先週から教育機関周辺でのアルコール類の販売を禁止する法律が施行されたり、仏教関連の
祝日である5日間について、アルコール飲料の販売を禁じることを、さらに厳格化するようです。
宗教上のこともあって、他の国々と比べてアルコール類について厳しいのは理解しますが、
それより「交通事故対策にもっと躍起になってほしい」と思うのはワタシだけではないでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/45/989620dc8fb1f3477fe64091f730b9f8.jpg)
<当画像と日本人の事故とは無関係ですが…>
今週27日も後部座席の乗っていた日本人男性(37)と運転していたタイ人男性(36)が、タイ
南部スラタニで、乗用車が道路脇の立木に衝突して草地に突っ込み、2人共 亡くなられています。
死亡した日本人男性はエンジニアで、バンコクから南部ナコンシータマラート県カノム郡の
火力発電所に向かっていた時に起きた事故でした。まだ若いのにお気の毒です ・・・
そんな中 立て続けに、こんな不名誉なニュースが流れています ・・・
なんでも世界保健機関(WHO)がまとめた2015年版の交通事故に関する報告で、タイは
13年の人口10万人当たりの交通事故死者数が36.2人と世界で2番目に多いとのことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0d/18808eb8fc75465e56a9abe887a2e2a3.jpg)
WHOはタイの道路交通状況について、道路の保全管理、車両の整備基準、道路交通法規の執行などが
不十分と指摘していますが、それらよりこの死亡事故の多発は運転免許の取得方法やドライバーの
運転意識力の問題ですよ、これは。タイは日本と異なり自動車運転免許は陸運局で管理しているため、
警察が無免許運転を厳しく取り締まらない、という事情がある、とタイ人の知人が言っていました。
これも事故を多くしている要因の一つでしょうが、人口10万人当たりの交通事故死者数が最も
多かったのはリビアで73.4人、3位はマラウイで35人、4位はレソトで33.7人だったとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/a2/8f50caff834f1ffed8587d0b37d3869d.jpg)
リビア・マウライ・レソトなどは、すべてアフリカの発展途上国での国々です。タイという、また
バンコクという大都会の国が都市が、こんな不名誉な数字を報告されてプラユット首相はじめ国民は、
恥ずかしくないのでしょうかネ。アルコール云々より、こっちの対策・施策が先でしょうにねぇ~
確か2011年の報告では世界3位でしたが、今回のタイの36.2人という数字は、
他のアジア諸国と比べても非常に高いですからネ。
1.ベトナム 24.5人、 9.インドネシア 15.3人、
2.マレーシア 24人、 10. ラオス 14.3人、
3.ミャンマー 20.3人、 11. バングラデシュ13.6人、
4.中国 18.8人、 12. 韓国 12人、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/49/9da19d8dcef96cfdafc35eea6e482c67.jpg)
5.カンボジア 17.4人、 13. フィリピン 10.5人、
6.スリランカ 17.4人、 14. 日本 4.7人、
7.ネパール 17人、 15.シンガポール 3.6人。
8.インド 16.6人、
タイはどうなっちゃっているんでしょう? 長くなりますので明日に続きます ・・・
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