毎日、日本の新たな感染者数を対岸の火事と見ていましたが、今のタイ国は、
いつの間にか、日本以上の新規感染者が確認されています。ちょっと吃驚です。
5月29日 新規感染者数 死者数 累計感染者数 累計死者数
タイ国 4,803人 34人 14万9,779人 988人
日本 3,595人 89人 74万2,013人 1万2,929人
29日のタイ国は、刑務所で新たに2,702人の感染が確認されたことが大きいですネ。
刑務所と言えども、感染者は感染者です。ここから看守に感染することも考えられます。
密閉・密集・密接の「3密」の回避など、より一人ひとりの感染防止の取組みが必要です!
こんな状況下ですが、かねてから観光庁が計画していたプーケット県を7月1日から開放する
「サンドボックス」を、タイ政府は承認しました。「サンドボックス」とは、多くの住人が
ワクチン接種を終えた二つの国の人たちが、お互いの国を自由に旅行するというものです。
新型コロナウイルスのワクチン接種済みの外国人旅行者は、陰性であれば隔離検疫なしで
入国でき、プーケットで7日間を過ごせば、自由にタイ国内を移動できるようになります。
この承認を受けてタイ国際航空は、7月からコペンハーゲン・パリ・フランクフルト・ロンドン
からプーケット行きの直行便の予約を開始しました。 同モデルが成功すれば、10月より
サムイ島やパタヤなどの観光地が追従し、来年1月にはタイ全土で開放するとしています。
理想どおりに行けば素晴らしいですが、現状の感染者数を鑑みると 難しいでしょうねぇ~
プーケット島のように隔離された島では可能だろうけど、パタヤ地区の10月は厳しいなぁ~
観光庁の焦る、逸る気持ちは解かります。ビフォーコロナの2019年にはタイを訪れた
外国人旅行者は過去最高の3,990万人でした。それが昨年は670万人で、その殆どが
1月から3月にかけてのもので、4月以降 外国人旅行者は ほぼ入国していません。
それでもタイ政府観光庁は、プーケット島の「サンドボックス」の成功を期待して今年の
観光客を50万人と予測しているようです。3,990万人と較べ、随分と情けない(苦笑)。
プーケット島はじめ、サムイ島やパタヤなど観光客に依存した地域は、今 壊滅的な状態です。
観光庁によると、ホテルを含め700万人いる全国の観光業界で働く人たちに、大きな影響を
及ぼし、タイ国の失業率は劇的に増加しているは周知の事実。2021年の第一4半期の失業者は
2%(約75万8千人)近くに達し、その後はリーマンショック時以上になると言われています。
一刻も速く、プーケット島の住民の7割以上がワクチン接種を終えることを祈念するばかりです。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
日本国内は、北海道と沖縄を除くと、やや減少傾向が出てきましたが(予断は許さないが)、タイ国内は、まだまだ方向性が見えません。
日本国内ではワクチン接種が予想以上に順調に進み始めています。
自治体によって差がありますが・・・知人の情報では、まだ自治体からの接種券の郵送が来ていないのに、かかりつけ医に言ったら、接種券の番号無しでも、すぐに予約が取れたようです。
この調子だと、9月末には対象者(子供は除く)の50%以上になる可能性が出てきました。
東京オリンピックを中止したら、日本のコロナ感染は終息方向に向かうかも?といった楽観論が出ています。
●7月スタート(?)のプーケットサンドボックスプランですが・・・対象者はヨーロッパ人限定で、日本人は当面は除外のようですね(直行便の計画が無い)。
問題は、個人旅行は認められず、パッケージツアーのみ、と報道されていることです。(詳細の発表は無いので、あくまで憶測だが)
7日間のプーケットパッケージツアーの費用は15万バーツ~20万バーツ(53万円~70万円)と言われています。
この金額では、タイ・マニアでもないと行く気になれませんね。
https://pattayalife.net/archives/39242