111km圏の海

魚採りと飼育の記録

初物に弱い?

2012-10-29 21:54:44 | 世話
結局『ミスジ』は行方不明のまま。それにしても残念。


思い返すと去年、一昨年も初めて採った『トノサマ』『セグロ』と短命に終わっている。今年の『ミスジ』を入れると、3年連続。『トノサマ』『セグロ』は翌年、続けて採集できた。って事は来年『ミスジ』が、また採れるという事?

一昨年の『トノサマ』は「500円玉」サイズ。手頃な大きさだったが1ヶ月ほどで「白点」が原因で死亡。この時の「白点」は症状が重く他に『ナミ』3匹もほぼ同時に死んだ。そして去年の『セグロ』も1ヶ月半。
それぞれ2匹目となる、去年採集した頭でっかちの極小『トノサマ』は今日も元気。そして今年採集した『セグロ』も今日までは元気いっぱい。

初物でうまく飼育できたのは6年前に採った『ニセフウライ』を4年間飼育したぐらいかな。

『ミスジ』悲しいミステリー…

2012-10-21 20:59:23 | 魚達
今日は風も無く晴天。そして仕事は休み。絶好の採集日和(だったと思う)。でも採集には行けず。

17日に「気掛かり」と書いた『ミスジ』が今朝から見つからない。「気掛かり」と書いたのは痩せている事だけではなく、皮膚に炎症が見られたから。この皮膚炎、過去に何度か経験しているが快方に向かう事なく終末を迎えている。
「今回も」という思いを昨日確信した。水槽の前に立つと寄って来るが勢いがない。炎症を起こしている範囲も広がっている。餌を食べる姿を見ながら覚悟した。
そして、今朝。姿が見えない。何処か物影でじっとしているのかと思いしばらく探したが見当たらない。ちょっと約束があったので、外出し夕方から飾りのカキ殻などを退けて見たが影も形も無い。同居しているのは、『サツキハゼ』「サラサエビ」「ヤドカリ」。『ミスジ』と体長で同程度の「サラサエビ」と明らかに小さな「ヤドカリ」。食い尽くすには役不足の面々。

いったい『ミスジ』は何処へ。

「白点」続く

2012-10-17 21:04:04 | 魚達
「白点」が収束しない。積極的な対策も講じていないのも事実。

「餌付け水槽」に居た『トゲ』は「メイン水槽」に移り頑張っている。これで「メイン水槽」の『チョウ』は『アケボノ』3匹、『トノサマ』1匹、『トゲ』1匹。
「餌付け水槽」の『ナミ』『セグロ』も「配合飼料」を食べる様になった。
残る『ミスジ』は「配合飼料」を「アサリの殻」に練りつけた物は食べるが…。ただ、この仔は食べているのに身が付かない。「お腹周り」はプクッと肥えいるが全体的に痩せているのが気掛かり。

「メイン水槽」「餌付け水槽」共、「白点」がポツリポツリの個体が見られる。今日は「トゲ」と「アケボノ」1匹。今回の流行(?)にも負けずに、全く症状が出ていない個体もあり最後は体力勝負なのか。

8日に採った『アケボノ』2匹は「隔離水槽」で生活中。そして、初体験。隔離中に「白点」発症。
今まで完全に隔離をしていない状況で採集してきた個体が「白点」罹り拡がって行くのを経験しているが、採ってきた個体が「白点」に感染していたと言い切る事はできなかった。今回、海水も新しいもの、機材も2日に片付け乾燥させておいた物を使い、採集してきて2日目に1匹に「白点」を確認した。
小さな「隔離水槽」、当然の成り行き、もう1匹も「白点」がポツポツ。
海から「白点」を新たに連れてきてしまったようだ。


