二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
・・・でも画像は、ベーカリーレストランからですけど、ね。
お酒に興味をもつようになり、色々と楽しんだり、
調べたりしていくうちに興味を感じて、試したいことがあった。
それは、ワインにビール、ウイスキーなどの醸造において、
糖分からアルコールに変化する発酵過程を体験できないだろうか?
・・・と言うこと。
この国では、個人でお酒の製造・販売は、
法律で禁止されているらしいので(※詳しい法律は分からない)、
酒造発酵というものを体験することは難しい。
あきらめるしかない。
それなら、他に発酵過程のあるものを、自宅で試すことはできないだろうか?
調べてみると、特別な設備も必要なく、
市販されている食材で作れるものとしては、パンがよさそうだった。
パン作りで使われる小麦粉は、ケーキーやクッキーに使われる薄力粉ではなく、
”強力粉”。
入手は難しくもないが、薄力粉より、割高なことが多い。
パンを発酵させるためには、イースト菌(酵母)が必要になる。
ちょっと大きなスーパーやディスカウントストアなどでは、
パン用のドライイーストが売られているので、これを使ってみる。
あまった分は、ちゃんと封をしておけば、冷蔵庫での保管ができ、
意外なほど、長持ちする(長期間の保存ができる)。
「人は、パンのみによって生きるにあらず」
キリストの言葉だったかな。
※正確には、キリストの弟子たちが、”キリストの言葉”として、
聖書に記した言葉だけど、ね。
つまり・・・。
「バターかジャムが欲しいのね」・・・などと、茶化していたが、
この言葉の重さは、実際にパンを作ってみると、思い知る。
強力粉を水で練って、生地にしていくのは、ちょっと手間。
手の温度で、発酵が進んでしまうこともあるので、
イースト菌を加えるのは、少し練り上がってからの方がいいかも知れない。
それに、大さじ2杯ほどの砂糖を水に溶かして、
ドライイーストを浸したものを加えていく。
おおよそ、練り上がったところで、成形して、一次発酵させる。
パン生地は、発酵が進んでくると、ゆっくりと膨らんでくる。
バターロールなどにしたい場合は、
この段階で生地にバターを加えていくなどすればよい。
その後、オーブンで焼きやすく、食べやすい大きさに生地を整えてから、
さらに二次発酵させる。
適当なところで、オーブンに入れて、焼き上げれば、完成である。
火力調整ができるオーブンがなく。
トースターなどで代用させる場合、アルミホイルなどで、
熱量を調整しとかないと、パンが黒焦げになるだけでなく。
下手すると、消防車がくる事態になります。
(火力の強いオーブンの方が安心というのも、不思議なところ)
面倒でも慣れないときは、目を離さないのが、賢明と思われます。
追記:
ワインスクールなどでは、ワインとあわせて、
チーズやパンを味わえる教室を設けているところもある。
このすべてが発酵食品で、人類がメソポタミアの時代から
味わってきたものだというのも、興味深い。
以前、「いずれパンに関連する記事をアップしたい」・・・などと記しながら、
ずいぶんと経ってしまった。
記事に載せようと思ったら、
レシピが見つからず出てこなかったからなのですが、
実際、書き出したら、ほとんど必要もなく。
困ったところです。
ちなみに、NAが作ったときのパン作りの材料(分量)は、以下の通り。
強力粉、250g
水、150~160cc。
砂糖、5g。
ドライイースト、5g。
(以上)
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