母なれば
キライな蛾になる蚕でも
繭をけなげに作る
いとおし
女子である私はカマキリもキライ、蛾もキライ。
生きたバッタを食べるカマキリなんて絶対飼えない。
しかし、生まれて初めてカマキリの赤ちゃんが卵から孵るのを見ました。
無数の、1センチぐらいの赤ちゃん。虫かごの隙間からたちまち巣立っていきました。
このときばかりは、元気で大きくなれよ、と声をかけました。
学校で飼うことになった蚕。虫生活にも慣れてきた男の子の母でも、白くてむにゅむにゅ動く蚕の幼虫はちょっと気持ち悪い・・・。しかし、桑の葉っぱを食べる様子はやはりかわいいものです。
その幼虫がやっと繭を作り始めました。
一生懸命自分の周りを糸で囲っていく蚕の幼虫。
この小さな体のどこからこんなに糸が出てくるのでしょう。
きっとこの作業も懸命です。
生きとし生けるものみな、いとおしいと感動をもらいました。
・・・こうして今年も元気に誕生日を迎えている6月です。
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