSF、ミステリを愛好。

目次
1 略歴
2 人物
3 著書
3.1 単著
3.1.1 監修
3.2 責任編集(横山茂雄と共同)
3.3 編訳書
3.4 訳書
4 雑誌連載
5 外部リンク
略歴[編集]
京都市生まれ。1968年洛星高等学校、1972年京都大学理学部卒。当初は数学者を目指していたが、英米文学に転向し、京都大学文学部英文科卒、同大学院文学研究科修士課程修了。1984年神戸大学教養部助手、1985年専任講師、1987年京大教養部助教授、1992年総合人間学部助教授、1995年文学部助教授、1996年文学研究科助教授、2001年教授。2018年定年退官、名誉教授となる。
人物[編集]
詰将棋作家、チェス・プロブレム作家でもある。中学生の頃から詰将棋の世界にのめりこみ、1966年「詰将棋パラダイス」誌で入選。詰将棋の二大賞である塚田賞を7回、看寿賞を9回それぞれ受賞。詰将棋作家の親睦団体「創棋会」の会長も務めた。
チェス・プロブレム作家としては、チェス・プロブレム専門誌 "Problem Paradise" 編集長。日本チェスプロブレム協会会長。『NPOチェス将棋交流協会』理事長。チェス・プロブレムを解く世界大会の日本代表でもあり、チェス・プロブレムの解答者として、最高資格の「グランド・マスター」に次ぐ「インターナショナル・マスター」の資格を、1997年、日本人で初めて獲得。世界ランキング8位にまでなった。プロブレム創作の国際審査員(フェアリー作局限定)でもある。
また、チェス・プロブレムの解答選手権をヒントに、2004年から『チェス将棋交流協会』主宰で毎年、「詰将棋解答選手権」を開催している。実行委員長であったため自らは出場していなかったが、2014年には初めて選手として出場。久保利明や広瀬章人などのトッププロや、宮田敦史、船江恒平などの歴代優勝者を抑えて61歳で初優勝した。
『将棋世界』昭和63年4月号にて、詰将棋初級編(3手・5手詰)40題をどれだけ早く解けるかを競う「タイムトライアル112」にトッププロに混じって参加した際には、トッププロの倍のスピードで解答し、2分29秒で1位だった。
谷川4分21秒 森内4分26秒 村山4分39秒 羽生4分40秒 佐藤4分59秒 田中5分28秒 浦野5分48秒 清水女流7分55秒 塚田8分35秒 沼15分20秒 山田女流22分52秒
指将棋でも、1975年にアマチュアの全国大会の一つである、赤旗名人戦で優勝したことがある。同1975年から将棋観戦記者としても活躍。1982年には、第六回読売アマ日本一決定戦の決勝で、真剣師といわれた小池重明と戦って敗れている。この対戦は『真剣師小池重明 疾風三十一番勝負』(団鬼六・宮崎国夫、1996年、幻冬舎、ISBN 978-4877281168) に描かれている。
また、「葵」名義で読売新聞の将棋観戦記を執筆した。2005年には将棋ペンクラブ大賞選考委員も務めた。
著書[編集]
単著[編集]
『盤上のパラダイス 詰将棋マニアのおかしな世界』三一書房 1988年 - 詰将棋ファンが長年に渉って制作している同人誌『詰将棋パラダイス』の歴史を扱う。
『華麗な詰将棋 盤上のラビリンス』光文社文庫 1993年
『乱視読者の冒険 奇妙キテレツ現代文学ランドク講座』自由国民社〈読書の冒険シリーズ〉1993年
『盤上のファンタジア 若島正詰将棋作品集』河出書房新社 2001年、新装版2017年
『乱視読者の帰還』みすず書房 2001年 - 本格ミステリ大賞受賞(評論・研究部門)
『乱視読者の英米短篇講義』研究社、2003年 - 第55回読売文学賞受賞(随筆・紀行部門)[1]
『乱視読者の新冒険』 研究社 2004年
『殺しの時間 乱視読者のミステリ散歩』バジリコ 2006年
『ロリータ、ロリータ、ロリータ』作品社 2007年
『乱視読者のSF講義』国書刊行会 2011年
『盤上のフロンティア 若島正詰将棋新作品集』河出書房新社 2019年
『詳解 詰将棋解答選手権 チャンピオン戦 2004~2019』マイナビ出版 2020年
『詳解 詰将棋解答選手権 初級・一般戦 2009~2019』マイナビ出版 2020年
監修[編集]
監修『将棋ファンにも楽しめる初めてのチェス1手・2手詰集』湯川博士、山海堂 2003年
責任編集(横山茂雄と共同)[編集]
L・P・デイヴィス『虚構の男』矢口誠訳、国書刊行会 2016年5月
サーバン『人形つくり』館野浩美訳、国書刊行会 2016年5月
シャーリイ・ジャクスン『鳥の巣』北川依子訳 国書刊行会 2016年11月
マイクル・ビショップ『誰がスティーヴィ・クライを造ったのか?』小野田和子訳 国書刊行会 2017年11月
ドナルド・E・ウェストレイク『さらば、シェヘラザード』矢口誠訳、国書刊行会 2018年6月
編訳書[編集]
シオドア・スタージョン『海を失った男』晶文社 2003年、河出文庫 2008年
トマス・M・ディッシュ『アジアの岸辺』(浅倉久志ほか共訳)国書刊行会 2004年
サミュエル・R・ディレイニー他『ベータ2のバラッド』(浅倉久志・板倉厳一郎・伊藤典夫・小野田和子共訳)国書刊行会、2006年
『狼の一族 アンソロジー/アメリカ篇』早川書房〈異色作家短篇集〉第18巻 2007年
