「TADAIMA ただいま」の番組を制作したのは、タイの現地会社である
プラーン パリッド社(PLEARN PHALID)でした。 昨日からの続きです ・・・
「一人でも旅行できるように」と企画された同番組を制作する前に タイ人への
インタビューを行ない、以下のような意見などを参考にしたといいます。
「以前 行った時は、ガイドさんが全部やってくれた。でも自分で行きたいけど、その方法を知りたい」
「一人旅してみたいけど、英語も日本語も出来ないのに行けない」
「今の日本紹介番組は、行き方とか何も言わないから、調べるのが大変だ」 ・・・ 等々。
そしてタイからの撮影チームが、9月上旬から14日間に渡ってロケを敢行したとのこと。その際には、
北海道新聞にも取り上げられて、道民はタイ人が北海道を愛していることを、より多く知ったとか。
また番組内では日本の人気ポップロックバンド「バス☆ロビ」の曲を使用し、映像にリズム感を
加えています。現在はバスロビが同番組の独自のメインテーマを製作中とのことです。 タイ人の
日本熱が冷めるどころか、この番組放映で、益々 タイ人の北海道ファンが増えそうです …
そう言えば、吉本興業もタイで日本の情報を紹介する番組をスタートさせるようです。
現地企業との共同制作ですが、民放局のアマリンTVで番組は「オリジナル・ジャパン」というタイトル。
日本独自の技術力や商品に関することを日本とタイで撮影し クイズ番組形式で制作。11月から毎週土曜日
午後9時から30分間の放送です。タイ語が話せることで有名なお笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんも
登場するらしいですヨ ・・・ これもどんな番組になるか、とても楽しみですネ。
吉本興業は、2010年5月に東南アジア初の現地法人「よしもとエンターテイメント(タイランド)」を
設立しています。日本のエンターテインメントをアジアへと、タイを拠点にコンテンツおよびビジネス
モデルの海外展開を進めています。 プロダクション系の会社では海外進出しているのは同社だけかな?
2012年10月には、タイで人気のコメディアン・サラネアさんと吉本の芸人が共同で「お笑い」を
キーワードにした映画の企画開発を行ない、2012年10月にタイで公開されています。それを第5回
<左が人気のコメディアンのサラネアさん…>
「沖縄国際映画祭」にも出品していましたネ。今後の展開もTV番組共同制作、
ラジオ番組、映画製作、イベント展開などを推進していくそうです。
笑いの力を、そして日本のエンタテインメントの力を訴求するために、今後もさまざまな試みを実施し、
アジア各国および米国へと拡がるエンタテインメント・ネットワークの構築を目指しているとのことです。
昨年10月には、官民ファンドのクールジャパン機構や電通などと共同で、MCIPホールディングスを
創業して、アジアで日本のエンターテインメント展開を目指すようですヨ。 海外ではタイのほか、
中国、台湾、韓国、シンガポール、マレーシア、インドネシア、米国で事業を展開していますネ。
タイもお笑いタレント、そしてお笑い番組も多いですから吉本興業とは相性が良いでしょうネ。
タイでは関西出身の人が多いのは、この辺に隠れた事情があるのかも知れませんヨ。
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