昨日は、日本へ帰国した北朝鮮拉致被害者、曽我ひとみさんの夫、
チャールズ・ジェンキンスさんが亡くなられたニュースが流れていました。
2002年に24年ぶりに日本に帰国した曽我ひとみさんですが、何よりも日本国民を感動させたのが、
2年後に夫であるジェンキンスさんとのタラップでの再会シーンでした。もう13年も経つんですネ。
実はジェンキンスさんの証言で、当時23歳のタイ人女性アノチャ・パンジョイさん(63)も北朝鮮
拉致被害者の一人と判明されたんですネ。アノチャさんは1978年に出稼ぎ先のマカオで行方不明に
なっていました。ところが、2005年にジェンキンスさんが出版した著書などにより、マカオから
拉致され、平壌でジェンキンスさん、曽我ひとみさん夫妻と親しくしていたことが分かりました。
この証言はパンジョイさんの親戚家族に大きな希望をもたらしました。しかし今では再会を待ち
わびた両親も亡くなっており、まったく日本と同じで 拉致被害者自身の高齢化が進んでいます。
ジェンキンスさんが亡くなったことを知った、被害者バンジョイさんの甥で、北部チェンマイで
暮らすバンチョンさん(49)のジェンキンスさんに対する感謝のコメントが掲載されていました。
しかし北朝鮮は、アノチャさんの拉致をまだ認めていません。 逆に現在、皮肉なことに
タイを目指す北朝鮮の脱北者が急増しており、昨年の2倍のペースになっていると聞きます。
北朝鮮による相次ぐミサイル発射実験で朝鮮半島の緊張が高まる中、タイに不法入国する
北朝鮮人の数が、この数年間で急増していると、タイの移民当局が明らかにしています。
タイは、脱北者に人気の通過ルートとなっているんですってヨ。なぜなら、タイは1951年に採択された
国際条約「難民の地位に関する条約」に署名しておらず、難民に関する法律も同国には存在していません。
よって、公式には、タイは自国に入国する北朝鮮人を難民ではなく、不法移民として扱うようです。
タイに入国した脱北者は逮捕され、不法入国で起訴されますので、難民と違い待遇も良い為、
北朝鮮人は捕まるためにタイに来て、韓国に亡命するんだそうです。タイ当局も非公式に、
韓国政府、脱北者の間で取り決めがなされることが多いと聞きました。
その後、彼らは首都バンコクにある移民収容所に移送され、通常はそこから韓国に送還されます。
韓国の憲法では全ての朝鮮人を韓国市民と認めている為、北朝鮮人の送還先として受け入れます。
北朝鮮人の大半は、中国経由で隣国ラオスを経て「ゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)」の
最北部からタイに入国するか、メコン川沿いの北東部からタイに流入していると言われています。
タイへ昨年は535人の北朝鮮人が、今年は6月末までに385人が入ってきており、その数は
増え続けています。 拉致事件が解決していない中、こんなことが起きているんですネ ・・・
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