花と野菜とスケッチブック

春夏秋冬・花と野菜とスケッチとそして人と一緒に・・・

青いトマト

2011-10-23 22:47:48 | 野菜のこと

育つ途中で掻いたトマトの枝を差し芽しておいた。

今になって元気に実を付け出したが、気温が低くなったので、赤くならない。

砂糖煮にすると、とても美味しいと、訪ねてきた友人に聞いて、さっそく試してみた。

洗った青いトマトを鍋に並べ、にひたひたの水を入れ、甘味をみながら砂糖を3回位に分けて、コトコトと煮る。

半日くらい、弱火で煮て、冷ましたら、冷蔵庫で保存。

イチジクを煮たのと似ていますが、もちょっと、モダンな味です。

生クリームをかけて食べるとおいしいですよ。


赤い実黒い実etc

2011-10-17 12:24:14 | 花のこと

実りの秋、花木も実をつけだした。

赤い実をつけるものが多く、目を引くのがウメモドキの鮮やかな実だ。落葉後も実をつけたままで、銀世界の冬、えさを求める野鳥にはありがたいご馳走では?

マユミの実はスタンドランプのようなかわいい形をして、ぶら下がっている。この木で弓を作ったのが名の由来だそうだが・・・春先たくさん毛虫がつくのだか今年はほとんど被害なし。マユミに限らず、どう言う訳か毛虫が少ない年でした。

イチイの実は口に含むとトロッと甘くておいしい。幼かった息子達がおいしそうにほおばっていた姿が目に浮ぶ。植物の本を見ていたら種には毒があると近頃知った。記憶にはないが、おいしいところをしゃぶって、きっと種は吐き出していたのだろう。4人とも元気に生きている。それとも猛毒ではないのかな?くれぐれもご用心を!?

ヤブコウジ・・・十両とも言うそうだ。ちなみに皆さんもマンリョウ(万両)センリョウ(千両)はご存知でしょう?じゃあ百両って?調べたら、カラタチバナ(別名コウジ・タチバナマンリョウ)みな正月ごろに赤い実をつけるめでたい樹木に違いない。ヤブコウジは背丈がなくて実も少ないので、安値がついたのだろうが、ヤブコウジにしてみれば心外だよね。肩を持つわけではないが、我が家のヤブコウジは和風のグランドカバーとして素敵な風情をかもしだしているのであります。

コハゼが今年もたくさん実をつけてくれた。ちょっと癖があるが、ジャムにする。小鳥にとっては、ご馳走だと思うが、気がつかないのか、私の収穫のほうが早いのか、小鳥がついばむ姿を見ることはあまりない。ベリー類と違って皮の中まで色づいていない、ちょっと青臭いのはそのためか?和風のジャムといった感じ。

ムラサキシキブ 美しい色合いはあの紫式部とも重なる。秋の庭に風情をかもしだす。が、この実がこぼれるとたくさん芽をだし、だまっておくとぐんぐんのび、ムラサキシキブだらけになる。多すぎると美しさは際だたないものだ。秋口にばっさり切り込むのは嫉妬ではないのです。悪しからずムラサキシキブ様。