退職後、第二の人生として “永住は難しそうだけど、旅行よりは長い期間、
あこがれの海外生活を したい” という人が、益々 増えているそうですネ。
(朝日新聞が こんな特集を 組んでいました)
いわゆるロングステイですネ。 ロングステイ財団がいうロングステイの定義は、「生活の拠点は
日本に置いて、海外に2週間以上滞在することで、旅行 以上 永住 未満」 を 言うそうですヨ。
ワタシらも、ロングステイヤーと呼んでもいいんでしょうネ。
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約20年前と比べると、日本人がロングステイを 希望する国も 随分と変わりました。
1992年 20013年 (ベスト5)
1. ハワイ 1.マレーシア
2. カナダ 2.タイ
3. オーストラリア 3.ハワイ
4. アメリカ西海岸 4.オーストラリア
5.ニュージーランド 5.ニュージーランド
今は、カナダとアメリカ西海岸の代わりに、マレーシアとタイが入り、しかも1位・2位の上位です。
治安が良くて医療制度も整っていれば、安心して生活ができます。 且つ 物価が安い国であれば、
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経済的にも余裕を 持って生活できます。 しかも常夏ですからネ。 こんな所が、
マレーシアやタイが、人気国になっているんでしょう。
昔の話ですが、ワタシはクアラルンプールに2年ほど生活した経験がありますが、なぜマレーシアが
ロングステイとして、タイより人気があるのか、理解できませんでした。 色々と聞いてみると、
タイはナイトライフがお盛んの国というイメージが強く、現に マレーシアのロングステイヤーは、
夫婦連れが多く、奥方が嫌がるんでしょうネ。 日本にも新宿・歌舞伎町や台東区の吉原があるように、
タイでも一部のエリアでは、そんな雰囲気もありますが、クアラルンプールと変わらないんだけどネ。
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最近は健康寿命が延びて、60代は元気ですから ただ 海外で生活したい、というだけでなく、現地で
何かしらのことがしたい、という人が多くなっています。 得意な分野で貢献したい・語学を 学びたい・
ボランティア活動を したい … … 等々、余暇にプラスアルファを 求めている傾向があるようです。
それには、マレーシアは英語圏ですから、英語が通じるという点も大きな魅力なんでしょうねぇ~
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釈迦に説法ですが、健康寿命とは日常的に介護を 必要としないで、自立した生活ができる生存期間の
ことを いい、世界保健機関が2000年に、この言葉を 公表しています。 同機関が2014年に発表した
日本人の健康寿命は、男性が72.3 歳、女性が77.7 歳、全体で75.0 歳と、健康寿命でも世界一です。
平均寿命と健康寿命では、約10歳の差がありますが、平均寿命よりも、この健康寿命を 意識する時代と
なりましたネ。 これでは60代も元気なはずです。 ではロングステイヤーとして、どう生活するか?
長くなりますので、明日に続きます ・・・
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「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
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タイにロングステイされる方々は、何度もタイに来て、タイが気に入ったからロングステイする、方が大半ですが、マレーシアは違います。
マレーシアに行ったことがない方々が、日本でのロングステイセミナーなどの影響でやって来る方が大半です。
一時、マレーシアのペナン島が人気でしたが、これも、ペナン島現地在住の日本人コーデイネーターがマスコミと結託して宣伝した結果でした。
マレーシアには「MM2H」というロングステイビザシステムがありますが、条件が厳しすぎて、所得が低い日本人にはハードルが高くなっています。
①金融資産がRM(マレーシアリンギット)35万(1100万円)以上あること。
②月額収入がRM1万(32万円)以上あること
③RM15万(500万円)をマレーシアの銀行に定期預金すること。
特に、②の月額収入で、多くの日本人はノックアウトになりそうです。
タイのように、たった80万B(264万円)の銀行預金でリタイアメントビザが貰える国とは違いますね。
要するに、マレーシアは物価が上昇し(特にアルコールが高い)、ビザ要件が厳しく、物価の安さを求めて、東南アジアへ移住したいと考えている日本人には、ロングステイは難しい国になった、ということです。
既に、シンガポールはロングステイビザを廃止し、数億円の投資をしないと長期滞在が不可能になっています。
マレーシアもシンガポールに近くなってきた、ということです。
マレーシアはノービザでも90日滞在できるので、ショートステイを繰り返すしか無さそうです。
http://www.tt.em-net.ne.jp/~soy7686/penan.html#report201
海外ロングステイについては下記ブログが最新事情を詳しくレポートしているので、御覧ください。
http://www.tt.em-net.ne.jp/~soy7686/
この投稿者は情報を持っているようで情報に振りまわされている、
現地の様子を見てから投稿すべきだ、