花と野菜とスケッチブック

春夏秋冬・花と野菜とスケッチとそして人と一緒に・・・

今年は蝉が多いかな

2010-07-29 21:34:28 | その他
毎朝、夏海を抱いて家の周りを散歩する。
木々や花の茎はもちろん、家の外壁、藤棚の脚、テーブルにいす、耕運機にかけてあるビニールシートにまで、蝉の抜け殻がついている。
暑さが戻っていっきに羽化がはじまったのか・・・
それにしても今年は抜け殻が多いこと!

油蝉にニイニイゼミ、夕方になるとヒグラシの声が響く。

初めて見る蝉の抜け殻を手にのせてやると、何でも口に運ぶ夏海には例外はなく、あっと言うまもなく口に運んだ。

夕方、夫が「蝉の幼虫が歩いている」と言うので、見に行った。
木にしっかりつかまって羽化する姿は幾度か見たが、羽化する場所を求めて歩く幼虫は初めて見る。
これが早い、のっそのっそ歩く姿を想像していたが、アリが歩く早さとあまり変わらない。
生まれる~早く場所を見つけなければ・・・そんな切羽詰った歩きぶりだ。
もみじの木につかまって動かなくなるまで、幾度も転がり落ちて、はらはらさせられる。
起き上がれずに死んでしまうものも少なくないはずだ。

夕飯を食べて一休みしながらも、夫も私も蝉がきがかり・・・
11時半やっと彼は羽化に成功!

朝見に行くと抜け殻を残して、飛び立っていた。


おこりじぞう

2010-07-16 23:14:07 | 絵本
8月のおはなし会には必ず「絵本おこりじぞう」を読む。
山口勇子原作・四国五郎絵・・・二人とも広島で被爆している。
戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを自ら体験し、平和の尊さを心から訴えている絵本だ。
生々しい絵に躊躇する人もいるかもしれないが、現実の恐ろしさを伝えるために四国五郎さんはあえて描いた。
怖いものだと言うことを、こんなに悲惨だと言うことを二人は伝えている。

第二次世界大戦で敗戦してから65年経ち、戦争があったことさえ知らない子もいる。
罪のない沢山の人が戦争で亡くなっていること、今の日本がどれほど平和かを子供たちに伝えなければならないと思う。
今現在も世界のどこかで、戦争の犠牲になっている人がいることを、おろかな人間によって
いつ起こらないとも限らない戦争の恐ろしさを、平和の尊さを、何らかの形で伝えていく義務が大人にはあるのではないだろうか?
戦争を知らない私のできることと言ったら、本を読んで聞かせること、こんな本があると教えることしかない。

息子たちに読み聞かせたり、読ませた本が他にもある。
「ひろしまのピカ」(丸木俊 作・絵)「アウシュビッツからの手紙」(早乙女勝元)
孫たちにも、「ひろしまのピカ」を読んで聞かせた。萠は一人で読んで感想文を書いた。
高学年になったら、「アウシュビッツからの手紙」を読んでもらいたいと思っている。
他多数「かわいそうなぞう」「猫は生きていた」等など
     
  

収穫

2010-07-14 11:27:56 | 野菜のこと
畑の土は不規則に降る雨で柔らかい。
長靴の底に土がつく。
それでも晴れ間を待って育ちはじめた、育ちすぎた野菜を収穫する。
やっと赤みを帯びてきたトマト。
今までは地這いで育てたきゅうりを始めて支柱にネットを張って育てている。
手なしインゲンも生りだして、2日も収穫しないと太くなっていてびっくりする。
ちょっと元気のないナスだが、それでも食べるには困らないぐらいは生ってくれている。
夏野菜の季節、新鮮なおいしさはやっぱりうれしい。

最後の収穫四作豆(えんどう豆)。実がパンパンのものから若いものもみな収穫した。
緑色もあせてパンパンのものは実を取り出して、豆ご飯や野菜の煮物に使おう!
まだ青みがかったパンパンのものは、味噌汁に・・・
義父が野菜作りメインだった頃、この四作豆の味噌汁は定番で、さやの筋だけ残して歯でしごいで、実を食べた。
面倒だと言う人もいるけれど、我が家の息子たちもみな大好きで、自家製野菜でなければ味わえない味噌汁だ。
実がパンパンに育つのを待って収穫する・・・私が受け継いだ。
もちろん、若々しいのも収穫はしますよ。

エシャロット(西洋ラッキョウ)の醤油漬けと甘酢漬け、今年も漬けました。
もう大分食べてしまいました。
                  畑全景
                  

                  

紫陽花の季節

2010-07-12 14:10:41 | 花のこと
どうもいつもの年とは違う梅雨の雨だ。
しとしと長雨ではなく、急に降り出す。
雷鳴とともに、土砂降りの雨・・・畑の畝の間に水溜りができてしまう。
雷は梅雨明けを思わせるが、まだ梅雨は明けそうにない。
各地で、集中豪雨のような雨が降り被害がでているようだ。

花の命は短くてと言うが、花が咲き急いでいるような気がしてならない。
それとも自分の生活にゆとりがないせいなのか、
今年は特に花の咲いている姿を見逃してしまっている。

この時期のメイン紫陽花は、年々株を大きくして、見逃しようもなく咲き誇っている。
酸性土壌なのか、どの花も青色が強い。
真っ白だった紫陽花も、うっすらと青みがかっている。
白は大ぶりで、重たげな花房をたくさん咲かせている。
ガクアジサイの繊細な花型は見れば見るほど美しい。
夕べ降った雨水でいっぱいの甕に二輪浮かべてみた。
いつになく、ゆとりのある午前・・・
さて、孫たち帰ってくるまであと数時間

                  

                  



這えば立て

2010-07-06 12:55:36 | 
「熱があるので迎えに来てください」
保育所に迎えに行くと、おでこに冷えピタをぺたっと貼られた夏海がいる。
どういうわけか、38度近い熱があるということで、家に帰って幾度もはかるけれど、
大概は37度3分とか、36度代にとどまることが多い。
保育所に行くと、緊張したり、あるいははしゃぎすぎるのかな?
ちょっと熱っぽい時、鼻水咳の出るときは休ませたほうが無難のようだ。
ということで、この3日間もバーバとお家で遊んでました。

あと一ヶ月で1歳の夏海・・・8ヶ月でつかまり立ち仕出して、ハイハイはお手の物、
目的地まであっという間についてしまう。
キョロキョロ辺りを見回しては、興味津々、猪のごとくこれぞと思うものにたどり着き
つかまり立ちして、満足げな顔をする。
8月2日の誕生日までに歩くことができるだろうか?
楽しみなような、体力の衰えを感じるバーバとしてはおそろしいような・・・・