勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

企画展『ワルシャワ~灰の中から蘇る不死鳥~』に行ってきた

2024-04-25 05:18:37 | 社会
久しぶりに平日の休暇が取れて、何をしようかな、と色々探していて見つけたのが、
ピース大阪(大阪国際平和センター)で開催されているパネル展示会『ワルシャワ。灰の中から蘇る不死鳥』である。


ポーランドの首都ワルシャワ市の主催で開催されてるこの展示会は、
第2次世界大戦中の1944年8月1日から10月2日にかけて、
ポーランドの国内軍とドイツ軍との間で戦われた市街戦「ワルシャワ蜂起」を取り上げたものだ。

1939年9月1日の、ナチス・ドイツによるポーランド侵攻により、
ポーランドはナチス・ドイツとソビエト連邦の2つの国に分割されてしまう。
首都ワルシャワはドイツ軍の支配に置かれ、以後は長い抑圧の時代を迎える。
ポーランド降伏後も、地下に宣布してレジスタンス活動を続けてきた「ポーランド国内軍」は、
戦争後半にナチス・ドイツが劣勢になり、1941年以降ドイツと敵対するようになったソ連軍がワルシャワ市に迫ってきたことから、
これに合わせた一斉蜂起に乗り出すことになる。
2か月に及んだ蜂起は、ソ連軍が予定通りにやって来ず、西側の国もソ連との関係悪化を恐れて消極的な支援に留まったことから、
結局は失敗に終わり、市民を含めた多くの死傷者を出して終了する。

蜂起鎮圧後のワルシャワ市は、アドルフ・ヒトラーの「全てを破壊せよ」との命令の元で、
街全体の組織的な爆破作業が進み、第2次世界大戦中のヨーロッパの都市で、
これほど破壊された街はないと言われるほど、徹底的な破壊が行われた。
現在のワルシャワ市は人口180万人の大都市だが、
何もなくなった場所に一から街を作り上げた、復興都市であり、
冷戦時代の1980年には、ユネスコにより世界遺産に認定されている。

パネル展では、第2次世界大戦前の華やかだったワルシャワ市から、
ナチス・ドイツによる占領時代、蜂起から街の破壊、戦後の復興と、
時代ごとに大量のパネルを使った展示を行っており、
「ワルシャワ蜂起」として知られている歴史の1コマを詳細に知ることができた。

ポーランドという国は、中世にはワルシャワ大公国として、
中欧で覇権を確立した時代もあったが、
地政学上、周辺の列強から狙われやすい場所にあることから、
18世紀以降は度々国土分割にさらされてきた。
現在も、ベラルーシやウクライナといった国に隣接しており、
特にロシアという国の動向には常に注意を払い続けている国だが、
復興後の美しい街並みが、これから先も長らく続くことを願いたい。
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最近、地震多くない?

2024-04-18 04:30:40 | Weblog
昨日の夜に、四国で震度6クラスの地震が発生。


今年に入って、大きめの地震が増えてきた気がするよね?

大学時代に経験した阪神大震災は、
あまり前触れがなくて、急にやってきたかんじだったけど、
やっぱり例の「南海トラフ」の前触れなんだろうか。

日本で暮らしている以上、地震と無縁ではいられない。
家に置いてある保存食も、ぼちぼち点検しておこう。

時に、勤務先の会社が入っている建物は、
震度6で倒壊すると言われていて、
前々から建て替えの議論が行われているんだけど、
いっこうに着手する気配が見られない。
グラッと来るなら、せめて勤務時間外にお願いしたい
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『ゴジラ-1.0』の配信が始まるようで

