その後 タイにおいての新型コロナウイルスは ・・・

　
　日本やタイ政府から入港を拒否されたオランダのクルーズ船・ウエステルダム号は、
結局 カンボジア政府が下船を許可しました。タイの拒否は正しい判断と言われました。

日本人５人を含む乗員乗客2,257人を乗せたウエステルダム号は、13日にカンボジア
南部のシアヌークビルに入港しました。しかし やはりというか、翌日の検査で、乗員
乗客の中で体調不良を訴えていた約20人に陽性が確認されました。

　

その後 下船して隔離されたり、陰性の乗客はカンボジアからの出国も始まりました。
その中でカンボジアを発ち、マレーシアのクアラルンプール空港に到着した米国人女性

（83歳）が、新型コロナウイルスに感染していると、マレーシア保健省が発表しました。
その女性は空路でクアラルンプールに移動した後、検査で陽性が確認されたとのことです。

　
　＜カンボジアのイミグレーション＞

15日現在で、カンボジア国内で確認された感染者の数は、幸い 一人となっています。　が、
多くの乗員乗客がカンボジアに滞在しています。　潜伏期間を考えると、ちょっと心配です。
ここから最新の感染者数と死者数が分かります。

タイ国内では、新型コロナウイルスによる肺炎（COVID19）の感染確認が初報告されてから
13日で１カ月が経過しました。同日時点で感染者数は33人となっており、広まっていないと

報告されていました。が 昨日、タイの医療スタッフが、同ウイルスに感染していることが
確認されてしまいました。　これでタイ国内にて確認された感染者は34人となりました。

　

感染が確認されたのは35歳のタイ人女性医療スタッフで、以前感染患者の世話をしていたようです。
なお現在24人の医療スタッフが感染患者の世話をしていますが、全員が検査では陰性とのことです。

タイ保健省の発表では、34人のうち 回復して計14人が退院、20人が入院している現状です。
感染者の内訳は中国人が24人、タイ人が10人。これまでに、中国に渡航歴がないタイ人も
新型肺炎を発症しており、国内での人から人への感染が確認されています。油断なりません。

　

感染者が増えているシンガポール政府では、中国人旅行者の入国を制限しています。また
香港政府も中国本土からの全ての入境者を対象に、14日間の強制検疫を行ない、原則２週間
以内は自宅やホテルなどから外出することを禁じるなど、なんらかの規制を設けています。

しかし タイ政府は現在、団体旅行は拒否していますが、個人旅行者らの到着ビザ（査証）の
発給停止や中国滞在者の入国制限といった規制をしていません。　ちょっと気がかりですネ。

　

タイ保健省は、感染疑いを自分で調べることができる簡易型の セルフスクリーニングサイトを開設。
タイ語、英語、中国語で表示さています。こういう自覚症状と状況であれば、“感染の疑いが
あるんだな” くらいのチェックですが、一度 覗いておいても良いかも知れませんネ。 　　


「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです 　

　 タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト