花と野菜とスケッチブック

春夏秋冬・花と野菜とスケッチとそして人と一緒に・・・

もってのほか

2009-09-28 08:59:04 | 花のこと
ことのほかおいしい食用菊
花を摘み、花びらをばらばらにする。
ポンポン煮えたぎった湯に酢をひとたらし
花びらを残さず入れる。
一煮たちしたら、ざるにあげて水にさらす。
しゃきしゃきとした歯ざわりのもって菊のおひたし
酢醤油でいただくと、あっと言う間におなかの中に・・・

義父が育てていたものを植え替え増やして、毎年この時期にいただく。
暇を見てはぽちぽちと摘む。
秋空の下、吹く風に菊の香りが漂い心地いい。

さて、今日からお嫁さんが出勤、
一ヶ月間、子守主体の日々です。
ちょこっと、お休みがちになるかもしれませんが・・・

さつまいも収穫

2009-09-27 14:36:01 | 野菜のこと
春に植えつけたサツマイモの苗20本
孫達に掘らせようと声をかけたが、あいにくの行事と重なり
その後は雨が降り、結局ジージとバーバが1畝ずつ掘った。
1昨年は1畝ほとんどがネズミのご馳走で、残り1畝数本しか採れなかったが
今年は大きいのがごろごろ、
孫達に掘らせたら喜んだにちがいない。残念!
後日、次男三男の家にお届け・・・おっきい!の歓声をいただいてきた。
味覚の秋、さっそく煮たり焼いたりしていただきます。

朝晩の冷え込み、冴え冴えの月明かり、
ススキがゆれてすっかり秋らしくなりました。
稲刈りもぼつぼつ始まりました。



秋明菊

2009-09-25 10:15:15 | 花のこと
秋明菊が咲き始めた。
濃い桃色の八重咲きだ。
一重もあったのだが、いつのまにか八重だけになってしまった。
故郷の母の庭からやってきた花だ。

息子達が幼かった頃、休みになると帰省した。
手入れの行き届いた庭にはそこここに季節の花々が咲いていた。
麦藁帽子をかぶり、暇さえあれば草をむしり、
空きスペースに野菜も作っていた母。

やがて私も
子育てが一段落する頃になると、いつのまにか花を育て、野菜を作っていた。
母が逝って、母の血が流れていると、ことさら実感する日々。

夏には百日草や銀杯草を、秋には秋明菊を・・・眺めては母を想う


芋の子

2009-09-23 11:29:57 | スケッチ
芋の子を掘ってみた。
追肥はしたのだけれど、丈がさっぱり伸びず勢いが今一だ。
土を掘り返すと子っこはまあまあついている。
夫が男の力で土寄せを幾度かしてくれたおかげだと思う。

今年は畑の土寄せや除草の目的での耕耘など夫の働きのお陰で
農作業が楽だった。
人生も後半、体力の衰えは止めようもない。
夫婦持ちつもたれつ、お互いを尊重しながら、歩いていきたいものだ。
なんだかんだ言いながらも、頼りにしている空気のような存在なのです。

夫婦合作の芋の子であったかい芋の子汁いただきま~す!


友あり、遠方より来たる

2009-09-15 09:22:14 | その他
高校時代の3年間の思い出と言えば、部活動。
それだけの目的で学校に行っていた。
弓道部に所属して10人の仲間と出会う。
伝統やしきたりを重んじる厳しい先輩に鍛えられながら、
泣いたり笑ったり、いろんな事があった。
誰もやめることもなく、卒業しても友情はずっとそのまま40年近く続いている。

先月29日、茨城に在住する4人が秋田を訪れてくれた。
始めての旅に秋田を選んでくれ、半日私との時間を作ってくれた。
近況から、今までの苦労話、あの頃の思い出、話は尽きない。
歳は重ねても、心底流れる優しさや、真直ぐな心を失っていない彼女達。
遠くに嫁いだのは、北は秋田、南は熊本、そして海を越えアメリカの3人。
帰郷すると故郷組の彼女達が癒しの場を作ってくれる。
いつも遠くに住む私達に心を配ってくれる。
よくまあ秋田まで来てくれたと、顔を見て話しているうちに、
熱いものがこみ上げてきた。

季節を違えて又来てねと、秋田での再会を約束した。
彼女達との出会いは人生の宝物の1つだと再認識した一日だった。

カクトラノオ