勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

『タイ屋台999』梅田店へ

2024-07-09 04:57:53 | 食べ物
俺様、「パクチー」というものが苦手だ。
好きな人には申し訳ないが、あのカメムシのような匂いというか味覚が耐えられない。
あの、食べた瞬間に食堂が拒絶するような感覚は、他の食材ではなかなか味わえない。

DNA検査会社「23andMe」社の調査によると、
パクチー独特の風味をもたらすアルデヒドという物質について、
遺伝的にこれが苦手な人の割合は、東アジア系の人の約8%らしい。
もっといるんじゃないかという気もするが。。。

しかしながら、タイ料理にはパクチーはつきものだ。
トムヤムクンもパッタイも美味しい料理なのに、
パクチーを毎回よけたりするのも、なんだか申し訳ない。
いつまでもパクチーが苦手だと、タイに旅行に行くのも気が引けてしまう。
今後行く機会があるのかどうかは分からないが。

そんなこんなで、なんとか克服を、と思いながらなかなか果たせないまま、
昨日は大阪梅田のタイ料理店『タイ屋台999』へ行ってきた。

人気のお店らしく、一か月前でも既に予約でほぼ埋まっているかんじだ。
天井からいくつも提灯がぶら下がっていて、この辺が屋台っぽさを演出している。


ここの料理が、とても美味しかった。
そして、料理が美味しいと、パクチーもなんとなく食べられてしまうのだ。
タイ料理の味付けに、あのパクチー独特の風味が溶け込むのか、
それともタイビールで酔っぱらったせいかはよく分からないが、
とにかく他で食べる時と比べて、パクチーへの抵抗感が非常に少なかった。
これは収穫だ。値段も驚くほど安かったし、また行ってみたい。


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本日のサーティワン・アイスクリーム

2024-05-11 23:03:19 | 食べ物
近所のイオンモールに出かけてみたら、
フードコートのサーティワン・アイスクリームが何やら長蛇の列に。

どうもコレのせいらしい。


5月30日までの期間限定で、
通常のトリプルポップに100円追加するごとに、
最大7つまでポップを追加できる。

つまり、トリプルポップ570円に、
100円×7=700円を追加し、1270円を支払うと、
一度に10種類のフレーバーを味わうことができる、という企画だ。

フレーバー3種類のトリプルポップが570円なので、1種類あたり190円とすると、
普通は10種類食べようと思ったら1900円かかることになるので、
かなりお得な企画と言えるだろう。
実際、行列に並んでいる人たちが、結構な割合で山盛りのアイスクリームをオーダーしていた。

これで大変なのはお店の従業員たちだ。
普段から、サーティワンの店員というのは中々の重労働だと思っているのだが、
今回の企画ではMAX10種類のフレーバーを注文する人が続出で、
ひたすらカップに大量のアイスクリームを盛り付け続けなければならない。
イオンモールは21時閉店だが、20時50分の時点ではまだまだ店の前に行列が続いていて、
3人の店員さんが必死にオーダーを捌き続けていた。
こちらは買い物も終わったので先に帰ったけど、大丈夫だったのかなぁ、、、、




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絶品かっぱえびせん~浜御塩とわさび味~

2024-03-30 08:33:13 | 食べ物
流行りということでもないのだろうが、
わさび味のスナック菓子というは、準定番メニューだ。
『柿の種』や『じゃがりこ』、『チップスター』あたりにも、
近頃はわさび風味がラインナップされている。
以前には『プリッツ』にもわさび味があったが、あれは美味しかった。
また再販していただきたい。

それはそうとして、『絶品かっぱえびせん~浜御塩とわさび味~』である。

なかなかに期待させる名前だ。
ただでさえ『かっぱえびせん』であるのに、
これが『絶品』であり、かつ、『浜御塩』という、よく分からないが格調高い名前の塩が使われている。
ここにわさび味がブレンドされるのだ、美味しくないわけがない。
ちなみに、浜御塩というのは、長崎県対馬のオリジナルブランドで、
塩職人によるこだわりの海水平釜炊きの塩のことを指すらしい。

