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正しさについて悩まされるとき。:メディアリテラシー


世間には、マユツバな情報が溢れており、
色々と悩まされるけど。
テレビのニュース番組では、ファクトチェックがなされており、
その発信情報には、証拠もなく、憶測で語られることはない…と思っていた。
しかし、統一教会や自民党議員たちによる裏金問題、官房機密費流用問題。
当初の開催金額を、ケタ違いに超えている維新万博などの状況について…。
そんな事実が、ほとんど知らされることもなく。
世論操作を目的とした圧力が、政府からあれば、
大手メディアすら応じかねないという状況は、不安を感じるものとなった。
そんなとき、大手テレビ局であるフジテレビの問題性が、
人気タレント、中居正広や、ベテラン芸人、松本人志による、
性加害行為から発覚したことは、かなり気分を重いものにしている。
メディアのコンテンツの真偽を、
見極める力は「メディアリテラシー」と言うらしいけど。
このメディアリテラシーを得るのは、簡単でもなさそうである。



「それ、フジテレビでやってきたことと同じですよ」というと、
会社のジジイどもが、怯(ひる)むようになったから、
フジテレビでの出来事に限らずに、
どんどんと明らかになっていくようにしていただきたい。
…2025年1月26日、ツイッター(現、えっくす)上の投稿より。



ザイオンス効果といって、
人間は多く触れている情報に好感を持ち、
信じやすい傾向がある。
この効果は、テレビCMを考えれば、よく分かるかもしれない。
しかし、今、オールドメディアもデジタルメディアも含め、
あらゆるメディアの、真贋を見極める能力が、
ユーザー側に求められるものとなり。
苛立つような気分にもなる。



蛇足:(以前の記事の使い回し…となり、申し訳ありません。)
憲法21条には、国民の知る「権利」が保障されているけど。
真実を知らなければ、主権者である国民は、政権を正しく選べない。
アメリカ在住の映画評論家のツィート(現:えっくすの“ぽすと”)によると…。
2015年頃から、政府は、放送認可取り消しまでチラつかせて脅し、
NH◯の人事に介入し、安倍総理が、放送局の会長とマメに会食して、
彼らを抱き込み、コメンテーターや番組審議会に政府寄りの人物が採用され、
さらに政府との仕事が大きくなった電通や放送局が忖度し、
日本のメディアは急激に政権批判しなくなっていった…と、あった。
ほぼ公的企業であったハズの◯HKも、
近年、バラエティ番組には、民放の制作者が入っており、
吉本興業も、その一部となっている。
この吉本興業には、日本文化を、海外へと広めようという事業である、
クールジャパンとして、国からも金額が出ている。
万博事業でも、すでに多額の国費が動いている気配もあり。
その健全性は疑わしくなる。
まだ20~30代の頃は、政治家などエラい人たちの不正やゴシップを、
過敏(もしくは過剰)に反応する、
ニュース番組やワイドショー、情報バラエティー番組を見て、
マスコミやテレビ局は、真実を求めており。
社会は間違ったものを許さないものだと思っていた。
しかし、正しさが望まれるということと、
間違ったことが許されないということは、別のこと。
本当に、どれもイヤになってしまう。
(2025年2月4日、誤字脱字訂正)



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