今日の話は タイ在中の方々は勿論、日タイを行き来し 日本に住まいの方々へ注意喚起です。
来年1月15日以降、現在 持っている全ての磁気カードのキャッシュカードは、タイ国内の
ATM(現金自動預払機)やEDC端末で、利用が不可能になりますので、ご注意ください。
<EDC端末機(Electronic Data Capture)>
磁気タイプのATMカード、デビットカードが使用できなくなるとして、磁気カードの
所有者に対し、カード発行元の各銀行でICカードに取り替えるよう呼びかけています。
ICへの変更はカードの偽造や不正使用の防止などが狙いです。タイ国内で発行されるATMカード、
デビットカードは2016年5月以降、これまでに約4,700万枚がICカードに変更されていますが、
<ICチップ付きカード>
約2,000万枚が磁気カードのままで、タイ中央銀行は年内に全面移行できるか懸念しています。
銀行に通帳、パスポートを持参すれば、ICカードに切り替えが出来ますのでお早めに ・・・
ところで、時折 日本から来て「タイで銀行口座を開設したいんだけど」という、質問を受ける
ことがあります。以前はタイの主要銀行で口座を開くことが出来ましたが、今は非居住者は難しく
なっています。 これもマネーロンダリングの対策が、そうさせているんでしょうネ。
今でも銀行によって行員の裁量で可能な所があるかも知れません。が、バンコク銀行など
大手銀行などは「原則 非居住者は口座開設はできない」と公式にアナウンスされています。
ですので、居住するためのノンイミグラントビザ(就労や留学、リタイアメントなど)や
タイで働くためのワークパミットを所持していなければ、基本的に旅行者は開設できません。
ただ「利子がつかない、オンライン送金ができない、ATMでの入金ができない」などの制限が
ありますが、現在 非居住者でもクルンシィ銀行(アユタヤ銀行)で開設できると聞いています。
クルンシィ銀行は1945年の設立ですが、2014年に三菱東京UFJ銀行が買収し、連結子会社と
なりました。クルンシィ銀行が三菱系の傘下になって以降、日本人向けのサービスが手厚くなって
いるようです。日本語に対応しているWebページがあり、一部の支店には日本語デスクや日本語
対応のコールセンターまでもあります。制限はあっても、一時的な銀行口座としては十分ですよネ。
タイで支店を設けている日本の銀行は、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の三つだけですが、
それぞれ法人専門の銀行であり、個人の口座開設は行なっていません。バンコク支店の取引先の
大手企業の役員など特別な人以外口座開設はできません。ATMが無く、ATMカードもありませんネ。
もし開設希望なら、クルンシィ銀行の日本語デスクが設置してある支店(プロンポン駅前の
エムクォーティエ支店など)へ行って相談すると良いでしょうネ。三菱UFJ銀行ではありませんヨ。
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私も半年前にキャッシュカードを一枚交換しました。久々にATMで使ったら弾かれて、窓口にコンタクトしろとのメッセージが出たのでカウンターに行ったら、「こんな骨董品みたいなカード、まだ持ってたの?」と笑われました。
日本と違って新しいキャッシュカードには有効期限が刻印されています。また、暗証番号も4桁ではなく、6桁になりました。
余談ですが、タイは記帳、入金、引き出し・振込みと、目的別に3種類の機械が並んでいるのが面白いですね。
3種類の機械、確かに面白いですね。
最初は戸惑いました。