「 冬枯れ野この世に郷愁覚ゆ夕 」ふゆがれのこのよにきょうしゅうおぼゆゆうお出かけに出遅れ、日が傾く時間になってしまった。自転車で河川敷を走る日よ、もう少し暮れないで寒くなるよ暗くなるよでも、日暮れの光は美しい寒くなり、なんだかものさびしくなってきたななんだか郷愁をそそられるな人生を終わるとき、こんな気持ちになるのかな冬枯れの景色だけどのどかで平和な風景に※季語としては、「末枯野うらがれの」だった . . . 本文を読む
「 祈る間ももてず今日来てあじさいや 」いのるまももてずきょうきてあじさいや下書きのままの句が残っていました。そのときの気持ちをよく覚えていませんが、春に愛ねこや義父を亡くし、バタバタと毎日を過ごしていて、通勤帰りの神社に足をのばすこともできなかった、という句だと思います。やっと訪れたころにはもうあじさいの季節だったのか…という。 . . . 本文を読む