日陰を落ち着いた雰囲気で彩ってくれるギボウシの葉色。
冬場は地上から姿を消し、雪どけの後もしばらく顔を出すまでは間があり、
植え替えた場所をわすれていたりする。
オオバギボウシは若い茎を食用にする。
漬物、味噌汁に、ちょっとぬめっとして、さっぱりとした口当たりは春の味だ。
置石、木の根元に植えつけた白い縁取りのものや、ライトグリーンのギボウシがいい具合に調和する。
今頃になると、花が咲き出す。色も姿もじみだけれど、存在感のある花だ。
ギボウシは庭の引き立て役・・・しいて言えば名脇役といったところだ。
主人が単身赴任していた仙台で、感じていた謎が解けた気がします。
庭先にぎぼうしを植えているお家が殆どだったので、この地方の人はこの花をみんな好きなのかなぁ?って不思議でした。私の方ではあんまり植えている家は無いので。
食べるのですね。納得しました。
山菜として売っているギボウシはちゃんと藁で茎の部分をマルチして栽培していると思います。
オオバギボウシは庭先に植えていても食べられると知っていれば食べるかもしれませんね。
私は秋田に嫁いで初めて食べられると知りました。美味しいことも・・・
イングリッシュガーデンが注目されるようになってから、ギボウシもまた注目され始めた気がします。