やりましたネ、畑岡奈紗プロ。「DIOインプラントLAオープン」にて、2位に5打差の
15アンダーの圧倒的強さで、通算6勝目を挙げました。タイからも8人出場していましたが、
日タイで20位以内入ったのは、3アンダーで17位タイにつけた笹生優花プロだけでした。
畑岡プロは、日本国内で11人もの優勝者を出している「黄金世代」の先頭を走り続ける
日本のエースですが、今季の米国ツアーでも日本勢最初の優勝を掴みました。他の日本勢は、
古江彩佳プロが2オーバーで43位、渋野日向子プロが6オーバーで63位でした。
彼女は今年で米国ツアー参戦六年目ですよネ。今季から同じ黄金世代の渋野プロ、2歳下の
古江プロ、昨季途中からは3歳下の笹生プロが参戦していますが、「日本のエース」らしく
それを示すように、今季 日本女子最初の米国ツアーでの優勝でした。優勝インタビュー
されても、通訳無しで即答できるほど、流暢な英語で堂々の受け答えだったそうですヨ。
前週は114位で予選落ちしており、今季は一度もトップ10入りしていませんでしたので、
今季はスランプに陥ったかな、と思っていました。ですが、なんのその でしたねぇ~
自分を信じて、オフからのスイング改造を貫き、一気に花開いたようです。
今季のメジャー二戦目の「全米女子オープン(6月2日開幕)」が、一カ月余り先に迫って
いますので、このタイミングで一つ勝てたのは大きいですよネ。 そうでした、昨年は
プレーオフで笹生プロに敗れて2位でした。米国で6勝していても、メジャー戦では
未勝利。今回の優勝で、悲願のメジャー初優勝への足掛かりになれば良いですねぇ~
畑岡奈紗プロの初優勝は、18年6月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」でした。
19歳5カ月10日という、日本勢最年少での米国ツアー初優勝を達成しています。
通算6勝は、日本勢としては三番目の勝利数です。1位は岡本綾子さんで17勝。1987年には
4勝を挙げて賞金女王に輝き、プレーヤー・オブ・ザ・イヤーも獲得。ですが、悲願のメジャー
優勝には届きませんでした。二番目は宮里藍さんの9勝です。2010年には日本人最多となる
5勝を飾り、世界ランキングでも1位に立ちました。でもメジャー戦は勝てていません。
畑岡プロは6勝していても、メジャー戦は渋野日向子・笹生優花プロに先を越されています。
今季 三つ四つあるメジャー戦に 一つ勝って、名実ともに「日本のエース」になってほしいものです。
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