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・・・でも画像は、ベーカリーレストランからですけど、ね。


お酒に興味をもつようになり、色々と楽しんだり、
調べたりしていくうちに興味を感じて、試したいことがあった。
それは、ワインにビール、ウイスキーなどの醸造において、
糖分からアルコールに変化する発酵過程を体験できないだろうか?
・・・と言うこと。
この国では、個人でお酒の製造・販売は、
法律で禁止されているらしいので(※詳しい法律は分からない)、
酒造発酵というものを体験することは難しい。
あきらめるしかない。
それなら、他に発酵過程のあるものを、自宅で試すことはできないだろうか?
調べてみると、特別な設備も必要なく、
市販されている食材で作れるものとしては、パンがよさそうだった。

パン作りで使われる小麦粉は、ケーキーやクッキーに使われる薄力粉ではなく、
”強力粉”。
入手は難しくもないが、薄力粉より、割高なことが多い。
パンを発酵させるためには、イースト菌(酵母)が必要になる。
ちょっと大きなスーパーやディスカウントストアなどでは、
パン用のドライイーストが売られているので、これを使ってみる。
あまった分は、ちゃんと封をしておけば、冷蔵庫での保管ができ、
意外なほど、長持ちする(長期間の保存ができる)。



「人は、パンのみによって生きるにあらず」
キリストの言葉だったかな。
※正確には、キリストの弟子たちが、”キリストの言葉”として、
聖書に記した言葉だけど、ね。
つまり・・・。
「バターかジャムが欲しいのね」・・・などと、茶化していたが、
この言葉の重さは、実際にパンを作ってみると、思い知る。
強力粉を水で練って、生地にしていくのは、ちょっと手間。
手の温度で、発酵が進んでしまうこともあるので、
イースト菌を加えるのは、少し練り上がってからの方がいいかも知れない。
それに、大さじ2杯ほどの砂糖を水に溶かして、
ドライイーストを浸したものを加えていく。
おおよそ、練り上がったところで、成形して、一次発酵させる。
パン生地は、発酵が進んでくると、ゆっくりと膨らんでくる。
バターロールなどにしたい場合は、
この段階で生地にバターを加えていくなどすればよい。
その後、オーブンで焼きやすく、食べやすい大きさに生地を整えてから、
さらに二次発酵させる。
適当なところで、オーブンに入れて、焼き上げれば、完成である。
火力調整ができるオーブンがなく。
トースターなどで代用させる場合、アルミホイルなどで、
熱量を調整しとかないと、パンが黒焦げになるだけでなく。
下手すると、消防車がくる事態になります。
(火力の強いオーブンの方が安心というのも、不思議なところ)
面倒でも慣れないときは、目を離さないのが、賢明と思われます。

追記:
ワインスクールなどでは、ワインとあわせて、
チーズやパンを味わえる教室を設けているところもある。
このすべてが発酵食品で、人類がメソポタミアの時代から
味わってきたものだというのも、興味深い。
以前、「いずれパンに関連する記事をアップしたい」・・・などと記しながら、
ずいぶんと経ってしまった。
記事に載せようと思ったら、
レシピが見つからず出てこなかったからなのですが、
実際、書き出したら、ほとんど必要もなく。
困ったところです。
ちなみに、NAが作ったときのパン作りの材料(分量)は、以下の通り。

強力粉、250g
水、150~160cc。
砂糖、5g。
ドライイースト、5g。
(以上)




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