2024-04-17 04:45:35 | 映画
連休中の5月3日に、アマゾンプライムで『ゴジラ-1.0』の見放題配信が始まるとのこと。


昨年、映画館まで足を運んで観たけど、
とても面白い作品だったので、
配信がスタートしたら改めて観なおしてみたい。

今回は『ゴジラ-1.0』の配信開始に合わせて、
歴代のゴジラ関連作品30本近くも、同時に配信されるそうで、
なかなか太っ腹である。

それにしても、最近は劇場公開作品の配信タイミングがどんどん早まってきている気がして、
良いのか悪いのかよく分からないかんじだ。
先日観た『グランツーリスモ』も公開から1年経たずの配信開始だったが、
こういう話題作ほど、短期間で配信にまわってきている気がするので、
映画館で観るのは、これからはマイナー作品が中心になっていくかもしれない。

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フォールアウト(ゲーム版)が人気再燃しているらしい

2024-04-15 05:12:19 | ゲーム・日本橋
次女が小学校にあがったため、
土日をかけて家の中のレイアウトを変えてみた。
学習机を新調したついでに、前から狭いなぁと思っていた長女の机もリニューアル。
棚や荷物も移動させまくって、今日は朝から体中が痛い

さて、11日にアマゾンプライムでドラマ放送が始まった『フォールアウト』、
ドラマ人気で過去のゲームタイトルの人気が再燃しているらしい。
俺様もその中の一人で、XBOXで昔の『フォールアウト3』を始めてしまった。

年を取るといいことが1つあって、
昔遊んでいたゲームを再プレイする場合、
ストーリーの細かいところをほとんど覚えていないため、
新鮮な気持ちで遊ぶことが出来る
とりあえず今は未だVoult101を脱出するあたりだが、
展開が読めないのが逆に楽しいところだ。

ドラマの影響で、今回は女性主人公でスタートしてみたが、
和訳のセリフが男っぽいのは仕方がないところか。
英語だと、男女どちらでも同じ文章になるからねぇ。

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大阪万博開催まで残り1年となってきたのだけれども

2024-04-13 21:49:26 | 社会
来年4月13日の大阪万博開催まで、いよいよ残り1年になってきたが、
今日の新聞でも、参加国や地域が独自に設計・建設する48のパビリオンのうち、
すでに着工しているものが14に留まっているとのことで、
予定通り開催できるものかが危ぶまれる状況だ。
チケットの販売枚数は約130万枚、これは販売目標である2300万枚の6%以下であり、
こちらもあまり芳しくない数字となっている。

同じく大阪で1970年に開催され、183日間で6421万8770人が来場した「日本万国博覧会」との比較は、
万博の規模も、人々が万博に向けた情熱も違いすぎて酷であるので、
2005年に名古屋で開催された「愛・地球博」と比べてみよう。

「愛・地球博」は173ヘクタールの会場面積に、121の国が出展、
目標値の1500万人に対して、約2200万人が来場する等、
まずは成功と言っていい結果を残した万博である。

「大阪万博」は155ヘクタールの会場面積に、156か国・地域が出展し、
目標来場者数を2300万人と設定しているので、
恐らくは「愛・地球博」を想定した取り組みなのだろう。

「愛・地球博」の前売り券販売開始は、2003年9月25日で、
それから半年の間に704万枚を売り上げた。
これは運営側の予想を大きく上回るもので、
万博の開催の大きな弾みとなったと思われる。
一方で、昨年11月末に販売が開始された大阪万博の方は、
販売開始から4か月少しで130万枚の売り上げというのは、
「愛・地球博」の2割以下であり、
今後の盛り上がりが非常に心配になる数字だ。

俺様自身、「愛・地球博」には2度足を運び、
今回の万博にも、地元ということもあって大きな関心を持っているが、
今のところ、積極的に行ってみたいという気持ちを持てずにいる。

理由はたぶん2つだ。
1つは、ニュースで散々報じられている、会場設営の遅れだ。
世界的な建設費用の高騰から、パビリオンの設置に二の足を踏む国も多いと聞く。
万博はなんといっても、多種多様なパビリオンが互いに展示を競い合うのが楽しいのであって、
そこが期待できないというのはどうにも厳しい。

