男女共、日本のゴルフツアーは若い力が躍動しています。昨日は 男子・女子とも
史上三人目という快挙をやってのけました。 若い選手の躍進は清々しいですネ。
女子ゴルフの日本一を決める「日本女子オープン」では、勝みなみプロ(24)が3位から
スタートしましたが、四つ伸ばし通算3アンダーとして逆転で大会連覇を果たしました。
これでツアー通算8勝目ですが、この大会での2連覇は、樋口久子さん、畑岡奈紗プロに
次ぐ史上三人目の快挙です。勝みなみプロも女子ゴルフの歴史に残る選手になりました。
3位には通算イーブンパーで、西村優菜(22)・山下美夢有(21)、吉田優利プロ(22)の
三人が入り、勝みなみプロを先頭に若い選手が、2位となった百戦錬磨のベテラン 申ジェ
選手(34)に 挑んでいる情景は、若い世代が、”ここまで来たか” と頼もしくも感じましたネ。
<ローアマを獲得した馬場咲希さん>
また、今年8月の「全米女子アマチュア選手権」で日本選手として37年ぶりに優勝した
17歳の高校二年生、馬場咲希さんはこの日、通算5オーバーとし、アマチュアでは
トップの11位で、初めての国内メジャーの大会を終えました。期待どうりの活躍でした。
男子では「バンテリン東海クラシック」で、首位に4打差の2位から出た飛ばし屋・
河本力プロ(22)が1イーグル、4バーディー、4ボギーの69とスコアを伸ばし、通算
13アンダーで8月の「Sansan・KBCオーガスタ」に続くツアー2勝目を逆転で飾りました。
ルーキーシーズンの複数回優勝は、85年以降では13年松山英樹プロ、昨年の金谷拓実プロに
続き三人目です。 首位から出た桂川有人プロ(23)は74と崩れ、通算12アンダーの2位に
終わりましたが、最後の最後まで優勝の行方が分からず、小気味好い面白い展開でした。
河本力プロ、今季のドライバーの平均飛距離はこの部門の2位に20ヤード差の326.41ヤードで
断トツでした。昨季の米国ツアー1位 C・チャンプの321.4ヤードをも上回る世界トップレベルの
飛距離を誇ります。久々に飛距離も断トツで勝てる選手が出て来ました。これも頼もしいです。
<河本力プロの飛距離は世界に通用するか>
彼は今季の目標を「ZOZOチャンピオンシップ出場」に定めて来たといいます。同大会には、
今週の「For The Players By The Players」終了時の賞金ランキング上位8人が出場権を獲得
できますが、17位だった順位を この勝利で6位に上げ、出場権資格に滑り込みました。
「ZOZOチャンピオンシップ」には、松山英樹プロ初め 世界基準のパワーの持ち主ら、錚々たる
メンバーがやって来ます。早くも世界と戦える場面到来です。我々ファンも楽しみになりました!
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