花と野菜とスケッチブック

春夏秋冬・花と野菜とスケッチとそして人と一緒に・・・

稲刈り途中

2014-09-26 15:38:08 | その他

まだ現役で米作りをしている本家の父さん母さんが今年も稲刈りの季節、頑張っている。

年々米価は下がり、今年は8500円と最低価格。

4町歩以上水田がないと、専業ではやっていけないと言われている。

わが地域でも該当する農家は一軒だけだ。

そして大農家ほど、今までの収入と比べての減収は大きい。

飯米として作るだけにして、あとは大豆を植えようかと米作りをあきらめる農家が増える・・・

水田地帯は衰退するばかりだ。

農家が元気がなくなると、経済も落ち込む。収入が少なくなれば、自ずと節約するしかない。

 

輸入米は安いが、自給率の低下は目を覆うほどに落ち込み、

あってはならないけれど、有事の際自国で賄える食糧は果たしてどうなるのだろうか?

四季折々、美しい田園風景!高齢化と米価の下落で黄金色が秋の日差しになぜかわびしい。

「美しい日本」を声高に叫んでいた人がいたが、本当にこれからの農業、これからの日本は大丈夫でしょうか?

他国に支援金や援助金を惜しげもなくばらまいているけれど、

税金に苦しみ、必死で働いても貧困に苦しむ国民がいることを忘れないでほしいと思う。


2ヶ月何してた?

2014-07-01 21:13:04 | その他

ご無沙汰しております。一度パソコンから離れるとそれっきりになる、近頃の私です。

訪問して下さった皆さん、ありがとうございます。

稲が順調に伸びて田は緑に染められています。

畑もほとんど埋まって夏野菜がぐんぐん育っています。

この2ヶ月、畑作業に、園芸作業、アメリカから帰郷した旧友との再会、

佐々木愛さんとモンゴル国立民族歌舞団のコラボ朗読劇のチケット売り等々、

その間、絵手紙を小学生と一緒に描くことになって、何枚か絵も描いているのですが、

UPしないまま、時があっという間にながれてしまいました。

 

花盛りの庭や、雨上がりで一気に生えそろった畑の草と野菜の饗宴?狂園?

気まぐれのUPにお付き合いください。

 

 


甘夏ジュース

2014-02-03 19:17:45 | その他

 

友人が神奈川のお姉さんから送られてきたと甘夏を持ってきてくれました。

さっそく一つ剥いて頬張ってみました。酸っぱくて懐かしい味です。

三口ほど食べて、ジュースにすることに・・・

バナナとリンゴとハチミツを少々、爽やかなジュースで、目が覚めました。

庭木の甘夏なので、自然栽培と聞き皮ももったいないと、

薄く切ってマーマレードも作ってみました。

ちょっぴりほろ苦く爽やかな味。紅茶に少量入れて飲むと美味しいです。

ビタミンCを補給して、風邪に負けないぞ~!

 


あの吹雪の日を思い出した

2014-02-01 14:16:03 | その他

台風は大概それてくれるけれど、猛吹雪は一冬何度かあります。

昨日はそんな一日でした。

こんな日はなるべく外に出たくないものです。

ガラス窓は雪だらけ

吹雪で時々視界ゼロに・・・

こんな中をちょっと買い物に出かけてくると、夫は軽トラに乗って出かけていきました。

「ええっ!やめた方がいいんじゃない」と言うと

「吹雪の雪山を思い出した」と分からないことを言う。

 

思い出しました。

子供2人連れて、故郷に戻ったころ、夫は若いころから続けていた登山をまだやっていて

こちらでも山岳会に入り、雪の奥羽山脈縦走に参加したことがありました。

今日みたいな猛吹雪になり、雪洞を掘って凌いで一日遅れて帰ってきたことがあったのです。

山岳会に無線が通じて、皆無事だということがわかり遭難騒ぎにはならず、自力で下山してきました。

達成感いっぱいだったのでしょうか?