もう1つは、万博が掲げるテーマが伝わってこないことにある。
1970年の万博のテーマは「人類の進歩と調和」だった。
何とも稀有壮大なテーマだ。なんといっても「人類の進歩」である。
万博に行けば、輝かしい未来を少し先取りで見ることができるのでは、
みんなそんな期待を胸に、「月の石」を一目見ようと続々と会場へ詰めかけたに違いない。

2005年の「愛・地球博」のテーマは、「自然の叡智」だった。
これも何だか分からないがとりあえず壮大だ。
人類の英知を結集し、自然と調和した新しい文明を構築していこうというもので、
地球温暖化問題の象徴である、「冷凍マンモス」が目玉になった。

一方で、「大阪万博」のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」である。
上の2つと比べると、とにかくおとなしい。
何か、どこかの市の施政方針や、企業理念で使われそうな言葉であって、
ワクワクしながら万博開始を心待ちにしたくなるテーマではない。
開催1年前だというのに、目玉商品になりそうな展示物が周知されないのも厳しい。
「月の石」や「冷凍マンモス」は、万博のイメージ形成に非常に大きな役割を果たしていた。
「大阪万博」にはそれが無いために、未だにどんな万博なのかがイメージできない。
ミャクミャク様のインパクトは相当なものだったが、だからといって万博のイメージが伝わったわけではない。
みながそう思っているから、得体の知れない万博の前売り券に、なかなか手が出ないのだろう。

残り1年となったが、俺様は今のところ、まだ「大阪万博」に期待を持っている。
せっかく日帰りで行ける場所で万博を開催してくれるのだ、
当日券を買いたいと思わせてくれる、素晴らしい万博が、
1年後に開催されることを祈っている。

あと、ミズノが発表したミャクミャク様デザインのスニーカーは良かった。
どうせなら、こういうのをバンバン打ち出してほしい。















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『フォールアウト』がアマゾンプライムで動画配信されていた

2024-04-12 05:14:11 | ゲーム・日本橋
昨日の夜に、アマゾンのプライムビデオを何となく眺めていたら、
『フォールアウト』のドラマが配信スタートしていた。

おぉっ、一体いつの間にっ!?と思ったが、丁度昨日から配信スタートしたらしい。
しばらく前に、ドラマ化が進んでいるというニュースを見て楽しみにしていたのだけれど、
気が付けば始まっていて、非常に喜ばしいことだ。

『フォールアウト』は元々、ベセスダ・ソフトワークス作成の、世紀末の荒廃した世界を舞台としたRPGゲームだ。
今回のドラマは、恐らく3作目の『フォールアウト3』を元にしたものと思われる。

『放射性降下物』を意味する『フォールアウト』というタイトルのこのゲームは、
1950年代のいわゆる冷戦時代に核戦争が勃発したという設定の元で、
当時のデザイン・センスや流行が、核戦争を経て22世紀の世界に引き継がれたような、
とても不思議な雰囲気の世界観が人気の元となっている。

言ってみれば、1970年の大阪万博が来場者に見せてくれた、
レトロフューチャーな世界がゲームの中に再現されているようなもので、
1956年に公開された名作SF映画『禁断の惑星』では、意志を持った二本足のロボット・ロビーが登場して、
観客に未来世界を強烈にアピールしていたが、

『フォールアウト』では、平成・令和のSF映画に登場する人間そっくりなロボットではなく、
あえてあの雰囲気のロボット達を22世紀の世界に登場させている。

今回のドラマでは、巨大な退避シェルターであるVoult33で暮らす少女ルーシー、
世界秩序の回復を目指す団体BOSに所属する男性マクシムス、
そして、不気味な外見のグールの賞金稼ぎの3人が主人公となって、ストーリーが展開していく。

3人が3人とも、ゲームの雰囲気を忠実に再現していて素晴らしいの一言だが、
特に素晴らしいのがウォルトン・ゴギンズが演じるグールの賞金稼ぎで、
こんな人、ゲームの中にいたよねぇ、と思ってしまうぐらいのグールっぷりがたまらない。

