世界に羽ばたく女子プレーヤーなら、誰でも取りたい「全米女子オープン」を、ついにアリヤ・
ジュタヌガーン選手が制覇しました。いつかは、と思っていましたが22歳で念願を遂げました。
その勝ち取ったシーンを思いがけなく観ることができましたネ。テレビ東京が4日朝にライブ
中継していました。彼女の優勝のシーンをライブで観られるなんて、昨日は感動を貰いましたねぇ~
アリヤ選手は一時通算15アンダーまで伸ばし独走かと思われましたが、10番でトリプルボギーを
叩くなど後半失速。一方、5バーディ、ノーボギーで回ったキム・ヒョージュ選手が追い上げ、
通算11アンダーで並びプレーオフに突入しました。 22歳 同士の対決でしたが、圧巻でしたネ。
プレーオフは2ホール(14番・18番)のストロークプレーの後、ホール数を決めずにストローク数に
差がついたら終了とするサドンデスという形で行なわれました。 アリヤ選手はティショットが
フェアウェイに落とせず、ややキム・ヒョージュ選手の方が優勢でしたが、4ホール目でアリヤ
選手がバーディを奪い、2016年の全英女子オープン以来のメジャー通算2勝目を挙げました。
ショートゲームさえ克服できれば「全米女子オープン」も取れると、米国で言われていましたが、
その通りになった感があります。 何度か見せたバンカーからのアプローチショットは神業でした。
これで今季2勝目、通算9勝目です。賞金ランキングも1位、すでに約170万ドル(約1億8,700万円)で
2位の朴仁妃プロ(約86万ドル)の2倍以上 ゲットしています。ちなみに3位が姉の23歳、モリヤ・
ジュタヌガーン選手(約70万ドル)ですからねぇ~ まったく凄い姉妹です、お母さんも幸せ者です。
しかし、7打のリードがありましたので、そこからプレーオフになるとは想定外でした。
本人の心境はどうでしたでしょう。数年前の彼女でしたら脱落していたでしょうネ。
姉・モリヤ選手はいつも冷静ですが、アリヤ選手は冷静さを失うタイプでしたからネ。
でも『ビジョン54』のメンタルコーチ、ピア&リン氏二人のアドバイスが効いているのかな?
乱れたバックナインでは集中し切れていませんでしたから、プレーオフでは、“とにかく自分の
最高のショットを続けることに集中しよう” と決めたようです。それが、あのバンカーショットに
繋がったのでしょうネ。そして、もう一度 優勝のチャンスが巡って来て、やっと勝ち取りました。
日本勢は畑岡奈採プロが通算イーブンパー10位タイで終え、4戦連続トップ10入り。葭葉ルミ選手は
通算7オーバーの単独40位で終えました。 今回は今季、日本で圧倒的な強さを誇る鈴木愛プロに
期待しましたが、他の上原彩子・野村敏京・蛭田みな美・香妻琴乃・川岸史果・高山佳小里プロと同様、
予選落ちでした。 やはり、今の畑岡奈採プロは 他の選手と比べて 一段 上をいっていますネ。
それにしても、アリヤ選手は まだ 22歳、メジャーすべてを制覇できるかも知れませんねぇ~
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