というわけで、買ってみた。
見た目は普通のかっぱえびせんの1.5倍程の幅があるが、
わさび味をイメージして緑色、というわけではなく、
ノーマルなかっぱえびせんの色合いである。
食べてみると、最初ピリッとわさびの味が広がり、
その後は速やかにかっぱえびせん本来の味へと集約されていった。
スナック菓子によっては、わさび風味が強すぎて、バクバク食べられないものもあるが、
『絶品かっぱえびせん~浜御塩とわさび味~』はエビの風味とうまく組み合わさっており、
あっという間に食べきってしまった。さすがに子どもは食べられそうにないが。

わさびと言えば、伊豆の天城峠周辺の『わさび丼』が有名だ。
わさびというのは、本当に新鮮なものは、あの鼻にくるツンと感が弱く、
ただただ美味しい話を聞いたことがある。
伊豆の『わさび丼』はご飯の上に大量の花ガツオが乗っており、
これにわさびを好きなだけすり下ろして食べる、というものであるが、
どれだけ食べても鼻にこない、という話を信じて、
昨年伊豆を訪れた際に、何も考えずに口に放り込んだ。

わさびがどうして鼻に来るのか。
わさびをすり下ろすと、わさびに含まれる『シニグリン』という物質が、
『アリルイソチオシアネート』という物質に変わるらしい。
この物質は香りや辛みの成分であり、
揮発性があるため、食べると気体が鼻に抜けて、ツーンと来る仕組みだ。

というわけで、新鮮だろうが何だろうが、
すりおろしたが最後、アリルイソチオシアネートの洗礼を浴びるのは避けられない。
俺様を含めて、同行者全員がのたうち回って水を求めた。

『絶品かっぱえびせん~浜御塩とわさび味~』ではそのようなことは起こらないので、
安心して食べていただきたい。
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『麺処 愛媛ん軒』で愛媛クリアをいただく

2024-03-27 06:25:09 | 食べ物
出張の途中で昼ご飯を食べようかと、Google Mapを見ていたら、
京橋の駅近くに、『麺処 愛媛ん軒』というお店が。
最近できたラーメン屋なんだろうか、なんだか美味しそうである、愛媛推しのようだし。

ということで、電車乗り換えのついでに寄ってみた。


店内はどちらかと言うと狭目だ。カウンターばかり5,6席といったところか。
おばちゃんと、息子か旦那さんぽい人の2人でやっているようだ。
昼を少し回った時刻で、俺様が店に入るとお客さんは他に1人だけだった。

主なメニューは3つ、
白湯スープの『愛媛ホワイト』、塩ラーメン『愛媛クリア』、和スパイス混ぜそば『愛媛レインボー』
まさに愛媛づくしである、潔い。
これにサイドメニューとして、今治名物『焼き豚卵飯』をつけることができる。
鯛の風味がお店のウリのようで、それであればと『愛媛クリア』をオーダーした。

5,6分してカウンターに並んだ『愛媛クリア』+『焼き豚卵飯』はこんなかんじである。

ちなみに、焼き豚卵飯は今治市のB級グルメで、
スライスした焼き豚に半熟の目玉焼き、そして甘辛い醤油タレが特徴だ。
今治 焼豚玉子飯 世界普及委員会 公式サイト | 愛媛 今治 B級ご当地グルメ
最近は大阪でも時折見かけるようになってきたが、
見た目から想像できるそのままの味だ。
とりあえず美味しい。焼き豚卵飯だけで食べたくなるぐらいである。

主役の『愛媛クリア』は、あおさやワンタン、鯛等、
愛媛県産の素材を中心にした具が添えられていて、
食べていると鯛の風味が強く感じられる。
最近はスープを飲み干すことはあまりないのだけれど、
このラーメンは、やめておこうと思いながらついつい飲み切ってしまった。

店を出る時には、おばちゃんがわざわざ見送ってくれた。
次回は『愛媛ホワイト』をいただいてみたい。



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始めて『ポカリスエット』を飲んだ日

2024-03-21 04:49:33 | 食べ物
大塚製薬がスポーツ飲料『ポカリスエット』を発売したのは、1980年4月のことである。

発売からしばらくは、それまでの缶ドリンクとは異質の味覚に消費者がついていけず、
全く売れない期間が続いたらしい。
もちろん、我が家でも親が買ってくることは全くないので、家の中で見かけることもないし、
TVコマーシャルは流れていたが、これはこれで何をアピールしたいのかサッパリ分からないCMであり、