ドラマは11日からいきなり8エピソードが公開されており、
俺様もまだ第1話を観ただけなのだが、
ゲーム世界の再現にとても力を入れているように感じられ、第2話以降が大いに楽しみな作品だ。
安全なシェルター生活から外の世界へ飛び出したルーシーが、
荒廃した世界で、ハイテク兵器で身を包んだ武装集団の一員として日々を送るマクシムスが、
そして、まだまだ謎だらけのグールの賞金稼ぎが、
これからどんな冒険を繰り広げるのか、期待して続きを観たいと思う。
久しぶりに『フォールアウト3』を遊びたくなってしまった。


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鳩と言えば

2024-04-11 05:51:23 | Weblog
以前にBlogで、レース鳩の専門誌があることについて触れたが、
内容が気になって、結局購入してしまった。古本だけど。


専門誌のタイトルは『愛鳩の友』という。
タイトルだけでも鳩への並々ならない情熱が伝わってくる。
鳩を愛する人々のための、一大情報誌である。

レース鳩の競技人口は、高齢化と住環境の変化により減少傾向にあり、
現在は1万人程度となっている、らしい。
最近広まりつつあるモルックと同じぐらいの競技人口だ。
1万人というのは結構バカにならない数字で、
例えば人口10万人の都市があったとすれば、
その中に7~8人は鳩好きな人がいるという計算だ。
うーん、近所でもあんまり見かけたことがないけど、いらっしゃるんだろう、たぶん。

『愛鳩の友』についてはこれから読むので、また取り上げるとして、
俺様的にレース鳩と言えば記憶にあるのが、『レース鳩アラシ』という漫画である。
1970年代後半に週刊少年チャンピオンで連載されていた作品で、

小学生時代、しょっちゅう耳鼻科に通院していた俺様は、
待合室で順番を待っている間、この作品をよく読んでいた。

『レース鳩アラシ』については、一般社団法人「日本鳩レース協会」もWebサイトで取り上げている程なので、

夕刊紙がレース鳩漫画「レース鳩777(アラシ)」を紹介

このコーナーでは、レース鳩や当協会に関する、会員の皆様から寄せられた事柄やマスメディアで紹介された事柄など、様々な情報をご提供します。

一般社団法人 日本鳩レース協会 SPECIAL WEBSITE

 

恐らく当時はそれなりに知名度が高い作品であったのだろうと勝手に推察するが、
この作品が記憶に残っているのは、ストーリーの内容と言うよりも、
鳩たちが立ち向かっていく荒々しい自然の情景である。

主人公の次郎君とタッグを組んでレースに挑むアラシ号の前には、
ライバル鳩たちが次々と立ちはだかってくるのだが、
とある話で、名前はサッパリ思い出せないが、非常に強力なライバル鳩が登場してくる。
この鳩は非常に気が強くて能力も高く、台風の中でもどんどん飛んで行ってしまう鳩なのだが、
自分の力を過信した挙句、巨大な台風に飲み込まれて命を落としてしまう。

この時の、見開き2ページを使って描かれた台風の絵が、あまりに迫力がありすぎてとにかく怖かった。
学研の図鑑に載っていた、帆船『日本丸』とともに、小学生時代の2大トラウマとして記憶に残る絵である。
今になっても、『レース鳩』という単語を見ると、あの時に読んだ『レース鳩アラシ』の世界が思い浮かぶ。




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EGGコンソールで『ハイドライド3』(1987年発売。PC8801用RPG)をプレイ

2024-04-10 23:10:01 | PC8801
1980~1990年代ぐらいに販売されていたゲームを、
Windowsマシンでプレイできるようにするために復刻プロジェクト『プロジェクトEGG』というのがあり、
俺様も長いこと、月500円の会費を払い続けている。

80年代に一世を風靡したPC8801のように、今となっては遊ぶこともままならないコンピュータゲームを、
気軽にプレイすることが出来る環境を再現してくれる取り組みで、個人的には非常にありがたい。

