2000年半ば前後かな、旅行業者の「タイは生活費が安く老後は年金で優雅な生活が
できる」なんて宣伝に乗せられて、タイ国でロングステイを始めた人も多かったです。
特に北部チェンマイも人気がありましたよネ。 4月4日からの続きなります ・・・
チェンマイで、そのようにリタイア後に充実した日々を送る人がいる一方で、安易な
計画で移住に踏み切り、今では生活が困窮する人も多く出てしまっているようです。
<当時のチェンマイ市内>
今では円安とバーツ高、そして物価高で年金生活者にとっても厳しくなりましたネ。来タイした当時と
違い「病院にかかる機会が多くなった」「高齢者が入る病院や施設がない」「病気に関する専門用語の
日本語が通じる病院の医療費が高い」 ・・・ ・・・ 等々の理由で、帰国する人が多くなっているようです。
75歳前後という高齢化を迎え、タイでのロングステイも出来なくなり、逆に日本に帰国する
人が増えているようです。この点に関してはバンコクに住むロングスティヤーも同じでしょう。
特にバンコク都の物価高は、年金収入だけでは余裕のある生活など出来なくなりました。
日本人だけでなく欧米人年金生活者にとっても、次第に住みにくくなっているはずです。
2000年代に日本の旅行社が、タイでロングステイを始める理由やメリットを
謳いながら体験ツアーも盛んに組んでいました。 その謳い文句が ・・・
* 仏教国であることもあって、タイの人は穏やかで、かつ 親日的。
* 気候が温暖で一年中 暮らしやすい。
* 物価が安いので、滞在費用がリーズナブル。
* 医療水準が高く、日本語の通じる病院も多くある。
* 文化の体験など、さまざまになアクティビティを体験できる。
特にゴルフ環境は素晴らしく、ゴルフ天国といえる。
* 日本から近く、アクセスしやすい。
* 日本料理はじめ世界の料理はもちろん、タイ料理も美味しく豊富。
しかし「老後をのんびりとタイでロングステイ」できるのは、健康であることと生活力に余裕が
あることが条件付きです。タイでも急激な高齢化を迎え、外国人のお世話などしている場合では
無くなってきています。今は 「元気なうちにタイでロングステイ」 と替えるべきでしょう(苦笑)。
ましてやコロナ禍の影響により、今までと生活習慣と健康管理が一変してしまいました。
将来もこれが当たり前の時代となるでしょう。タイがロングステイの国として一番人気が
高くとも 住みにくくなり、これからロングステイヤーが増えるということは無さそうです。
今でも時折、“タイは物価が安く、コロナウイルスも押さえ込んでおり、日本より生活が
し易いのでは” なんて、問い合わせが来ます。 今は そうでないことをお伝えしました。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
タイ・ロングステイのピークは1990年代から2000年代半ばと言っていいでしょう。
特に「北方の薔薇」と言われるチェンマイには、数千人の日本人の年金生活者が殺到しました。
ただし、夫婦はほとんどおらず、大半が男性の単身者であり、歪(いびつ)な社会現象でした。
当時のトラブルの代表事例は、タイ人女性とのイザコザでした。
https://www.youtube.com/watch?v=clF6xxe0Bfw
★2000年前後にチェンマイに移住した中・高齢者が後期高齢者になり、孤独死が激増してきました。
下記記事(2017年10月)によれば、年間40人もの日本人の孤独死が発生し、チェンマイの日本総領事館だけでは処理しきれない規模になってきました。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/378051/
https://www.youtube.com/watch?v=s9e45buC6l4&t=670s
★nagaichiさんのように、豊かな収入があり、毎日ブログ更新と言う生き甲斐を持ち、エージシューターと言う目標に向かってゴルフに勤しむ、という生き方こそが、タイ・ロングステイの成功者になる要件でしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=MSefFBIIGtU&t=339s
でも、決して豊かな収入などありませんし、エージシューターになれるほど。ゴルフは上手くありません。
毎日のブログ更新が生き甲斐なんて、余りにも寂し過ぎます。
ブログは将来、ボケないように頭の体操のつもりで書いています。
これからも宜しくお願い致します。