子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

「君の膵臓をたべたい」読後短歌

2021年05月30日 | 本の紹介
「 全力で生きてやるぞと我思う
  なんでもかんでも抱きしめながら 」

DISH//の「猫」という曲が流行りました。
なかなかいい曲だと思っていたら、あいみょんが「君の膵臓をたべたい」に感動して、映画に出ていた役者さんのバンドDISH//のために「猫」を作ったのだそうです。

原作も映画も感動しました。

私は原作読んで自分なりの登場人物や世界観を想像するのが好きなので、できるだけ原作を先に読みます。

この作品は、映画の配役も素晴らしく、よりリアルに感じられて映画を見た夜は切なさが募ってあまり眠れませんでした。

病気の人物が出てきますが、病気の人物と恋人が出てくる感動物語もある中、恋愛関係にない男女だからこその深い愛の物語なんです。

ひとりの人の命や生活をまるごと大事に包み込むって、なかなかできないことなんだと思いました。

家族でも恋人でもない人ゆえにその人のまるごとの命を愛するという物語。

恋愛を知る前に、中学生ぐらいのすべての子どもたちに読んでもらいたいです。
もちろん、大人も本当に感動します。
(途中、受け入れ難い内容と感じる部分もありますが、それはまた別の話で。)

女優さんが本当にぴったりの役で、ちょうどその親の年齢の私には、女優さんの愛らしさが光るあまりに切なすぎて泣きすぎてしまい、眠れなかったです。

年を重ねると、感動って身体に悪いですね(笑)。

最後に、ちょっとネタバレになる短歌を載せますので、ネタバレが困る方はこの先の短歌は後ほど!


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「 うら若き娘の死せる映画見て
  この娘を抱いて生きるぞと誓う 」

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