そんな『プロジェクトEGG』が昨年から、
任天堂Switchでもレトロゲームが遊べるよ!という触れ込みで、
『EGGコンソール』というのを提供し始めた。
現在提供されているのは12タイトル、
『イース』『サーク』『テグザー』『ザナドゥ』『レリクス』『ハイドライド3』等、
当時の売れ筋ゲームがズラリと並んでいる。

そんな中から、この度『ハイドライド3』を購入してみた。
1987年にT&Eソフトから発売されたアクションRPGであり、
ハイドライドシリーズの第3作目として人気を博したタイトルだ。

当然ながら俺様も当時は夢中になって遊んでいた。

ちなみにこの1987年というのは、コンピュータゲーム黎明期を潜り抜け、
他と違った個性的なゲームを各メーカーが模索していた時期にあたり、
『ハイドライド3』も他のゲームにはなかった画期的な要素が取り入れられていた。
「所持品の重さの概念」というヤツである。

このゲーム、手に入るアイテム1つ1つに重量が設定されており、
何かアイテムを入手するたびにドンドン総重量が重くなっていく。
一定の重量を超えてしまうととたんに動きが鈍くなってしまい、
敵を倒すにも逃げるにも一苦労となってしまう・・・という仕様だ。
現実世界でも、荷物をいっぱい持つと重さで動けなくなってくるので、
リアルといえばリアルなのだけれども、
ゲームの世界にこの概念を持ち込んでしまうと、めんどくさいことこの上ない。

なおかつ、所持金であるコイン1枚1枚にもご丁寧に重量が設定されているので、
敵を倒してコインを手に入れると、気が付けばお金で身動きが取れなくなってしまう。
そもそも、モンスターが現金を持ち歩いていること自体、おかしな話なので、
そのあたりはなぁなぁで済ませてくれればいいのに、変なところに目を付けてしまったものである。

この仕様のために、ゲームを開始した全てのプレーヤーがまず最初にすべきことは、
スタート地点から北の方角に転がっている「両替機」を手に入れることになっていた。
これがあれば、小額通貨を両替することで、コインの総枚数を減らすことができるのである。
うーん、なんだかなぁ、、、。

30年ぶりに再会した『ハイドライド3』だが、
今回もとりあえず両替機を回収しに向かった。
途中で死んじゃったけど。
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アルペンルートへの憧れ的な

2024-04-09 06:09:39 | Weblog
日本国内で、一生に一度でいいから自分の目で見てみたい風景が3つある。
1つは冬のオホーツクの流氷であり、
もう1つは尾瀬の大湿原、
そしてもう1つが、黒部立山アルペンルートの雪壁だ。

こういう写真を見かける度に、

仕事を放り出して出かけてしまいたくなる。

アルペンルートに惹かれるのは、たいてい今頃の季節だ。
冬が終わって、暖かさが感じられるようになった季節に、
バスの車高の何倍もの高さにそそり立つ雪壁を、
その場に立って見上げてみたい、そんな思いである。

大阪からの地理的な観点でいえば、
3つの中で最もアクセスしやすいのがアルペンルートだ。
今年こそは、いや来年こそはと思いながら、
4人家族で出かけると、なんだかんだで20万程かかりそうな見込みに、
ついつい先延ばしにしてしまっているが、
元気に歩き回れるうちに行ってみたいなぁ。




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紫金山-アトラス彗星を観たい

2024-04-08 05:08:13 | Weblog
他の方のBlogを見ていたら、
天体写真や夜景を主に取り上げているBlogに辿り着いた。

ポンス・ブルックス彗星の頭部付近(2024/04/01) - Starlight Terrace

前記事の続きです。3/13に同一機材で撮影した画像では彗星頭部付近にイオンテイルの筋状構造が割としっかり確認できたんですが、今回の撮影ではどうだったかと言うと・・・【ポ...

goo blog

 