クラスの友達の中でも、一体アレは何なんだろうという状態がしばらく続いていた。

もちろん、大塚製薬側もこの新しいドリンクの売れ行きがダメダメである、ということは把握しており、
消費者をアルカリイオン飲料という商品に慣れさせるため、大規模なサンプリング作戦に取り組むことになった。
街中にポカリスエットを大量に持ち込み、道行く人たちにバラまきまくるのである。
当時愛媛の片田舎に住んでいた俺様の近所にすら、自転車に乗った拡販員がせっせとやって来た。
そして、当時小学4,5年生ぐらいだった俺様にも、この謎ドリンクを手渡してくれたのである。

この頃の我が家の定番ドリンクと言えば、「コカ・コーラ」「ファンタグレープ」「バヤリースオレンジ」の3種類だったが、
これらとて、いつも手に届く場所にあるわけではなく、誕生日やクリスマスに子どもにまわってくるのがせいぜいだった。
折角手に入れた缶ジュースである、親に渡すのは惜しい、下手をすると帰ってこないかもしれない、ここは速やかに試飲に及ぶべきである。
家に帰ると幸いなことに母親は買い物に出かけて留守であった。
俺様は間髪を入れずポカリスエットの缶を開けると、恐らくはぬるいままであったであろう中身を飲み込んだ。

・・・・・・・・・・まずい?

なんだか想像を絶する味である。うまいかまずいかと言われると、正直言ってまずい。
始めて飲んだポカリスエットは、〇〇の様な味と表現することができない味で、
小学生をただただ困惑させる飲み物だった。
もう少し小さい頃に飲んだ『ドクターペッパー』もかなり衝撃的な味だったが、
あれは『薬のような味』と表現できるため、理解可能な味覚だった。
それに比べると、このポカリスエットは何なんだろう、甘さは感じるが、だが決して美味しくはないのだ。
俺様としては飲むのをやめてしまいたかったが、一方で缶ジュースは当時の俺様にとって貴重である。
まずかろうがなんだろうが、飲むのをやめて捨ててしまうなんていう選択肢はありえないのである。
結局俺様は245ml缶を飲み切ったが、飲み干しても「美味しい、また飲みたい」という感想は持てなかった。
母親が帰ってきた後、コマーシャルで流れている、例のポカリスエットをもらって飲んだが、あれは非常にまずい飲み物である、という話をしたが、
親にとっても、特に飲みたいものというわけではなかったらしく、「ふ~ん」と流されてしまった。

あれから40年経った。「ポカリスエット」は今や、「アクエリアス」と並ぶアルカリイオン飲料の双璧である。
我が家でも、特に夏場は欠かせない飲み物であり、風邪をひいた時にも重宝する。
子どもたちにとっては生まれた時からある味覚であり、特に「まずい」という評価はいただいたことがない。
俺様も今となっては好きな味だ。むしろ「アクエリアス」派よりも「ポカリスエット」派といってもいいぐらいだ。
俺様にとって、あの味が一体いつから「美味しい」と感じられるようになったのかは分からないが、
小学生時代のあの日に、ただただ「まずい」と思った記憶は、たぶん一生残ることだろう。





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マクドナルドの『のり塩じゃがバターベーコンてりたま』

2024-03-19 06:15:30 | 食べ物
家の近所のツルニチニチソウの植え込みの花が、だんだんと増えてきた。

この紫色の花が目に付くようになると、そろそろ桜の季節だ。

さて、マクドナルドでは現在、
周期的にやってくる『てりたまバーガー』が限定メニューとなっている。
目を引く新商品は、『のり塩じゃがバターベーコンてりたま』であり、
名前だけではいったいどんな味なのか、なかなか想像がつきにくい一品だ。

俺様は定番メニューの『チーズてりたま』が好きで、
メニューに載ってくると、毎回ついつい注文してしまう。
しかしながら、『のり塩』も『じゃがバター』も好きであることから、
今回はこの新作メニューをオーダーしてみた。


結論から言うと、味の強さで
『のり塩』≫『じゃがバター』>『ベーコンてりたま』
といったかんじのバーガーだ。
のりの風味が強すぎて、てりたまの味がほとんど感じられないという、
なかなかに画期的かつ攻撃的な商品である。
じゃがバターもそれなりに自己主張してくるため、
食べていると、『のり塩』と『じゃがバター』と『それ以外の何か』が交互に味覚として伝わってくる。
正直なところ、別々のメニューにしてくれた方が良かったんじゃ…
もっと言うと『のり塩』はいらな…
まぁ、こういう意外性が許されるのが、限定メニューの面白さなんだろうけど。





