“日本プロのシニア選手が、だらしない のではなく、鉄人プラヤド・マークセン選手が
凄いんだ” と、先週 言ったけど、こうなると やはり日本のシニアが だらしないのかな?
日本シニアツアーの「福岡シニアオープントーナメント(福岡CC和白C=6588ヤード、
パー72)」において、首位と2打差の5位から出たマークセン選手が「68」で回り、通算
7アンダーの逆転勝利で、シニアツアー記録を更新する5試合連続優勝を成し遂げました。
いくらなんでも5連勝ですヨ、信じられません。前日、年齢と同じ「67」をマークし、今年
二度目のエージシュートを達成し、今季初の首位に立った倉本昌弘プロが、“自分じゃなくて
いいから、マークセンの連続優勝を誰かが阻止しないと” と言っていましたが、ダメでした。
日本プロゴルフ協会の会長を4期務め、今季は選手に専念している倉本プロでしたが、「72」
と伸ばせず、通算5アンダーの3位に終わりました。マークセン選手の5戦連続優勝を止め、
三年ぶりの優勝に意欲十分でしたが、“風も難しかったけど、後半にパットが入ってくれたら、
もう少しいいスコアが出たのに、今日は良くなかった” と悔しがっていたようです。
惜しかったのは、1打差2位の藤田寛之プロでした。18番で4メートルのバーディーパットを
外し、マークセン選手に追いつけませんでした。「彼を阻止するのはシニアの賞金ランク2位の
藤田寛之プロだ」と期待されていただけに残念でした。彼も地元だけに勝ちたかったでしょうネ。
シニアツアーは、あと2試合残していますが、これでマークセン選手(56)の4年ぶり4度目の
賞金王をも確定させましたネ。昨日でマークセン選手の賞金額は、約5,361万円で 藤田プロは
約3,993万円です。藤田寛之プロ(53)は 来週の「コスモヘルスカップ2022」には、レギュラー
ツアーの「マイナビABCチャンピオンシップ」に出場しますので、シニアはお休み。賞金王も
藤田プロに期待する声がありましたが、まだ レギュラーツアーへの思いもあるでしょうからネ。
<来週のコスモヘルスカップ2022には丸山茂樹プロも出場、阻止できるかな?>
それにしても強すぎです。近年、藤田寛之・深堀圭一郎・谷口徹・伊澤利光・手嶋多一プロら、
レギュラーツアーで活躍した多く選手がシニアに参入して来ていますが、彼らでも太刀打ち
できません。その鉄人、いや超人ぶりのマークセン選手の強さはどこから来ているしょうネ。
キャディからプロに成ったことは有名ですが、キャディをする前の10代の頃、ムエタイの
経験があり、更にアルバイトの自転車タクシーで足腰を鍛えたといいます。その強じんな
体力もその一つでしょう。その財産が50代になって活きている、効いているのでしょうネ。
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