近頃、『バルダーズゲート3』にハマりすぎて、
図書館から借りてきた本を読み切れずに返却するになってしまい、
ちょっとなんだかなぁ、という気分になってきたので
『水曜日はゲームをしない』ことにしてみた
そんな中で読み終えたのが、
高山羽根子氏の『首里の馬』(2020年)。
第163回芥川賞の受賞作だ。
なんというか、不思議な話だった。
例えて言うと、作りかけの部屋をどんどん建て増ししていくような作風で、
普通じゃないシチュエーションを、普通なように描きながら、
でもやっぱり登場人物たちにとっては普通じゃなかったんだってことを、
後半に進むにつれてどんどん展開していく。
「え?それってどうなっちゃうの?」と面食らわせながら、
そんなことは放っておいて、また新たな「普通じゃない」をストーリーに放り込んでくる。
「結局のところ、なんだっやったんや~」と思いながら、
それでも最後まで気分よく読ませていただいたのは、
主人公の未名子のやっていることが、魅力的に感じられたせいかもしれない。