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天下一品の『味噌ラーメン』について

2024-03-15 04:57:54 | 食べ物
2日ほど前のテレビ番組で、
有名チェーン店の商品を一般人がディスり、
番組に出演するお店の店員さんがそれに反論する、という内容の番組をやっていた。

その中に、京都発祥のラーメンチェーン『天下一品』が登場したのだが、
焦点となったのは、天下一品で『味噌ラーメン』を注文する人なんているのか、ということである。

『天下一品』は、創業者の木村勉氏が1970年代に銀閣寺周辺で始めた屋台がその始まりと言われている。
かつては関西限定の店舗展開だったが、
2023年現在は37都道府県にチェーン展開する等、怒涛の広がりを見せている。

このラーメン屋の最大のウリは、異常なほどの中毒性がある『こってりラーメン』だ。

一度食べしまったが最後、月に一度は口にしないと気が済まなくなる恐ろしいラーメンであり、
仕送りとアルバイトで凌いでいた学生時代においても、
他のラーメン屋と比べるとややお高かった値段設定にも関わらず、
親からの仕送りをいただく日には、ついつい足が向いてしまう貧乏学生泣かせの店であった。

無論、現在でも周期的にあの味を求めてしまうことに変わりはないが、
テレビを見ながら思ったのは、
初めて『こってりラーメン』を食べてから40年、
『こってりラーメン』以外のラーメンを一度も食べたことがない、という事実である。

『天下一品』には、ラインナップとして、
『あっさり』『屋台の味』『こってりMAX』『味噌ラーメン』等が並んでいる。
俺様も過去何度も店を訪れる中で、「今日は違うラーメンにしてみようか」と思ったことはあるが、
結局いつもいつも『こってり』を注文してしまう。
番組でも、朝の開店時からカメラをまわして、お客さんがどんなラーメンをオーダーするのかをリサーチしていたが、
ほぼ全員が『こってり』を注文しており、『味噌ラーメン』のオーダーが登場したのはお昼をだいぶ回った時間帯だった。

それは何故か?何故なら恐ろしいからだ、不安になるからだ。
『こってりラーメン』中毒者は、『こってり』を求めて『天下一品』を訪れているのに、
他のラーメンを注文して、もし『こってり』の方が美味しかったら…
そう考えてしまうと、新ジャンルに挑戦しようという勇気をどうしても振り絞れないのである。
もしある日、「そうだ、今日は『味噌ラーメン』を食べてみよう!」と思い立ってお店を訪問したとしても、
気が付けば『こってりラーメン』を注文しているに違いない。
それは確信に近い思いであり、『こってり』に麻薬的な中毒性があると言われる所以である。

ちなみに、番組ではこってりスープを使った、『こってり天津飯』なるものも紹介されていたが、

これについては今のところあまり俺様の関心を惹いていない。
ラーメンが入っいるからこその『こってり』なのだ。
だいたい、天津飯を食べて満腹になってしまったら、
『こってりラーメン』が食べられなくなってしまうではないか。それは困る。

おおそうだ、そういえば『味噌ラーメン』を紹介するのを忘れていた。
こんなラーメンである。

味噌ラーメンは嫌いではない。味噌ラーメン専門店を探して訪れたりするほどである。
でもなぁ、、、、天一ではなぁ、、、、、



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東鳩『キャラメルコーン』の素晴らしさについて

2024-03-11 04:19:13 | 食べ物
子どもをスイミングスクールに連れて行った帰り、
近所のスーパーで食材と一緒に、スナック菓子を何点か買って帰った。

戦後日本における3大発明として、
東ハト『キャラメルコーン』、明治『カール』、カルビー『かっぱえびせん』が挙げられることには、
多くの人々にとって疑問の余地がないというところである。


ただ、『かっぱえびせん』については、『ポテトチップス』或いは『チョコフレーク』を以て3大発明であるとの意見もあるが、
『ポテトチップス』は欧米において19世紀に、料理もしくはお菓子の1つとして生み出されたものであることから、
日本オリジナルのお菓子というわけではなく、
また、『チョコフレーク』については個人的には非常に捨てがたいところではあるが、
フレークそのものはアメリカのケロッグ博士が考案したものであり、
さらには森永『チョコフレーク』が2019年に販売を終了してしまうという痛恨の出来事があったため、
ここは『かっぱえびせん』に軍配を挙げるべきと思われる。