この状況では、採集に出かけても収容が出来ない。早く終息してくれ。

『アケボノ』は採りません!だったはずが…

2012-10-08 20:38:59 | 魚採り
世間では、3連休と言うニュースが流れているが私は今日だけ。
晴れていたが、風が強く迷ったがお出かけ。

港に着くと今日も先客。話しをすると1匹残っていた『ミスジ』は既に「『ミスジ』鑑賞会」の時のメンバーが採集したとの事。今日も『ヒレナガハギ』は健在で他に『アケボノ』『トゲ』『ハタタテ』が居る事を教えてくれた。って事は今日は『ハタタテ』狙いだ、と覗き込むが風で小波が立ち見えない。時折、見えるが立派な『ハタタテ』。無理そう。
先客は早々に切り上げたが、粘る事に。昼近くになり風も収まり小波も立たなくなって格闘開始。採れそうで採れない。そして見失う。
時間だけが過ぎ、居るのは『アケボノ』ばかり。『ヒレナガハギ』も時々視野に入るが、網を入れると消える。
狩猟本能から『アケボノ』に網を向ける。立て続けに2匹採集。『アケボノ』はドンクサイな。
そして、今日着いて直ぐに目に付いた1匹、病気持ちの『アイゴ』だと思い込んでいたが『モンガラ』だと言う事に気付く。とにかく追ってみたが採る事は出来なかった。家に帰って調べると『ツマジロモンガラ』と判明。もう少し早く気付けば…。

2匹の『アケボノ』は結局、連れて帰る事に。狭い隔離水槽を立ち上げて入れたが今シーズン初めての同種の同居。お互いにらみ合っている。


水槽と水槽周りの整理

2012-10-02 23:07:00 | 世話
先週木曜と週末、水槽と水槽周りの整理をした。


水槽編。
「検疫隔離水槽」と「病室」の片付け。
共に役割を終え、片付け。それぞれに入居していた計3匹は「餌付け水槽」へ。
「餌付け水槽」は、向かって左から1:2:3で仕切られていたのを3:2:1に変更。
「3の区域(全体の1/2)」は、最古参の『アケボノ』『ハオコゼ』『テンジクダイ属』『スズメダイ科』の3匹。「餌付け」は終わっているが「メイン水槽」に入れない(「はいれない」「いれない」)グループ。
「2の区域(全体の1/3)」は、退院した『ナミ』と「検疫隔離水槽」に居た『セグロ』『トゲ』。
ここは「配合飼料」への餌付け中。
「1の区域(全体の1/6)」は『ミスジ』。チョット気弱で、デリケート。最初、サイズが同じ『ナミ』も入れてみたが同居は無理だった。こちらも「配合飼料」への餌付け中。

そして「餌付け水槽」に居た今年採った2匹目の『アケボノ』は「メイン水槽」へ。(1匹目の『アケボノ』も『セグロ』『トゲ』を採った日に「メイン水槽」に移動済み。)
「メイン水槽」は『アケボノ』が3匹になり、2匹目、3匹目を入れた初日は争いがあったが今は落ち着いてきた。
また、「3の区域」に居た『カゴカキ』『サザナミフグ』は、餌の争奪戦にいつも勝利するので、仲良く「濾過槽」へ移動して頂く。


工作編
先ず木工。「メイン水槽」と「餌付け水槽」の間に15cm弱の空間があり「配合飼料」を置いてあった。「配合飼料」の容器の高さは、あって15cm。その上の空間を有効利用しようと棚を作り「100均」で買った「トレー」を入れ小物の整理。
次に塩ビ管。「メイン水槽」と「餌付け水槽」を、ホースでつないでいたのを塩ビ管に変更。これは以前、「エルボー」を使い「コの字型」に加工した塩ビ管を2本並べ見栄えを良くする。そして「餌付け水槽」から「濾過槽」へは、水槽の水換えをする時に「底砂のゴミを吸い上げる器具」をそのまま利用していたのをこちらも、塩ビ管とホースをつなぐジョイントで見栄え良くした。

その他「コケ取り」「比重調整」など色々行う。