妙覚寺ニュース

広島妙覚寺の毎月のニュースを写真入りで紹介します。

11月27日(木)広島市土砂災害百ケ日法要厳修

2014年12月03日 | お知らせ

 

 11月27日(木)午前7時より、広島市土砂災害で亡くなられた方々の百カ日法要が厳修されました。

                      

デイサービスでは、切り絵の作品作りをしました

今日の切り絵のテーマは『実りの秋』

くり・まつたけ・洋ナシ・りんご・かき・ぶどうみかん、どれもおいしそうです


11月25日(火)江田島市「島でねばる」ー総社市 介護予防サロン視察

2014年12月03日 | 介護職員研修会

今日は岡山県総社市へ、介護予防サロンの視察に行きました。

岡山県総社市では、平成20年度から『いきいき百歳体操』の普及に取り組んでいます。高齢者が住み慣れた地域で

『いきいき百歳体操』を継続して行うことにより、日常生活動作や関連動作等が改善し、出来る限り要介護状態に陥る

ことなく、健康でいきいきといした生活を送ることができるようにすることを目的として始められました。

平成26年7月現在、市内122ヶ所のサロンで、1800人の高齢者(高齢者の10人に1人)がこの体操を実践して

います。この体操は、ベッドの起き上がり、椅子からの立ち上がり、 物を持ち上げるなど日常生活に必要になって

くる部位を中心に行 っていて、体操を行っていることで体の弱っていたところが徐々に改善され、体力もつくそう

です早い方は3カ月で効果がでると言われていました

江田島市の一行も、サロンの百歳体操に参加させていただきました。

DVDで39分の体操です。みんなで一緒にやることで連帯感が生まれ、続けられるんですね

もともとは高知市がこの体操を開発してDVDを作り、それが全国的に広まりつつあるようです

市から支給されるのは、DVDと手足につける重りの貸し出しだけ。

あとの椅子は自分たちで調達されるそうです

人集めも自分たちで行うから、自主団体として続けていけるのではないかということでした

体操が地域の繋がりを強くしていると気づいた住民によって、参加者の増大や参加継続の意欲の維持に、

工夫がされるようになったそうです

元気な高齢者,虚弱の高齢者,介護保険の利用者がともに『いきいき百歳体操』に参加し,地域の繋がり

の中でお互いに支えあいながら、自分らしく、楽しく過ごすことが出来るようになるのです。

さらに、薄れかけていた地域の繋がりの再構築に住民主体の体操が大きく寄与しているということです。

江田島市もこれから取り組んでいきたいですね


11月20日(木)京都から奈良へ

2014年12月03日 | 京都散策・お寺散策

 今日は薬師寺玄奘三蔵展へ行きました。

1350回忌御遠忌を記念しての玄奘三蔵特別展でした。

南北朝時代の釈迦三尊十六善神図等たくさんの出展でした。

釈迦三尊と十六善神と玄奘三蔵の姿が描かれている作品がこんなにあるのですね!

南北朝から江戸時代にいたるまで、玄奘三蔵のお姿を描かれ作品をたくさん拝見しました。

玄奘三蔵はたくさんの仏典を翻訳されています。命がけでインドから中国へ、仏教を伝えて下さった玄奘三蔵、改めてお徳を

偲んだことです。

  

平山郁夫画伯の玄奘三蔵壁画も特別拝観できました。

玄奘三蔵院の中は、シルクロードの世界でした

                     

 

 そして、唐招提寺へ行き、鑑真和尚のご廟にお参りしました。 

唐招提寺は、南都六宗の1つである律宗の総本山です。金堂は奈良時代の建物で国宝です。

鑑真和尚は、渡日を決意され、12年間に5回の渡航を試みて失敗、次第に視力を失うこととなりましたが、

天平勝宝5年、(735)、6回目にして遂に日本の地を踏まれました。

大変な御苦労をされて、日本に戒律を伝えて下さった方です。御遺徳をしのんでお参り致しました。

宝蔵は奈良時代に造られたもので、国宝です。

経蔵も宝蔵と同じく、校倉造りです。

ゆっくりと、奈良をまわり、雄大な空間の中で、静かな時を過ごすことができました