中島啓太クン(21)がやりましたねぇ~ 男子ツアー「パナソニックオープン」で、ツアー史上
五人目のアマチュア優勝。倉本昌弘・石川遼・松山英樹・金谷拓実プロに続く快挙となりました。
1打差4位で出た最終日は最終組の前組で日体大の一年先輩・河本力クン(21)と同組での
プレーでした。 男子も女子に刺激されてか、ようやく若い世代の活躍が目立って来たかな。
5バーディー、1ボギーの68と伸ばし、69で回った永野竜太郎プロと通算18アンダーで
首位に並びプレーオフに … が 1ホール目で決着をつけ ツアー初優勝を成し遂げました。
啓太クンは4月の「東建ホームメイトカップ」で二歳上の金谷拓実プロと優勝争いを繰り広げ、
自己最高の2位に入っています。また7月の「日本アマ選手権」でも初優勝しています。プロの
試合で、いつ勝っても不思議ではないと言われていましたが、永野竜太郎プロも脱帽でしたネ。
啓太クンは完全に松山英樹プロの後を追っているような躍進ぶりです。今年8月付けの
世界アマチュアランキングで松山英樹・金谷プロに続いて日本人三人目の1位になって、
アマチュア世界一の称号「マーク・マコーマックメダル」を授与されていますしネ。
<マーク・マコーマックメダル>
177センチで77キロの体型ですが、同じ世代と較べて立ち振る舞いの雰囲気が、ちょっと
違います。姿勢も堂々として 言葉は悪いですが、面構えが 凛としてスター性を感じます。
石川遼プロに負けないスタイリッシュなイケメン、プロになったら なお人気が出るでしょう。
埼玉県加須市出身、幼少期は自宅近くのゴルフ練習場が遊び場で、本格的に始めたのは
小学一年からだそう。 小学三年になると、石川遼プロを輩出した杉並学院の元ゴルフ部
監督・吉岡徹治氏(現代々木高ゴルフ部監督)主宰のジュニアアカデミーに参加しています。
吉岡徹治氏はアジアのジュニアゴルファーを育てるべき「アジア ジュニアゴルフ協会」の代表でもあり、
タイ国を初めとしたアジアの国々に合宿に行っており、啓太クンもたびたび訪タイしていましたネ。
ジュニア時代から数々の大会に出場していますが、飛躍を遂げたのは18歳の時にナショナル
チーム入りした頃からでしょう。同年1月「オーストラリア・アマチュア選手権」で優勝。また
ジャカルタでの「アジア大会」でも日本人男子として20年ぶりに金メダルを獲得しています。
<豪州アマチュア選手権で優勝>
今回の優勝でプロ転向の時期が取り沙汰されるでしょう。ですが、松山英樹プロがアマチュアで
マスターズでベストアマを獲得したように、アマチュアで「マスターズ」や「全英オープン」に
出場する意思が固いようです。 プロ転向は大学を卒業してからになりそうですネ。
でも、ようやく中島啓太クンの本格的な登場によって、男子プロの人気も高まりそうです。
松山英樹・石川遼プロに次ぐ、スターになることを期待しながら応援したく思います。
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