昨日 最終日であった男女の日本ツアーは、共に23歳の選手が初優勝を遂げましたネ。
男子は「ISPS Handa 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」で、首位に
並んで出たホスト(国際スポーツ振興協会)プロの桂川有人プロが、7バーディー、
1ボギーの「65」をマークし、通算24アンダーでツアー初優勝を果たしました。
<桂川有人プロ>
今年1月から国際スポーツ振興協会と所属契約を結んでいる桂川プロは一時、日大の先輩・
星野陸也プロに通算23アンダーで並ばれました。が、17番(パー3)では8番アイアンで
ピン1.5メートルにつけ、このバーディーで一歩抜け出しての勝利でした。
今年1月、アジアンツアーと共催試合の「SMBCシンガポールオープン」では2位に入り、
その時も当ブログで触れましたが、通信制のルネサンス豊田高で学びながら、フィリピンの
首都マニラに三年間のゴルフ留学をしています。タイの素晴らしいゴルフ環境を知っている
者には、ゴルフでフィリピン留学する、って 意外に思います。 私だけでしょうかネ。
20年にプロ転向し、21年の「石川遼エブリワン」の下部のABEMAツアーで1勝しています。
<半田晴久会長(左)と青木功会長に挟まれ>
フィリピンで鍛えたショットと小技で、この日はパーオン率100%でした。「SMBCオープン」で
2位に入り、世界最高峰の海外メジャー「全英オープン」の出場権を得ていますが、いずれは、
海外に挑戦したいと言います。 その前に 2勝・3勝と複数優勝してからでしょうけどネ。
女子では、いつ勝ってもおかしくない選手の一人であった高橋彩華プロが「フジサンケイ
レディス」で、念願の初優勝を成し遂げました。2020-21年シーズンでは、トップ10入り
<高橋彩華プロ>
した回数は21回。9回にわたって最終日最終組に入っており、今季も予選落ちがなく
トップ10入り3回で、メルセデスランク9位につけている黄金世代の大物選手です。
同世代の選手達が 次々と勝つ姿に、刺激を受けながらも「私だけ置いて行かれている」と
焦燥感に駆られたこともあったようですが、ようやく黄金世代11人目の仲間入りです。
<両親に囲まれての初優勝、嬉しいでしょう>
プロになって5年目で「最終日最終組10度目」の正直での初勝利は完全優勝でした。
彼女に言わせると、「初優勝の呪縛やプレッシャーを見えないお化け」と称していますが、
やっとお化け退治ができました。ところで、彼女は沢山の人からアドバイスを貰ったそう。
その中で、雑誌の取材でタレントの武井壮氏の “勝てなくてもその位置にいるだけで
メンタル強いよ” という言葉が心に刺さったと言います。 確かに そうですよネ。
それからは意識が変わったようです。これで西郷真央プロのように複数優勝できるでしょう。
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