チョンブリ県サタヒープのパブ「MOUNTAIN B(マウンテン)」で大火災が発生し、多くの
犠牲者が出たことにより、バンコク都内の娯楽施設も火災安全検査を強化していることは、
14日の当ブログでも触れました。中でも特に 外国人バックパッカーなどで知られている
都内カオサン通りの施設を対象に、防災対策に不備は無いか、検査を強化したようです。
<マウンテンでの火災>
同エリアで守られていない幾つかのパブなどに、防災対策を改善するまで業務停止を
命じ、また 衛生面に問題があったため、11店が 営業停止処分を受けたといいます。
ビフォーコロナの時代からカオサン通りは、外国人バックパッカーらが集まり、大麻や
違法薬物が、はびこっていた場所としても有名です。薬物だけでなく、何かと警察沙汰に
なる諸問題も発生していました。以前から タイの若者にも何かしらの悪影響をもたらして
来たのも事実でしょう。 そこへ最近 チャチャート知事が、問題提起を投げかけました。
チャチャート知事が毎日のようにジョギングしていることは知られており、これも庶民的な
政治家として人気がある所以のようです。 時折、カオサン通りをジョギングしている時に、
“ここは たびたび、マリファナの匂いが漂うことがある” と、気にしていたようです。
<チャチャート知事>
実際に先週12日のジョギング中には、ある場所で大麻草の臭いが充満し、何人もの若い人達が、
道端に座って大麻を吸っている光景を目撃したとの事。それを数百万人ものフォロワーがいる
定例の「 Facebook ライブ 内」に投稿したため、チャチャート知事の声明に映ったようです。
“カオサン通りでマリファナの匂いを感じ、大麻吸引による長期的な副作用が心配だ。
若い人々に悪い影響を与える可能性があり非常に懸念している” と述べています。今、
注目のチャチャート知事の発言だけに、ソーシャル メディアでも話題となりました。
タイ国の大麻栽培の合法化については、今でも多くの医師や教師が反対を訴えています。
チャッチャート知事の双子の兄は国立チュラロンコン大学病院の医師だといいますから
きっと、兄からも また他の医師たちの「長期的な副作用」を多数 聞いているんでしょう。
この発言と話題に即座に反応したのが、カオサン通りを統括しているプラナコーン区の
ワサン区長でした。 大麻合法化を推し進めたアヌティン保健相も気にしているかもネ。
ワサン区長は、“大麻を屋台で販売することは違法” とし、警察にも協力を得て見回りを
強化する“ と宣言しました。 チャチャート知事の活動 いいですねぇ~ 明日に続きます。
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