国内女子ゴルフの来季前半戦の出場権を得られる「QTファイナルステージ(予選会)」が
終了しました。 29日の当ブログで「今季の最終プロテストで8位に入ったタイ国の
パナラット・タナポンブンヤラス選手がQTに出場していなかった」と、報告しましたが、
JLPGAへ登録名を変えて、出場していましたねぇ~ 気がつきませんで、失礼しました。
<8位でプロテストに合格したP.サイパン選手>
第一ステージを11位タイで通過し、ファイナルは岡山県「JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部」で
行なわれ、96名中72位タイと来季の前半戦が出場できる30位以内には入れませんでした。
O.サタヤ・S.ランクン選手もそうですが、タイの人たちは、名前が長いのでニックネーム
などを登録名にしています。 パナラット選手もニックネームの「P.サイパン」として
登録したそうです。来年は下部のステップアップ ツアーで新たなゴルフ人生のスタートです。
<プロデビューした2016年のホンダ LPGAに出場したP.サイパン選手(左三人目)>
P.サイパン選手(24歳)は、2015年の17歳の時にプロ転向。翌年から米国ツアーに参戦し、
その後も米国を主戦場としてやってきましたが、7年目の今季はレギュラーツアー5戦で
予選落ちが4回と苦戦していました。そこで、タイ国に居る家族も近くになり、以前から
好きな日本だし、悩んだ末 思い切って日本ツアーのプロテストに挑戦したといいます。
ファイナル戦は、70 70 74 80 の6オーバー(1位は藤本舞衣子プロの11アンダー)でしたが、
最終日の80スコアは、“寒すぎた。寒さに負けてしまった” と残念がっていたようです。
三日目までは通算2アンダーの25位で、30位以内にしっかりと食い込んでいたんですがねぇ~
でも 最初の難問であるプロテストに一発合格し、日本での目標は「レギュラーツアーに出て
優勝」だそうです。 来季は是非 ステップアップ ツアーから這い上がってほしいですネ。
同じくファイナルQTに出場していたO.サタヤ選手も 96位と力を発揮できませんでしたネ。
5月の「ツインフィールズ」にて、下部では2010年の「山陽新聞レディース」以来の2勝目
(レギュラーツアーでは通算3勝)を挙げ、その資格でファイナルから出場していました。
<戦いを終えて、清々しいサタヤ選手、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部にて>
今年の中盤戦あたりから左肘のケガでツアーに出場できず、ラウンドに立ったのは11月
初旬でした。痛みがなかったのでファイナルに臨みましたが、“練習と準備ができておらず、
そんな結果になってしまった” と、自身のフェイスブックに語っていました。
O.サタヤ選手(38)、来季に向かい、まずは左肘を治し、一年を通してケガをしないように
トレーニングを積み、練習を重ねることを誓っていました。 来季も下部からレギュラー
ツアー出場を目指すそうです。サタヤ選手の飽くなき挑戦は続きます。 頑張って!!
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