『棄ててきた女 アンソロジー/イギリス篇』早川書房〈異色作家短篇集〉第19巻 2007年
『エソルド座の怪人 アンソロジー/世界篇』早川書房〈異色作家短篇集〉第20巻 2007年
シオドア・スタージョン『〈ウィジェット〉と〈ワジェット〉とボフ』(小鷹信光・霜島義明・宮脇孝雄共訳)河出書房新社 2007年、河出文庫 2010年
『モーフィー時計の午前零時』国書刊行会 2009年 - チェス小説のアンソロジー
ナボコフ『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』(沼野充義共編、研究社。2011年)
ジョン・アップダイク『アップダイクと私 アップダイク・エッセイ傑作選』(編訳:森慎一郎共訳)河出書房新社 2013年
『ベスト・ストーリーズI ぴょんぴょんウサギ球』(編訳:片岡義男、岸本佐知子、木原善彦、佐々木徹[要曖昧さ回避]、柴田元幸、谷崎由依、中村和恵、藤井光、古屋美登里、桃尾美佳、森慎一郎共訳)早川書房 2015年
『ベスト・ストーリーズII 蛇の靴』(編訳:桃尾美佳、渡辺佐智江、佐々木徹[要曖昧さ回避]、木原善彦、小林久美子、喜志哲雄、宮脇孝雄、森慎一郎、柴田元幸、岸本佐知子、谷崎由依、藤井光共訳)早川書房 2016年
『ベスト・ストーリーズIII カボチャ頭』早川書房 2016年
訳書[編集]
ポール・セロー『わが家の武器庫』(喜志哲雄共訳) 講談社 1988年
ヴァーナー・ヴィンジ『マイクロチップの魔術師』新潮文庫 1989年
エリック・S・ラブキン『幻想と文学』東京創元社 1989年
ピーター・ストラウブ『ゴースト・ストーリー』ハヤカワ文庫(上下)1994年
ダニエル・C・デネット『「志向姿勢」の哲学 人は人の行動を読めるのか?』(河田学共訳)白揚社 1996年
ジョージ・P.ランドウ『ハイパーテクスト 活字とコンピュータが出会うとき』(板倉厳一郎・河田学共訳)ジャストシステム 1996年
マイク・フォックス/リチャード・ジェイムズ『完全チェス読本 (1)・(3)』毎日コミュニケーションズ 1998年。(2)は松田道弘訳
ジョン・モーティマー『告発者』早川書房 1999年
ウラジーミル・ナボコフ『ディフェンス』河出書房新社 1999年、新装版2008年
ロバート・アーウィン『アラビアン・ナイトメア』国書刊行会 1999年
リチャード・パワーズ 『ガラテイア2.2』みすず書房 2001年
ナボコフ『透明な対象』中田晶子共訳 国書刊行会 2002年
ジェラルド・カーシュ『壜の中の手記』晶文社 2002年。新編・角川文庫 2006年。西崎憲・駒月雅子・吉村満美子共訳
『ナボコフ=ウィルソン往復書簡集』、中村紘一共訳、作品社 2004年
アヴラム・ディヴィッドスン『どんがらがん』河出書房新社 2005年、河出文庫 2014年
浅倉久志・伊藤典夫・中村融・深町眞理子共訳、殊能将之編
ナボコフ『ロリータ』新潮社 2005年。新潮文庫 2006年。「ナボコフ・コレクション5」新潮社、2019年
『エドマンド・ウィルソン批評集 (2) 文学』みすず書房 2005年。中村紘一・佐々木徹共訳
ギリェルモ・カブレラ=インファンテ『煙に巻かれて』青土社 2006年
ジョン・スラデック 『蒸気駆動の少年』河出書房新社 2008年、訳者の一員
柳下毅一郎編、編者の他浅倉久志・伊藤典夫・大森望・大和田始・風見潤・酒井昭伸・野口幸夫・山形浩生共訳
ナボコフ『ローラのオリジナル』作品社 2011年
『ナボコフ全短篇』作品社 2011年。訳者の一員
秋草俊一郎・諫早勇一・貝澤哉・加藤光也・杉本一直・沼野充義・毛利久美共訳
フレッド・ウェイツキン 『ボビー・フィッシャーを探して』みすず書房 2014年
ナボコフ『記憶よ、語れ 自伝再訪』作品社 2015年
ナボコフ『新訳版 アーダ』早川書房(上下) 2017年
メアリー・マッカーシー『私のカトリック少女時代』「須賀敦子の本棚7」河出書房新社 2019年
ハーラン・エリスン『愛なんてセックスの書き間違い』渡辺佐智江共訳 「未来の文学」国書刊行会 2019年
雑誌連載[編集]
『殺しの時間』「ハヤカワ・ミステリマガジン」(1991年 - 1995年)
『失われた小説を求めて』「ハヤカワ・ミステリマガジン」(1996年 - 2000年)
『乱視読者のSF短篇講義』「S-Fマガジン」
『乱視読者の小説千一夜』「SF-マガジン」
『夢想の研究』(詰将棋パラダイス)。2014年8月号から連載開始
外部リンク[編集]
Problem Paradise
Problem Paradise(propara) - Twitter
TWICE TOLD TALES 若島正
座談会 ぼくらは30年間こんな風に小説を読んできた(柴田元幸/宮脇孝雄/若島正)
若島正の詰将棋ワールド(京都民報Web)
『乱視読者の英米短篇講義』内容紹介、目次(研究社サイト)
『乱視読者の新冒険』内容紹介、目次(研究社サイト)
『殺しの時間』内容紹介、目次(藤原編集室サイト)
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