やはり、心配していた連鎖反応が 早速 出てしまいましたネ。しかもバンコク都内のど真ん中で!
14日朝、バンコク国立競技場近くのスポーツ用品店にて、44歳の同店店主は銃を なんと
50発も乱射。これ 一般人ですヨ。信じられません、いかにタイは銃社会かを立証しています。
<発砲事件に駆けつける警察官たち>
幸い負傷者は出ず、すぐに警察や特殊部隊らに取り押さえられ逮捕となりました。が、一歩 間違えれば
大惨事ですヨ。 どうやら、仕事と家族との間でトラブルがあり、怒りに任せて発砲したといいます。
取り調べに対して男は、誰も傷つけるつもりではなかったと話しています。とは言え、拳銃や弾丸、
そして覚醒剤を押収したにもかかわらず、裁判所は、武器への関与や他人に危害を及ぼさない
ことを条件に、保釈金35万バーツ(約123万円)で釈放を認め、即日保釈となっています。
50発も発砲し、覚せい剤まで所持していて … タイは銃社会に慣れっこになっているようです。
<逮捕されたスポーツ用品店主>
このニュースが流れて 直ぐに在タイ日本大使館からも在留邦人にメールで、“邦人が被害に
遭ったとの情報に接した場合には、大使館にご連絡ください。” という一報も入りました。
15日には、戦勝記念塔近くのラチャダムヌン通りで新未来党の大きな政治集会も。
今回のような発砲事件が、このような集会場所で起きたらと、思うとゾッとします。
<誤って撃ってしまった少年も被害者です>
9日にはこんな驚くべき事故も発生しています。東北部カラシン県で12歳の少年が、自宅で
父親の部屋から持ち出した自家製の先込め銃(銃身の先から銃弾と火薬を詰める古いタイプの
銃)で、誤って友達の少年(13歳)の頭部を撃ってしまい、死なせてしまったというのです。
自宅に所持していい銃の許可証なんて、今後は廃止すべきで銃も没収すべきでしょうネ。こんな
事故や、人の心も変化し、いつ誰が カッとなって 集会場所で銃を持ち出すか、分かりません。
<さすが仏教国、1万人の僧侶が集結しました>
ところで9日に、銃乱射事件で 29人が死亡、58人が重軽傷を負った犠牲者を追悼する大規模な
式典が行なわれ、東北地方の各寺から集まった僧侶 約1万人が読経し、托鉢を行ないました。
多くの一般市民も参加しています。ナコンラチャシマ市 建都364年という記念日だったことも
ありますが、僧侶も市民も凄い数です。それほどタイ社会に衝撃を与えた事件だったのでしょう。
<タイの人たちも優しい心を持った人が多い>
銃社会にもかかわらず、現在まで このように多くの犠牲者を出す乱射事件が起きなかったのは、
小さな生き物さえ殺傷しないというタイ仏教の教えが影響していたように思います。 しかし、
時代は変わり、タイでも若い人ほど その信仰心は薄れているようです。さらに近代化と共に殺伐とした
世の中になって、偏屈な人間も多くなってきています。今の時代、自宅でも銃を持たせてはいけません!
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タイ人男性2人が肩、足などを撃たれ重傷を負っています。
犯人グループは20発ほど発砲したといいます、流れ弾にでも当たったら大変です。
気をつけましょう。