昨日、来季 前半戦の出場権を得るための「QTファイナルステージ最終日」が終了。QTは
クォリファイングトーナメント( Qualifying Tournament)の頭文字で、予選会を意味します。
「静岡県 葛城GC」にて行なわれた、このQTの上位30位程に入らないと、前半戦の出場権は
原則困難です。 第1ステージを突破した選手と、今季の賞金ランク55位以内に入れなかった
シード選手ら、合計96人がQTに臨みました。
<喜びの下川めぐみプロとキャディ>
今季でシード権を失った主な選手で、上位に入ったのは下川めぐみプロが通算9アンダーで
トップ通過。福田真未 8位、新垣比菜 19位、葭葉ルミ 25位、藤本麻子プロが28位でした。
<安田祐香プロとキャディの姉>
ミレニアム世代では、最初に優勝するだろうと言われていた安田祐香プロも20位に入りましたネ。
今年はゲガに見舞われ、思うようなプレーは出来ませんでした。同世代の古江彩香・西村優菜・
吉田優利プロらが、先に何勝もして 焦りもしたでしょうが、来季で追いついてほしいですネ。
<横峯さくらプロも笑顔に>
今年2月に長男を出産し、国内23勝の横峯さくらプロも21位で通過しています。
2014以来となる国内ツアー復帰を決めました。永久シートの30勝を目指します。
10月の「スタンレー・レディース」でプレーオフに進出し、優勝した渋野日向子プロに
惜敗した女子高生プロの佐藤心結(明秀学園日立高三年)は、実力通り11位となりました。
もちろん、QTに挑戦しているわけですから、彼女も今年度のプロテストに合格しています。
一方で、ツアー通算13勝しており、今季賞金ランキング102位で9季連続のシードを
逃した成田美寿々プロは54位となり、出場可能な試合がかなり限られることに ・・・
<成田美寿々プロ、来年頑張って>
「言い訳はしたくない。来年はルーキーになったつもりで一からやり直し、新生・
成田美寿々をつくりあげていきたい」と、彼女らしく前向きに話していたといいます。
今年11月の21年度プロテストでトップ合格した尾関彩美悠プロは58位、6月の20年度
プロテストで同時合格を果たし、今季二人とも下部のステップアップで優勝している
岩井ツインズの姉・明愛が70位、妹・千怜も90位と振いませんでしたねぇ~
<ランクン、サタヤ選手も残念でした>
そうでした、タイ国のS.ランクン、O・サタヤ選手も挑戦しましたが、それぞれ7オーバーの
63位、11オーバーの84位で、来季のレギュラーツアーは難しくなりました。来季、彼女らが
ステップアップ ツアーで出直すかは、定かではありませんが、頑張ってほしいですねぇ~
<ヌック・スカパン選手>
2019年度ステップアップ ツアーの賞金女王になったヌック・スカパン選手は、プロテストに
合格せずJLPGAのメンバーではないので、QTにも参戦するチャンスさえ無くなっています。
プロの世界は どんな職業でも厳しいですが、ゴルフの世界は一段と凄ましいですねぇ~
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