111km圏の海

魚採りと飼育の記録

魚採りにお出かけ

2016-09-27 21:30:00 | 魚採り
日曜日に、港に出かけた。
「ホームグラウンド」ではなく「サブグラウンド」?
この前、あまりに寂しかったので。

海は、ほぼ無風。なのに小波が。
こちらは賑わっているといいな。
でも …寂しい。
それでも、ちらほら『チョウ』も見つかる。
『フウライ』『トゲ』『アケボノ』…。
でも、網で格闘するには大きいな。

しばらく歩き回り、『ハタタテ』見つける。大きさは『ハタタテ』ならと言うサイズ。
でも…。「サビキ釣り」をしている人の真下。若い「お二人」。楽しそう。
さすがに、「網」を突っ込むのは、ねぇ。
釣れた魚を焼くのか、七輪に炭を熾してさ。



更に、進む。
居た! 『ハタタテ』。今度は、近くに人は居ない。
「網」を準備し格闘開始。
「網」を入れると警戒。でも、単に異物が近づいて来たレベル。
静かに、近づけたり、遠ざけたり。
時間と共に警戒心は緩んで、これなら行ける。

先ず、1匹。
「網」を近づける。フレームに入った。岸壁まで 15cm。一気に被せる。
中心で呆然とする『ハタタテ』。
ここは「カキ殻」も無いので、しっかり被せる事が出来れば確保の確率は高い。
慌てず、焦らず、しっかり確保。

そして、いつもの悪い展開。ケースを準備しいていない!
片手に「網」を持ち。片手で「バッグ」を開け、紐の付いたケースを取り出し、海水を汲む。
ふーぅ。無事『ハタタテ』ケースの中に収容。

次、2匹目。
展開は、ほぼ 1匹目と同じ。
まぁ、ケースは準備済みですが…。


今回は、採集家の方と遭遇する事は無かった。
それだけ「居ない」と言う事?



他、「網」の中に入ったのは『アオヤガラ』。
これは、「釣り」していた親子連れに「ホイ」。「これ、網で採ったの?」 興味津々。
「あの変な魚、採れませんか?」 そんなリクエストが。その指の先に居るのは『イトヒキアジ』。
「あれは、無理ですねぇ!」なんて会話も。





今、「ハタタテ」2匹は「餌付け水槽」。
「仲良し」とは言えないけど「冷凍アサリ」を一緒に食べている。

カメラを構える

2016-09-19 21:58:04 | 魚達
写真を撮ろうとカメラを準備。



何度もシャッターを切るが「ピンボケ」、「手ぶれ」、「半身」。
そして多くが背景のみ。
人側の、目から入った情報が脳に伝わり、脳が指にシャッターボタンを押せと指令を出す。そして指がシャッターを押すまでの時間と、
カメラ側でシャッターが押され、ミラーが上がり、絞り羽が作動しシャッターが切れるまでの時間。
その間に、被写体の「魚」は既に何処かへ。



今回の、被写体は「小さい」そして「動きが速い」。

そこで、久々に「ストロボ」登場。ついでに「三脚」。
作戦は「待ち伏せ」。

「ここ」と思う場所にアングルを決め、ピントもマニュアルで固定。
絞りも f16 まで絞り込み被写界深度を稼ぐ。
ケーブルレリーズを使い、ファインダーも覗かない。
それでも、殆どが「半身」が「背景」。でも、「ピンボケ」「手ぶれ」は無くなった。


そのような中、撮れた写真がこちら、


PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO- ストロボ同調
格闘した『セダカスズメダイ』。上から見たら『メジナ』。


PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO- ストロボ同調


PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO- ストロボ同調
『フエダイ』『ニザダイ』はご愛敬。写真を撮ったらお帰り頂くつもり。


それにしても、ちょっと不満。もう少し、マシな写真撮れないの?
「光」が背景にしか回ってないんだよね。主役の「魚」に当たって無い!





港にも行った

2016-09-14 22:03:05 | 魚採り
10日の土曜日。この日は、港に。

濁っている。静か。誰も居ない。って事は魚も居ない。確かだ…。
9月の上旬で、これ?



しばらくウロウロして、やっと『フウライ』x1 『アケボノ』x2 を見つける。
せっかく来た事だし「網」を出すが…。障害物が多く、採れる気がしない。

しばらくして、採集家 x1。「今年は、居ない」とポツリ。そして、去って行った。


その後、『トゲ』x1を発見。
「網」は被せた。隙間は無い。でも一緒に「カキ殻の塊」x3。
久々に感じる、このストレス。ここは、これだよ。
そして、あぁぁぁ逃げられた!



「魚も居ない」って書いたけど、採る気の起こらない魚はそこそこ。
『カワハギ』とか『イシダイ(シマダイ)』とか『イサキ』なんか。


再度、磯へ

2016-09-12 21:27:36 | 魚採り
9月3日、再度前回と同じ磯へ。
今回の目的は、一応放流。

1日に採った『チョウハン』と、その前に採った『シマハギ』を放流するため。
『チョウハン』は、「餌付け水槽」に入れる前に片側の胸鰭の付け根周囲にカビ様の物を発見。明らかに病気。
薬浴しても難しいと判断。放流を決めた。
そして『シマハギ』。こちらは、最初は「餌付け水槽」内を泳ぎ回り元気だったが徐々に動きが少なくなった。
おそらく「餌」。好みに合わない?

