15年モノ

アクセサリーを整理していたら、懐かしいものが発掘された。タバスコのミニチュア瓶に革紐をくくりつけただけの、自作ネックレスだ。もう15年くらい前の作品だろうか。作った当時は気に入ってうはうは首からぶら下げていたものだが、とんと身に付けなくなったものの捨てるに捨てられず、何年もしまいこんだままになっていたのだ。本来はあの辛そうな赤色であるはずの液体が、どよーんと茶色く変色している。なにやら不穏な沈殿物がうじゃうじゃえらい騒ぎになっていて、いまにも爆発しそうな怪しげなムードむんむん。もはやタバスコのヌの字もない物体。こわいので、泣く泣くサヨナラすることにした。15年モノのタバスコなんてちょっとレア?ヴィンテージ?オークションに出したら結構高値で売れちゃったりなんかするかしら?などというセコイ考えが脳裏をよぎった貧乏性のマスターなのでした。
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