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タイは 薬物も より厳しく取締まってほしい!

2019年06月01日 | タイの海外安全情報
 
 今年の9月までにタイ国内で売られるタバコの全て、プレイン・パッケージング(簡易包装)に
することを義務づけます。新たなパッケージは黒色や白色に統一されます。あのグロテクスクな
写真は消えますので、購入する消費者には皮肉にも良いかも知れません。 昨日からの続きです。

現在、タイには約1,100万人の喫煙者がおり、これは成人の5人に1人という計算になります。
35歳~54歳の男性の半数が喫煙者と言われています。しかし、問題なのが未成年の喫煙率で、
13歳~17歳の6人に1人がタバコを吸っているということも報じられています。

 

タイ保健省は喫煙の害を訴えるため、健康被害の写真をパッケージに義務付ける法律を施行して
きました。 が、思った効果を得られていないと判断して、今回の新しいパッケージを採用する
ことになったそうです。 喫煙をやめさせるには、あの写真の方が良いような気がしますけどネ。

簡易包装は豪州で12年に世界で初めて施行されました。タバコ会社大手のフィリップモリス社(PM)は
豪州政府を相手取って訴訟を起こましたが、国際法廷で敗訴しています。同社が相手側の裁判費用も
負担することになったと聞いています。タイのPM社はどうでるかな? JTもタイに法人があります。

 
 <アユタヤのロジャナ工業団地にある TTM 新工場>

タイのたばこ シェアは、タイたばこ専売公社(TTM = Thailand Tobacco Monopoly)が、約75%の
シェアを有し、PM社が約21%、JTが約4%といった感じでしょうか。タイに進出しているメジャーな

タバコ会社はPMとJTの2社。ケントの会社BATは、12年に撤退しています。日本のJT(旧専売
公社)のように、国内でタバコを製造できるのは TTM のみ、法で他社は認められていません。

昨年8月頃かな、JTがタバコ公社を買収するというニュースが報じられましたが、タイのJTは
否定していました。 このような禁煙の模範国では、将来 厳しいでしょうからねぇ~

 

タイが簡易包装を採用する国としてアジアで初、低・中所得国の中でも世界初になります。
WHOは今回のタイ政府の決断を称賛しています。ますます模範国としての株も上がりますネ。

もう一つ、WHOが称賛していることがあります。タイのレストランでは禁煙ですから、その
軒先で食事の合間に ちょっと一服なんて、ことも出来ましたが、これも今年の2月からNG。

 

公共の場所の内部だけでなく、入口から半径5メートル以内も禁煙になるという新たな禁煙
エリア規制が引かれました。公共の場所というのは 人が集まる所、全てだそう。 違反者は
罰金 5千バーツ(約17,000円)ですが、違反者となった人を まだ聞いていませんけど …

タイは喫煙者には生活しにくい国でしょうネ。タバコに対して、ここまで厳しくするなら “麻薬などの
違法薬物を 速く なんとして!” と突っ込みたくなります。薬物でも模範国になってほしいですよネ。  



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