それから、長らく滞在して頂いて居た『ニシキベラ』も。


放流は元居た「タイドプール」と思ったが、魚採りの人も居たので外海に放した。




放流目的と言いながら、しっかり「魚採り」の道具は携帯。
今回は、土曜日。賑やか。子供の声が響く健康的な磯。

先ず 1日に採り残した『チョウハン』を確認。
前回同様、「小さな石」をドボン。
待つ間を利用して、他の「タイドプール」を偵察。
でも、主だった「タイドプール」は子供たちのプール。とても魚採りの状況ではない。


戻って、とにかく恐い顔をして子供たちが近づかない様に「この場所」を死守。嫌な奴。
死守しながら辺りをキョロキョロすると『トゲ』を採った隣の「タイドプール」に『ナミ』が。
前回、学んだ事を思い出しながら「網」を出す。しっかりキャッチ。

そして『チョウハン』も「大きな石」を離れていた。
「大きな石」への退路を塞いでしまえば、あとは「網」の中へ追い込むのは容易。
強敵は雰囲気を察知出来ない子供たち。そんな子供たちは別の「タイドプール」で「カニ釣り」に夢中。
じっと我慢の 10数分。サッと「網」で「大きな石」の前を塞ぎ、慌てる『チョウハン』は隠れる所のない岩場へ。
そして「網」の中。

この場所は、もう居ないと判断。
放流した『シマハギ』を採った「タイドプール」。


さっき、偵察した時は親子で魚採りをしていたが今は無人。
縁に立ち、状況確認。『フウライ』発見。また、『シマハギ』も居る。
『シマハギ』は放流したばかり。なのに、身体が勝手に追いかける。真剣モード。
「網」に入れてから、どうするの? 持って帰るの?
やっぱり、自信ないので直ぐに放流。


再度、縁に立ちキョロキョロ。
直ぐ足元に、チビ『メジナ』 2匹(この時は、よく見ずに『メジナ』判断)。
近くに『フウライ』を確認。頭の中で追い込む方向を描き、静かに背後からゆっくり追う。
警戒されたら距離を置く。何度かやるうちに思った方向に追い込む。が、さっきのチビ『メジナ』が視界に!

こいつ『メジナ』じゃない。『スズメダイ』の仲間だ。そして、薄っぺらな脳内図鑑には該当なし。
そう確信した瞬間『フウライ』は眼中から消えた。
そして、2匹の『スズメダイ』の仲間と格闘開始。
見失ったら、しばらく待つ。そうすれば元の場所に現れる。これを 10回程繰り返し「網」の中へ。

写真が撮れたら紹介します。


そして、最後に『チョウハン』を、もう 1匹。
子供たちが水遊びをしていた浅い「タイドプール」で。
まさか、こんな所に。
4・5人の子供たちが「網」を振り回していた直ぐ近く。

子供たちは、急に「両手に網のおっさん」が突進してきて驚いた様子。
そのあと隅で網をコソコソと動かし、満面の笑みで去って行く。
「変なおっさん」と思われていないとよいのだが…。

タイドプールで遊ぶ

2016-09-11 20:52:39 | 魚採り
「デイパック」の「今月から」は、9月1日。
夏期休暇を取り、お出かけ。今度の「デイパック」は、ちょっとスマート。
あれも、これもと欲張ると直ぐにパンパン。そして、ポケットが少ない。


場所は、8月に行った磯。9月の平日、静か。
先ず前回、『チョウハン』『シマハギ』を採った「タイドプール」へ。
風が吹き、小波で見えないので移動。
先客がいた「タイドプール」も状況は同じ。

なので…、小波の立っていない「タイドプール」を探す。
地形や風向きで静かな場所もあるからね。



そんな場所を見つけ、縁に立ち観察開始。
直ぐに『チョウハン』発見。
住まいは「大きな石」の下。これを採るには住まいから離れて頂かないと無理。
更に石の下に、もう 1匹『チョウハン』。



「大きな石」から離れてくれれば、隠れるところは無い。
捕獲に向けて、イメージ作り。

1. 現状では石は大きく、そこを離れる必要ない
2. 全体として、平坦な岩で「タイドプール」は形成されている

先ず、「大きな石」から離れて頂く。
そのために、「大きな石」から適当な距離に「小さな石」を置き身を隠しながら移動できる様にする。
おそらく、2匹居る内の 弱い1匹は「大きな石」を離れるだろう。

という事で作戦実行。
手ごろな石を拾ってきて 「大きな石」から50cmぐらい離して沈める。
行動できる範囲を狭めるため、土手(?)を築く。
あとは、待つ。


ただ待つのも何なんで、辺りをキョロキョロ。
『トゲ』だ。
すぐ隣の「タイドプール」に『トゲ』発見。
こちらも、殆ど平坦な岩で構成されている。
楽勝気分で何も考えずに突進。
でも…、やっぱり隠れる所は有った。「網」は入らないが見えている。
「追い出し棒」などは無いし。

諦めて戻ると『チョウハン』が 1匹、大きな石から離れ、小さな石より更に先の岩を啄んでいる。
「大きな石」と「小さな石」の間に「網」入れる。
慌てて「小さな石」の縁に隠れる。その「小さな石」を持ち上げると、もうパニック。
一瞬「大きな石」めがけ進もうとしたが「網」に気づき Uターン。
そうすると、もう隠れる所のない平坦な岩場。あっさりと「網」の中へ。

そして『トゲ』も出て来ていた。
同じ場所に戻られると厄介なので、今度は慎重に追う。
そして数分後には「網」の中。



最初の「タイドプール」に戻ると風も止まり小波を収まっていた。
前回は『ナミ』が居たが今回は発見できず、代わりに『フウライ』が居たが「網」を出しても無理と判断諦め。




全体として『チョウ』が少ない?
南方系全体が少ないのかな。