路上取引

CDの受け渡しで、友人S氏と駅前で待ち合わせ。ほんのちょっとした駐停車にも厳しい昨今なので、彼の車を見つけるや否や小走りで歩み寄り、『これ、頼まれたCD』『さんきゅ』『これ、御礼の駄菓子セット』『さんきゅ』。走り去る彼。たぶん1年以上ぶりの再会だったというのに、この間ほんの数秒だ。潔くて、よい。まるで麻薬の路上取引みたいだったな、とニヤニヤ帰宅し、頂いた駄菓子をうきうき広げた。友達が自分の好みを知っててくれるのって、嬉しい。駄菓子。ビバ駄菓子。そして『「ようかいけむり」が気になって気になってでもまだ開封しないで見てるだけ酒』を呑んでいるマスターなのでした。
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