いいねぇ、彗星はいいものだ。

今現在見ごろを迎えているのは、「ポンス・ブルックス彗星」という名前らしい。
観てみたいが、この彗星を観測できるのは薄明中で、しかもかなり高度が低い位置でしか観られないらしく、
肉眼での観測はかなり厳しそうだ。

しかしあきらめるのはまだ早い、
今年はもう1つ、彗星がやって来るらしい。
「紫金山-アトラス彗星」というやつだ。
VIxenのHPに掲載されているニュースによると、
10月初旬から中旬にかけて、見ごろがやって来る。

2024年 ポンス-ブルックス彗星&紫金山-アトラス彗星 特設ページ

2024年に地球へ近づく2つの彗星の観測方法やしくみと楽しみかたをご紹介します。春にやってくるポンス-ブルックス彗星(12P)と秋にやってくる紫金山-アトラス彗星。二度と...

ビクセン Vixen | 総合光学機器メーカー

 


よろしい、これを観ようじゃないか。
俺様はだいたい、こうやって興味を惹かれる話題を見つけると、
「おっ、こんなのがあるのかっ、よしよし、じゃぁその時になったら観てみようじゃないか」
とか言いながら、時期が来る頃には忘れてしまうというのがよくある。

1986年に、俺様でも知っている超有名彗星である「ハレー彗星」がやって来た際にも、
自分で観た記憶が全くないため、当時もなんやかんや言いながら忘れていたに違いない。
ハレー彗星は昨年12月に、地球から最も遠い「遠日点」に達し、
これからまた37年かけて帰って来るが、
さすがに次にやってくる頃までは生きていられないだろう。

今回は「紫金山-アトラス彗星」のイメージを焼き付けておくため、ここに書いておきたい。
10月になったら、秋キャンプに出掛けてみようじゃないか。
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『フラットライナーズ』(1990年公開作品)

2024-04-07 06:20:31 | 映画
生死の境を彷徨う人々の心に入り込み、
あの世から現世へと魂をレスキューする、超心理学のエキスパート達、
人は彼らを「フラットナイナーズ」と呼ぶ!!

・・・・なんか、30年以上の間、そんな映画と思い込んできたんだけど、
観てみたら全然違うストーリーだった、、、「ミクロの決死圏」あたりとゴッチャになってたんだろうか

気を取り直して、「フラットライナーズ」である。

1990年公開の、「SF映画」ではなく「サスペンス・ホラー映画」だ。
たまたまテレビ放送されていたのを観てみた。

死後の世界ってどうなってるんだろう、と興味を持った医大生たちが、
自分たちの心臓を意図的に停止させ、1分後に蘇生させることで、
実際の臨死体験をするという実験を行う。
体験した面々は、それぞれに不思議な映像を見ることに成功するが、
実験から数日後、現実の中で奇妙な幻覚に襲われ始める。。。

話はこんな感じで進んでいく。
幻覚に襲われたコートニーが転落死したことで事態は急展開、
残された学生たちは、自分たちに何が起こっているのか、
助かるためにはどうすればよいのかを必死に考える。
どうやら、不可解な現象はお化けの類ではなく、彼らの過去のトラウマが引き起こしているようであり、
トラウマを解消するために、高校時代にいじめた相手や、別れた元カノに謝りに行く面々、
このあたりはなんだかなぁ、、といったかんじだが、
なんにしても、この対策が功を奏して命拾いをした学生たちは、
亡くなったコートニーの冥福を祈るのだった。

そんな映画だったんだけど、
ン?待て待て、この映画にはキーファー・サザーランドやジュリア・ロバーツ、ケビン・ベーコンら、
当時のスター俳優が何故かゾロゾロ出演しているハズなんだが、
全然見かけた覚えがないんだが・・・・??