こちらの心配をよそにニコニコ顔で帰ってきました。

少々雪焼けでむくんだ顔、笑顔からこぼれた歯がやけに白かったのをを覚えています。

心配でいっぱいだった気持ちがゆるむと同時にその笑顔に腹が立ってきました。

「もうこんな思いは沢山!子供も育ちざかりなのだから、冬山登山だけはやめて!」

と強い口調になったのを覚えています。

 

あれ以来、冬山には登らなくなりました。

冬は子供たちをスキーに連れて行くのに忙しくなったこともありましたが・・・

でも、時々雪山の厳しさゆえの美しさを忘れられないと言います。

久しぶりの吹雪に血が騒いだのでしょうか??

まあ無事帰ってきて、「すごいなぁ!今日は・・・」などとウキウキしている姿が理解できない私でした。

 

団塊の世代の登山者が四季を問わず、よく遭難して話題になる昨今です。

山の魅力は私も経験した一人ではあるのでわかるのですが・・・

気持は若いつもりでも、やはり体力は格段に衰えていることを自覚して

入念な計画と、日々の体力作りが必要不可欠だと思います。

山を自然を甘く見てはいけないことを登山を経験された方ならわかっているはずですけれど・・・

三浦雄一郎さんみたいなスペシャリストは、比すべくもなく日々の鍛練と心構えが違うのですから・・・

30年前の吹雪の日を思い出しました。


トタン屋根

2014-01-27 17:02:57 | その他

お日様が出ると家の中にいるのがもったいない気がします。

昨日の午後は吹雪いていたので、今朝はまたドンと積もっているのでは?

と思っていたので、その分うれしい陽射しです。

で、ぶらっと散歩しました。

山の神が祭られています。

集会所の雪下ろしの時についでに下ろしたものか、それともひとりでに落ちたのか・・・

道路の端を教える目印のポールが除雪車で押されてみな横倒しに・・・

庚申様も雪の中・・・でも小康状態が続いて随分と雪嵩が減りました。

我が家の本家(義父の実家)・・・雪原は田です。

 

気付いていると思いますが、雪国はトタン屋根です。

私がこちらに移り住んだ時、瓦屋根に慣れていた目には、

それも雪の季節ではなかったので、トタンの屋根の家々が不思議な光景に見えました。

雪国では当然なのですけどねぇ

トタン屋根に積もった雪はほとんど滑り落ちてくれます。

ある程度急な勾配が必要ですが・・・

それとトタンがさび付いてくると滑りにくいので何年かに一度はペンキを塗り替えます。

 

我が家のように後ろが田で、隣と接近していないところはいいのですが、

住宅地や、商店街などの密集地では、屋根にすべり止めを付けて

雪が落ちないようにしています。

大雪になるとお隣と仲が悪くなる・・・なんて話も嘘ではないでしょう。

雪下しと、下ろした雪を運んで捨てに行く費用は、業者に頼めば生半可な額ではないそうです。

核家族で、日中留守の家も暖をとっていないために屋根の雪が凍って滑り落ちずらくなっています。

雪が降り続いたあと共働きの次男の家がそうでした。

夫が除雪機を軽トラで運んで(下ろした雪を除雪するため)手伝いにいきました。

三男の家は勾配がきついので屋根の雪は滑り落ちましたが、

落ちた雪を寄せるのはどこの家でも免れません。

 

この冬も屋根から転落して亡くなった方がいます。

雪下し中の転落防止のための命綱、ヘルメットは、今までは大丈夫だからと安易に考えずに

必ず使用してくださいね。

軒先の雪を落とそうと梯子をかけて突いていて落雪の下になった方も多いようです。

思いもよらない落雪・・・他人ごとではないです。要注意ですねぇ

2月を過ごせば一山超えます。

お日様、今日はありがとう。

願わくばまたお目にかかりたいものですね~