当ブログでも、タイへ入国の際、外国人から保険料100バーツを徴収する 等々、案内してきましたが、
どうやら、保険料は20バーツになるらしいですネ。 英字新聞のバンコクポストが報じていました。
今年の末までに タイへの旅行者へ強制的に旅行保険加入を義務付けます。強制旅行保険は、
保険料が20バーツで最長30日間をカバーし、死亡時に最高100万バーツまで、事故の場合は
最高50万バーツまで補償されるようになるようです。保険料はタイ入国時に支払う
形となります。 治療費などの病院への支払いも ここから支払われるのでしょうネ。
今やタイの外国人観光客数は3,800万人(昨年)を超え、世界のトップ5入りを目指しているほど
完全な観光立国です。今年の観光収入は3兆3,800億バーツ(約11兆8,300億円)を見込んでいます。
日本も観光立国を目指し、右肩上がりで観光収入も増えていますが、タイは日本の大先輩です。
しかしながら、観光客が増えれば増えるほど、外国人旅行者の未払い(払えない)の治療費が問題視
されています。公立病院の外国人観光客からの未回収の治療費が、年間3億バーツ(約15億5千万円)にも
及んでいるといいます。世界から気軽にタイへやって来ますが、海外旅行保険などに入らずに来ている
外国人も多く、事故や急病で病院へ行くケースになっても、治療費が払えず帰国してしまう者も多いよう。
医療機関でも大きな負担になって来ているといいます。 タイ国政府観光庁(TAT)なども、
外国人観光客に旅行保険を提供するようなアイディアを出したり、思考錯誤を重ねていました。
昨年の外国人観光客数 約3,800万人のうち約25%(約1,000万人)が中国人観光客ですが、
昨年7月にプーケットでフェリーが沈没し、中国の観光客45人が犠牲なった事故があり、
それ以降 中国からの観光客が減っていました。タイで起こってしまった事故ですから
その治療費は、事故を起こした会社と国の負担で賄い、それも大変だったのでしょう。
安全対策として保険を導入することで、中国はじめ各国への観光促進にも繋げたいようです。
旅行保険義務付けの導入には、同事故が大きく影響し これを受けての措置でもあるようです。
徴収した保険料は、緊急の入院費や、タイで死亡した人の遺体を本国へ送還する … … 等々にも
使われるとのことです。 毎年 保険に加入していない外国人観光客の未払い金3億円は、タイ
国民からの税金により負担されています。外国人観光客全員から各20バーツを徴収しても、
年間3,800万人の観光客が訪れるので、年間7億6,000バーツものお金が生まれますからネ。
日本も来年、真夏日に開催される東京オリンピックで、熱中症などに罹る外国人も多いでしょう。
その辺は、日本の場合 どうなるんでしょうネ? よく調べて 次の機会に報告します。
「タイでゴルフ友達になりましょ」 のホームページです
タイ・ゴルフを何でもランキングで紹介する情報サイト
日本でも問題に成っている特に中国人でしょうか?日本にいる親族の元へ来日して親族の社会保険に加入し医療を受けるという
悪用が目立ちます。
陸続きの国が多いタイに於いて20Bの旅行保険を実施すれば周辺国の方の良い治療費補助に成ってしまうような気がします。
入国時に健康診断する訳でもなく陸続きで国境近くに住んでいれば都市部の大きな病院に行くのと変わらないですから入国後発症した事にすれば保険適用で良い治療が受けられます。
この制度20Bでは長続きしないでしょうね
確かに仰る通り、そんな危惧を感じますね。
ちょっと、見守ってみましょう。また報告します。