・・・と思ったら、俺様が観たのは2017年のリメイク作品の方だったらしい
オリジナルの方はコートニー死なないし、
そもそもコートニーなんてキャラクターは登場しないらしい
せっかく30年越しに、あの「フラットライナーズ」を観たと思ったのに、なんてこったい!
あ、そうか! じゃぁオリジナルの「フラットライナーズ」の方が、
俺様が考えていたSFヒーロー的な展開のアレってことで!!
うーん、宿題が持ち越しになった気分


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『ドクターマリオ』で圧勝した人の話

2024-04-06 05:00:40 | ゲーム・日本橋
うちの係長は無類のゲーム&読書好きだ。
彼女の場合、色々なゲームを幅広く遊ぶというより、
気に入ったタイトルをとことんやり込んでいくタイプである。

特に好きなのが『ファイアーエムブレム』シリーズで、
何年か前に3DSで『ファイアーエムブレム~覚醒~』が発売された際、
FE好きを知っていた職場の同僚が対戦プレイを申し込んだのだが、
彼女があまりにも同タイトルをやり込み、レベルを上げまくったせいで、
同僚のキャラクターの攻撃が全く当たらず、対戦にならなかったという伝説を持っている。

そんな係長も寄る年波には勝てないのか、
最近のゲームでは自分の娘に勝てなくなってきた。
ゲーマーの娘はやはりゲーマーであり、
Switchの『マリオカート8』も、今では娘の方が遥かに上手になってしまい、
「昔は負けてばかりで泣いてたくせに~」と、若干悔しそうに語る日々である。

で、つい先日その娘から、「ドクターマリオ」やろうよ、と誘われたらしい。
「ドクターマリオ」は1990年にファミリーコンピュータ用に発売された、
1~2人で遊ぶ、落ち物パズルアクションである。

今はSwtichで幾つかのファミコンタイトルがプレイできるようになっていて、
係長の娘は、そんなタイトルの中から、「ドクターマリオ」を見つけたものらしかった。

「へぇ~、そんなんあるんや、いいよ~」と彼女は応じたが、
「テトリス」や「ぷよぷよ」等、落ち物ジャンルも好きな彼女が、
実は小学生時代に最も得意としていたのが、この「ドクターマリオ」だった。
「で、どうなったん?」とたずねた俺様に、
「もうボコボコにしてやりましたよ~、わたし、『ドクターマリオ』だけは絶対に負けませんから
と豪語した係長は、幾つになってもゲーマーなのだった。
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特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」…へ行ってみたい

2024-04-05 04:26:06 | Weblog
映画『グランツーリスモ』を観てからの俺様の行動

①アマゾンプライムでドキュメンタリー番組『ル・マン~レースに懸ける男たち~』を観始めた
②ヤン・マーデンボローがお気に入りの、ケニーGのCDを買った

なんでもすぐに影響されるのである。
とりあえず連休中の旅行は、ケニーGのサックスを聴きながら走ろう。

時に、大阪の国立国際美術館で開催されている、
『特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」』の開催期間が、いよいよ1か月を切った。

愛媛に住んでいる妹もどうしても行ってみたい、と言うので、
4月末まで待って、皆でぞろぞろ出かけてみようと思っている。

古代アステカというと、『ジョジョの奇妙な冒険』第2部的な世界が魅力的である。

こんなのがこれでもかとばかり展示されているに違いなく、
俺様的にも非常に興味を惹かれるところだ。
 
販売コーナーも、「一体これをどうしろと言うのか」と問いかけたくなりそうなグッズが満載な雰囲気であり、
特にこのショルダーバッグなど、病的すれすれのセンスの高まりが感じられて微笑ましい。

早いとこ行ってみたい今日この頃である。
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『グランツーリスモ』(2023年公開作品)

2024-04-04 05:24:21 | 映画
アマゾンプライムに、昨年公開されていた映画『グランツーリスモ』が配信されていた。

公開時に観たい観たいと思いながら結局休暇が取れず、観ることができなかった作品だ。

映画の主人公、ヤン・マーデンボローは、5歳の時に見たレーシングカーとのカッコよさに、
将来はカーレーサーになりたいという夢を持ちながら、現実にはそんな機会にも巡り合えず、
プレイステーションのレース・シミュレーター『グランツーリスモ』に熱中する日々を送っているイギリス人の青年だ。
父親は元サッカー選手、弟もサッカーが大好きな一家の中で、PSに没頭するヤンは浮いた存在であり、
父親はなんとかヤンに「まっとうな人生を」と望み、苦言を繰り返している。

