なんか独特なゲームだったなぁ、という感慨にふけった作品を1つ。
『Harold Halibut』(ハロルド・ハリバット)は、ドイツの独立系開発会社 Slow Bros が制作したアドベンチャーゲームだ。
このゲームの特徴は、まず何といっても「見た目」だ。
クレイアニメーションのような世界がゲームとして展開するのは、
見ていてとても不思議な気分になった。
ゲームの製作にあたり、クリエイターたちは実物のモデルを組み立てて、
実際にこれらを動かしながら、コマ送りの様にゲームの動画を撮影していったらしい。
完成までに10年もかかったというのも納得である。
ゲーム全体に流れるゆるい雰囲気もいい。
主人公ハロルドが暮らしているのは、遥か未来に未知の惑星の海の底に不時着した宇宙船で、
ハロルドは真面目に惑星からの脱出を目指す科学者・マロ―博士の助手として、
博士を始めとした様々な人々のお手伝いをして回るのだけれども、
最終目的である惑星脱出がかすんで見えるぐらいに、この世界の人々の生活は緩い。
シュールレアリズムっていうのはこういう世界観のことを言うんだろうなぁという、不条理さも相まって、
他のゲームではなかなかお目にかかれないスローなストーリーを堪能させていただいた。
アドベンチャーゲームというのは、話のオチを見てしまうと、また遊ぼうという気にはなかなかなれないが、
このゲームについては、キャラクターたちのあの不思議なトークをまたいつか見てみたいと思う。
『Harold Halibut』(ハロルド・ハリバット)は、ドイツの独立系開発会社 Slow Bros が制作したアドベンチャーゲームだ。
このゲームの特徴は、まず何といっても「見た目」だ。
クレイアニメーションのような世界がゲームとして展開するのは、
見ていてとても不思議な気分になった。
ゲームの製作にあたり、クリエイターたちは実物のモデルを組み立てて、
実際にこれらを動かしながら、コマ送りの様にゲームの動画を撮影していったらしい。
完成までに10年もかかったというのも納得である。
ゲーム全体に流れるゆるい雰囲気もいい。
主人公ハロルドが暮らしているのは、遥か未来に未知の惑星の海の底に不時着した宇宙船で、
ハロルドは真面目に惑星からの脱出を目指す科学者・マロ―博士の助手として、
博士を始めとした様々な人々のお手伝いをして回るのだけれども、
最終目的である惑星脱出がかすんで見えるぐらいに、この世界の人々の生活は緩い。
シュールレアリズムっていうのはこういう世界観のことを言うんだろうなぁという、不条理さも相まって、
他のゲームではなかなかお目にかかれないスローなストーリーを堪能させていただいた。
アドベンチャーゲームというのは、話のオチを見てしまうと、また遊ぼうという気にはなかなかなれないが、
このゲームについては、キャラクターたちのあの不思議なトークをまたいつか見てみたいと思う。