勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

『エドワード・ゴーリーを巡る旅』(奈良県立美術館)

2024-10-07 05:00:55 | 美術館・博物館

久しぶりに一人で奈良へ遊びに行ってきた。

麻婆豆腐の名店、『青天』で昼食をいただいたあと、

街中をうろうろしていると、奈良県立美術館に辿り着いた。

今やっている企画展は何かな?と覗いてみたら、

『エドワード・ゴーリーを巡る旅』というのを開催している。

 

俺様は知らないが、不思議な世界観と、細密な画風で世界中に熱狂的なファンがいる、

アメリカの絵本作家らしい。

 

興味を持って入ってみたら、これがとても強烈だった。

彼が存命中に作った絵本の原画が、内容の紹介と一緒に展示されているのだけれど、

作品の内容がどれもこれも、なんというか異質で、

子ども向けの絵本によくあるような、ハッピーエンドがほとんど見られないのが特徴だ。

 

例えば『不幸な子供』という代表作があるが、

簡単に言うと、最後まで不幸な『小公女』みたいなかんじ。

解説を読むと、インスピレーションを得た作品は他にあるらしいけど、

読んだ印象としては、『小公女』を思い起こさざるを得ない内容だった。

この作品に限らず、ゴーリーの本に出てくる子どもは大抵不幸で、

しかも最後の最後まで不幸なまんまというのが多い、、、多いというか全部?

 

あまりインパクトが強かったので、『不幸な子供』を1冊買って帰り、

職場の皆さんに回覧させていただいた

いや、すごかったなぁ

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『WarGroove2』(2023年発売。XBOX用 戦術シミュレーション)

2024-10-05 06:19:57 | ゲーム・日本橋

さっきまで遊んでいた、XBOXのGAME PASSタイトル、

『War Groove2』がなかなか面白かった。

 

『2』というからには前作があるのだけれども、そちらは未プレイ。

面白かったので、是非『1』もプレイしてみたいところだ。

ゲームのスタイルとしては、見た目『FE』だけど、どちらかというと『大戦略』系か。

歩兵や弓兵で集落を制圧して収入を増やしながら、ユニットを生産し、

敵の部隊を打ち負かしていく。

このゲームの魅力は、なんといっても多種多様な兵種。

いくつかの国が入り乱れて戦うのだけれども、

国ごとに特色のあるラインナップで、侵攻してくる敵の兵種に対抗できるよう、

相性のいい部隊を雇い入れるのが楽しい。

接近戦に強い剣士や槍兵、移動力に優れた騎兵、

距離を置いて戦う弓兵やカタパルトといった地上部隊の他、

飛行ユニットや船舶ユニットも色々揃っていて、戦略の幅は広い。

 

司令官には『グルーヴ』と名付けられている特殊能力が備わっていて、

1ターン限定で怪力を手に入れたり、周囲の味方の体力を癒したり、電撃を走らせたりと、

これまた司令官によって様々な戦い方ができる。

 

ストーリーモードは、司令官の顔ぶれが変わりながら、

異なる国の視点で、舞台であるオーラニア大陸の戦乱の様子をるようになっていて、

最後の大団円でそれまで別々に行動してきたキャラクター達が一堂に会するのは、

ちょっと感動的なシーンだった。

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『続・激突!/カージャック』(1974年公開作品)

2024-09-14 10:19:45 | 映画

『続・激突!/カージャック』は、スティーヴン・スピルバーグが初めて製作した劇場映画だ。

 

昔、同じくスピルバーグ制作のTV映画で、『激突』というのを観たが、

こっちは元のタイトルが『The Sugarland Express』で、別に続編でもなんでもない。

 

軽犯罪を犯して刑務所に放り込まれた夫婦、ルー・ジーンとクロヴィス。

ルー・ジーンは先に釈放されて子どもを引き取りに行ったが、里子に出された息子ラングストンは帰ってこない。

クロヴィスの面会に刑務所を訪れたルー・ジーンは、クロヴィスを脱獄させると、

パトカーを強奪し、車を運転していた警察官スライドを人質に、

息子を取り返しに行くのだった。

 

こう書くと、ボニー&クライドみたいだが、

ルー・ジーンとクロヴィスは、考える力はちょっと足りないものの、その行動はむしろ善良だったりする。

子どもを取り返したい一心の行動は、スライドの同情心を呼び、

3人を追跡するパトカー集団を率いるタナーも中々最後の一線を超えられない。

 

そうは言っても、2時間の映画は後半に向かうにつれて重苦しくなってくる。

目的である里親の家に近づいてくるからだが、

この作品は実話を元にした映画で、観ている人間はこの話がハッピーエンドで終わらないことが分かっている。

タナーは狙撃手に射殺の許可を出し、ルー・ジーンたちは家に辿り着くが、

そこは既にもぬけの殻で、狙撃手が待ち構えている。

 

二人はどうなってしまうのか、スライドたちはどうするのか、

70年代の映画は、粗削りながらも無駄のないシーンの連続で、

最後まで勢いが止まらず観てしまった。

『激突!』も面白かったが、こっちもいいね。

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『怒りの葡萄』(1940年公開作品)

2024-09-11 04:49:08 | 映画

昔から撮り貯めてきた映画が大量になってきて、

ついに1000本を突破してきた。

いつか時間が出来たら観ていこうと思っていたが、

この分では生きている間に観終わるなんてことはなさそうだ。

そんなわけで最近はボチボチと、意識して映画を観るようにしている。

 

今朝見たのは、ヘンリー・フォンダ主演の『怒りの葡萄』だ。

公開されたのは1940年、第2次世界大戦中の映画である。

1940~1945あたりは、日本は日中戦争から太平洋戦争へ突入して、

国家総動員という状況になっている時期だが、

一方でアメリカでは、こういった映画をドンドン制作するゆとりがあったわけで、

この時代の映画を観ると、いつも国力の違いというものを見せつけられる。

 

それはそうと、『怒りの葡萄』である。

ジョン・スタインベックの名作の映画化で、

実は小説が発表された翌年に映画化されている。

オクラホマの貧農一家が、生きる糧を求めてカリフォルニアへ移住し、

様々な苦難に見舞われながら生きていこうとする姿を描いた作品だ。

俺様、原作は読んだことがなかったが、

テンポよく進むストーリーに、先の展開が気になって、

一気に観終わってしまった。

主演のヘンリー・フォンダが若いのも感動的だった、

ヘンリー・フォンダと言えば、『黄昏』の枯れた演技が印象的で、

名優の若い時代を初めてみて、なんだか感動した。

人はみな年を取って死んでいくが、映画俳優は若いままの姿で人の目の前に現れることができる。

素晴らしい職業だなぁ。

 

 

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『Ender Lilies』(2021年発売。PS4用 アクションRPG)

2024-09-09 14:13:55 | ゲーム・日本橋

なんか激難との評判の、2DアクションRPG『Endre Lilies』。

勢いで始めてみたものの、やっぱり難しい

2体目のボスキャラ、『老騎士ゲルロッド』がどうしても倒せない。

レベルを上げても攻撃力が1とか2とかしか上がらないし、

ゲルロッドはホントに容赦ないし、

これはちょっと無理かもなぁ。。。

 

雰囲気はとてもいいかんじのゲームなだけに、

俺様がもうちょっとアクション上手であればよいのだけれども。

ボスキャラは、一度倒してしまうと、

主人公の取り巻きみたいになってくれて、とてもありがたい。

エピソードもキャラごとに用意されているようで、

ゲルロッドもきっといい奴だったんだろうなぁ。倒せんけど。

 

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