しかしながら、この3大発明において、いずれがナンバー・ワンなのであるか、ということになると、
『キャラメルコーン』こそが至高であるということにならないだろうか。
『かっぱえびせん』の立ち位置については、前述のとおり、異論が差しはさまれることがあり、
『カール』は明治製菓が世に送り出した偉大な発明ではあるが、これもまた皆さんがご存じの通り、
販売の低迷から、現在は関西圏以西でしか発売されていない地域限定商品になってしまった。

スナック菓子が多様化し、定番商品が定番たりえない時代となりつつある今、
1971年の販売開始から半世紀を経て、尚昔の味覚を守り続けている、
東ハト『キャラメルコーン』こそが、今後50年、時代を超えて受け継がれていくべきであろう逸品なのだろう。

この『キャラメルコーン』の素晴らしさは、
キャラメル味のスナックと、塩味の効いたピーナツという、
本来であれば相容れるはずのない2つの味を一緒にしてしまうという、
他に類を見ない、暴挙スレスレの発想に由来する。
東ハト社のどなたがこの商品を考案されたのかは存じ上げないが、
まさに天才、異能の境地であったと賞賛の念を禁じ得ない。
東ハト『キャラメルコーン』が唯一至高の存在である証拠に、
このように水と油を組み合わせたようなスナック菓子は、未だに商品化されていない。
・・・いや、『スッパムーチョ』もそうか?でもあれはスッパさが勝ってるからなぁ、、、うん

そういう次第で、我が家のお菓子コーナーには、ほぼ常時、東ハト『キャラメルコーン』がストックされている。
いつか、この座を明け渡せる、エポックメイキングなスナック菓子が登場されることを期待したい。



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『チェルシー』が販売終了するらしく

2024-03-06 04:36:32 | 食べ物
明治製菓のお菓子である『チェルシー』が今月末で販売終了になる、というニュースを昨日目にした。
チェルシーといえば、お菓子の世界では昔から名前の知られたアレである。

1971年に販売が開始された『飴』であり、
イギリスの伝統的なお菓子であるバタースコッチを参考にして開発されたそうな。

ちなみに、『バタースコッチ』というと、砂糖とバターを原料とした濃厚さが売りのお菓子で、
あまりの濃厚さから、ホットミルクに溶かして飲んだりもするらしい。
これはこれでちょっと興味が湧くが、とりあえずは明治の『チェルシー』である。
オリジナル『バタースコッチ』の濃厚な味わいをフレーバーとした飴として、一躍人気商品となった。
商品化にあたっては、『チェルシー』と『キングスロード』という2つの名前が候補となったそうだが、
もし『キングスロード』という名前になったとしたら、ここまで売れる続けることはなかったのではないだろうか。
愛らしさの感じられる『チェルシー』という名前が、この飴の味覚にマッチしたところが、勝利のポイントになったと思われる。
まぁ最近はサッカーのイメージもあるので、あまり可愛くは感じられないかもしれないが。

『チェルシー』には、いくつかの味のバリエーションがあるが、
よく目にしたのは『バタースカッチ』『ヨーグルトスカッチ』、そして『コーヒースカッチ』か。
子どもの頃は『バタースカッチ』の濃厚な味が苦手で、
『ヨーグルトスカッチ』ばかり食べていた記憶がある。
今はどちらも好きだ。

今回の販売終了の理由は、いわゆる売れ行きの低迷というものだが、
ここ数年よく耳にするようになったのが、グミ勢の勢力拡大だ。
確かに、コンビニに立ち寄っても、幅を利かせているのはグミで、種類はどんどん増えているように感じる。
一方で飴といえば定番が並んでいることが多く、新たに目を引く商品というのはあまり目にしない。
仕事中のお供としては、口の中からすぐになくなってしまうグミよりも、飴の方がありがたかったりもするんだけど、
逆になかなかなくならない、というのが売れなくなった原因なのかもしれない。

ともあれ、そういうニュースを目にしたので、
昨日は買い物ついでにスーパーで探してみたんだけど、お菓子コーナーには全く置いていなかった。
どうやら既に生産は終了していて、在庫販売のみとなっているそうで、
それにしても売ってないなぁと思いながら帰ったら、メルカリには大量に出品されていた。

なんか、たくましいというか、世知辛いなぁ。





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