インラック前首相が、一人息子とその友人家族と共に 19日から三日間、日本に来ていました。
タイ国際航空機でタイを 発ち 日本に向かい、東京ディズニーランドを 訪れるなどして、その後、
タクシン元首相と合流し、プライベートジェット機でインドに向かい、26日に帰国する予定だとか。

タイの学校は前期、後期の2期制になっており、今の時期は ちょうど前期と後期のあいだで休校の
期間中ですからネ。 息子を 連れて日本に遊びに行っているようです、と思いきや ・・・ 反タクシン派の
指導者であるソンティ・リムトーンクン氏も、北海道での休暇と称して、19日に日本に向かいました。
インラック前首相とソンティ氏は、タイ軍事政権の監視下にあり、出国する場合 事前に軍政の許可を
得る必要がある二人です。 ソンティ氏は、反タクシン派と言っても 昔はタクシン氏とは仲間でした。

<反タクシン派を 訴えていたソンティ・リムトーンクン氏・・・>
タクシン氏とインラック前首相が、海外で落ち合うのは二度目ですが、ソンティ氏の
日本滞在は単なる偶然でしょかねぇ~ 何か匂うのはワタシだけでしょうか ・・・
タイ人の日本滞在が、15日以下であればビザ無しで訪問できることを、彼らも有効活用しています。
タクシン氏も自由に日本へ出入国しており、二回目の訪日です。 (先回は女性との密会でした)
亡命している者や政府の監視下にある者が、海外で頻繁に会っていることが堂々と報道され、
許されるというのも、タイなら ですよネ。 また プラユット政権が、タクシン氏のタイ国の旅券を
失効させていないことも不自然さを 感じます。 やはり裏では、いろいろとあるんでしょうねぇ~

インラック前首相も、首相時代に実施したコメ買い取り施策が、国家財政に甚大な被害を 及ぼした
ということで、汚職調査委員会から弾劾を 受けている身です。 もし弾劾されると、来年暮れの下院
総選挙に出馬することは、出来なくなると思います。 タクシン氏らと、その打ち合わせでしょうかネ。
或いは、インラック前首相は もう 政治に復帰したくないと思っており、タクシン氏にそれを 伝える
べく 会いに行ったのかも知れません。 最近のインラック前首相は、完全にお母さんになってますから。

そうであれば、タクシン派にしてみれば、核となる人気もある政治家を 失うことになるので、兄である
タクシン氏も、再度 復帰するよう説得するのでは、いやいや もう完全にタクシン一族は、政界から
引退しようと、思っているのかも・・・・ な~んて いろいろ勝手な想像を しているところです。
軍事政権が終わる1年後に、政権と彼らがどうなっているか、注目され楽しみですねぇ~


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