そんなヤンにある日、日産のマーケティング担当をしているダニー・ムーアから、『グランツーリスモ』を通じて招待状が届く。
ソニーと日産が主催する、現実のレーシングドライバー養成プログラム『GTアカデミー』に参加しないかという内容だった。
世界中から『グランツーリスモ』のトッププレイヤーが集まるアカデミーで、ヤンは見事最終選考を勝ち残り、
憧れだったカーレーサーとして、国際レースに出場することになる。
最初はなかなか芳しい成績を挙げられなかったヤンだが、元レーサーのジャック・ソルターの指導の下、徐々に頭角を現す。
プロレーサーたちが凌ぎを削る現実のカーレースの世界で、ヤンは夢を叶えることが出来るのか・・・・というのが映画の粗筋だ。

このヤン・マーデンボローは実在の人物で、実際に2011年に『GTアカデミー』に参加し、
2013年のル・マン24時間レースで3位に入賞する等、現在もプロレーサーとして活動を続けている。
彼の身に起こった出来事は、まさに人生を丸ごとひっくり返すような出来事で、
何度も登場するレースシーンの映像の素晴らしさを含め、
これは劇場で観ておきたかったなぁ、と改めて思わされた作品だった。

俺様自身は、あまりこの『グランツーリスモ』というシミュレーターをプレイしたことがない。
同じことを何度も繰り返すゲームが苦手なせいだが、
ヤンは映画の中で、「ル・マンのコースは何千回も走った」とジャックに告げている。
ソニーと日産は現在もこの『GTアカデミー』を継続しているらしく、
現在発売されている『グランツーリスモ7』は、世界中のプレーヤーに、
現実のカーレーサーになるための機会を与え続けている。
なんとも夢のある話だ。
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『リトル・ランボーズ』(2008年公開作品)

2024-04-03 07:02:16 | 映画
『リトル・ランボーズ』は2007年にサンダンス国際映画祭でプレミア上映され、
2008年に一般公開となった、イギリス・フランスの合作映画だ。


父親のいない家庭で育った、気弱な少年ウィル・プラウドフットは、規律の厳格な教会に通っていて、
テレビや映画などの娯楽を一切禁じられた生活を送ってきた。
そんなウィルがある日、学校一の悪ガキと恐れられているリー・カーターと知り合いになる。
リーはリーで父親がおらず、母親は滅多に帰ってこない家庭で、兄に育てられており、
性格が全く似通わない二人だったが、どんどん仲良くなっていく。
ある時、リーの家で観た映画『ランボー』に、ウィルは衝撃的を受け、彼に憧れを抱くようになる。
ランボーのようになりたい、そう願うウィルに、リーが提案する。
「一緒に、ランボーの息子の映画を作らないか」と。

『リトル・ランボーズ』は、1980年代のイギリスで暮らす2人の小学生が、
自主製作映画の製作を通じて絆を深めていく映画だ。
この時代設定である『1980年代』というのは結構重要で、
インターネット成立前の時代である80年代においては、
映画俳優やアイドルといった存在が、今とは比べ物にならないほどの高みにある存在だった。
ウィルは見るからにひ弱な男の子で、周囲にガンガン立ち向かっていくリーをスゴいと思うが、
それ以上に、映画の中で独りきりで戦うジョン・ランボーに対し、
まるで現実の存在であるかのような強い憧れを抱くのである。

80年代のアクション映画のヒーローはそれほど子どもに影響を与えるキャラクターだったし、
『バックトゥザフューチャー』のようなSF映画に登場する近未来の情景についても、
それがいつか現実になるのではと、無邪気に信じられる時代だった。
それはとても幸せなことだったのではないかと、今でも思っている。


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