まだ現役で米作りをしている本家の父さん母さんが今年も稲刈りの季節、頑張っている。
年々米価は下がり、今年は8500円と最低価格。
4町歩以上水田がないと、専業ではやっていけないと言われている。
わが地域でも該当する農家は一軒だけだ。
そして大農家ほど、今までの収入と比べての減収は大きい。
飯米として作るだけにして、あとは大豆を植えようかと米作りをあきらめる農家が増える・・・
水田地帯は衰退するばかりだ。
農家が元気がなくなると、経済も落ち込む。収入が少なくなれば、自ずと節約するしかない。
輸入米は安いが、自給率の低下は目を覆うほどに落ち込み、
あってはならないけれど、有事の際自国で賄える食糧は果たしてどうなるのだろうか?
四季折々、美しい田園風景!高齢化と米価の下落で黄金色が秋の日差しになぜかわびしい。
「美しい日本」を声高に叫んでいた人がいたが、本当にこれからの農業、これからの日本は大丈夫でしょうか?
他国に支援金や援助金を惜しげもなくばらまいているけれど、
税金に苦しみ、必死で働いても貧困に苦しむ国民がいることを忘れないでほしいと思う。